コードの「Hugo 2」がベストワンを獲得し、同社がヘッドホンアンプ2部門を制する結果となった。どちらもポータブル型でありながら、その音のよさが高く評価されている。本部門では高級価格帯の製品が対象となることもあり、第2位以下には据置型モデルが並ぶ。D/Aコンバーターを内蔵しているかどうかも選択のポイントになるだろう

 

第1位:コード Hugo 2

オープン価格 (実勢価格30万円前後)

画像: 第1位:コード Hugo 2

 コードのD/Aコンバーターは、汎用DACチップを使わずにFPGAに独自のデジタル変換アルゴリズムを格納、信号処理するのが特徴。ボリュウムや入力切替え、入力信号をインジケーターのカラー表示で区分している点もユニークだ。骨太でダイナミックな音が楽しめる。ポータブル機としても優秀だが、ホームオーディオで使用しても充分満足できるクォリティ。サードパーティーからキャリングケース等が出ているので、アウトドアではそれを活用したい。(小原)

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第2位:ゼンハイザー HDV 820

オープン価格 (実勢価格27万円前後)

画像: 第2位:ゼンハイザー HDV 820

 DSD 11.2MHzのネイティブ再生にも対応したゼンハイザーのDAC内蔵ヘッドホンアンプ。ヘッドホンファン注目の4.4mmバランス出力端子を搭載することも特筆される。従来機「HDVD 800」と比較すると、デジタル、アナログ部ともブラッシュアップされていることがよくわかる。情報量が多く、各帯域のスピード感が統一された完成度の高さが光る。(土方)

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第3位:ラックスマン P-750u

¥300,000+税

画像: 第3位:ラックスマン P-750u

 定番モデルとして人気のあった「P-700u」をさらにブラッシュアップしたラックスマン最上位モデル。独自の帰還回路「ODNF Ver.4.0」を搭載し、低インピーダンス化と高S/N化を実現。バランス駆動にも対応する。ヘッドホンの実力をしっかりと引き出す駆動力の高さ、情報量の多さは、リファレンスモデルの名にふさわしい。(鳥居)

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第3位:ヘッドアンプ GS-X Mk2

オープン価格 (実勢価格40万円前後)

画像: 第3位:ヘッドアンプ GS-X Mk2

 米国ヴァージニア発のヘッドホンアンプ専業メーカーが、ダイナミックおよび平面駆動型ヘッドホン駆動をターゲットとして開発した製品。フルバランスかつディスクリート構成のクラスAアナログアンプを搭載する。全帯域で密度が高く、ハイスピード。プリアウトを備え、単体プリアンプとしても使用可能という注目モデルだ。(土方)

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第5位:マイテックデジタル Brooklyn DAC+

オープン価格 (実勢価格27万円前後)

画像1: 第5位:マイテックデジタル Brooklyn DAC+

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画像2: 第5位:マイテックデジタル Brooklyn DAC+

 

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