同部門では、ピエガから登場した第2世代リボン型トゥイーターを搭載するPremiumシリーズ最新モデル「Premium 301」が初登場で見事ベストワンを獲得した。前回ベストワンのモニターオーディオの「Silver 300」も第2位と健闘をみせた。エラックの「BS312」は、長きにわたり同部門でランクインしていることからも実力の高さがうかがえる

 

第1位:ピエガ Premium 301

¥310,000(ペア)+税

画像: 第1位:ピエガ Premium 301

 わが国でも安定した人気を誇るスイス・ピエガの新しい主力シリーズ、Premiumの一角を成すバスレフ型コンパクト2ウェイ機。同社独自の上質なアルミ・エンクロージャーに14cmウーファーと最新のリボン型トゥイーター「LDR2642MKII」を載せている。

 同社のリボンは薄膜(フォイル)の上にフラットコイル(=ボイスコイル)を配したプリンテッドリボン型。ドーム状のダイアフラムが不要になることで振動系が軽くなり、高能率を維持したまま超高域再生が可能となる。その音はじつにスムーズで美しく、ウーファーとのつながりもきわめてよい。繊細で表情豊かな高域を印象づけながら、ひ弱さをいっさい感じさせない芯のしっかりした音を訴求する。(山本)

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第2位:モニターオーディオ Silver 300

¥335,000(ペア)+税

画像: 第2位:モニターオーディオ Silver 300

 モニターオーディオの主力となるSilverラインの3ウェイ・トールボーイタイプ。最高峰のPlatinumシリーズIIで導入した技術、ノウハウを生かしながら、エンクロージャー、ユニット、クロスオーバーに新機軸を投入している。全帯域に渡って表情が穏やか。堂々として、落ちつきのある聴かせ方はPlatinum譲り。(藤原)

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第3位:クリプトン KX-1

¥250,000(ペア)+税

画像: 第3位:クリプトン KX-1

 密閉型2ウェイという同社ブックシェルフ型の基本スタイルは本機でも共通だ。トゥイーターは35mmピュアシルクリングドーム型で、50kHzの超高域まで伸びている。クルトミューラーコーン採用による弾みのよい低音と、中高域から高域にかけてエネルギーが突出しすぎないウェルバランス、解像力の高さが本機の魅力だ。(和田)

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第4位:エラック BS312

¥270,000(ペア)+税

画像: 第4位:エラック BS312

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第4位:ソナス・ファベール Chameleon T

¥340,000(ペア)+税

画像1: 第4位:ソナス・ファベール Chameleon T

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画像2: 第4位:ソナス・ファベール Chameleon T

 

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