20万円以上50万円未満の価格帯では、前回に引き続きパイオニアのSACD/CDプレーヤー「PD-70AE」がベストワンに選出された。また今回は、第2位にプライマーの「CD35」、第3位にニュープライム「CDP-9」、さらに第4位にはロクサン「K3 CDP」と、海外製のCDプレーヤーも登場しており、選択肢の幅が広がった

 

第1位:パイオニア PD-70AE

¥280,000+税

画像: 第1位:パイオニア PD-70AE

 「CDは死んだ」という話を昨今あちこちで聞くけれど、どっこいまだまだ元気だ。とりわけ欧州と日本ではプレーヤーもソフトも、一時の規模こそ見られないものの、こだわりの品が生まれている。そんな象徴のように登場したのが本機。
 パイオニアとしても久方ぶりの開発だが、注目すべきは流行のUSBなどへの対応を見送った「一意専心」のディスク再生専用機であること。CD/SACDをしっかり味わうための、手の届く名品である。高い読み取り精度の重量級静音制振メカを中心に、アナログとデジタルを電源トランスから分離した音のための設計が施される。DACからアナログ出力までフルバランス構成が基本の、高いS/Nと生命感が魅力だ。(亀山)

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第2位:プライマー CD35

¥385,000+税

画像: 第2位:プライマー CD35

 プライマー最新のCDプレーヤーは、前作「CD32」同様にCD再生専用モデルとして登場。CDドライブメカが三洋製からティアック製に、DACチップがバーブラウンからESSテクノロジーの「ES9028PRO」に変更、基板上のシグナルバスも短縮されていっそう解像力の高いフレッシュな音に進化した。最後のCDプレーヤー(?)としても最高の1台。(和田)

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第3位:ニュープライム CDP-9

¥240,000+税

画像: 第3位:ニュープライム CDP-9

 現在考え得るすべての解像度のハイレゾファイルに対応するUSB DAC機能を有したニュープライムの最新CDプレーヤー。アルマイト仕上げのアルミ筐体の美しさが目を惹くが、そのサウンドも第一級。音楽を滋味深く味わわせてくれる浸透力のある音。サンプリングレートコンバーターの使い方で音場感が変化する面白さも本機ならでは。(山本)

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第4位:ロクサン K3 CDP

¥250,000+税

画像: 第4位:ロクサン K3 CDP

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第5位:デノン DCD-SX11

¥360,000+税

画像1: 第5位:デノン DCD-SX11

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画像2: 第5位:デノン DCD-SX11

 

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