【HiVi冬のベストバイ2018】ネットワークプレーヤー部門

ネットワークプレーヤー部門では、ハイレゾ音源などのデジタルファイルをネットワーク経由で再生するD/Aコンバーター内蔵機器を対象としている。前回までは50万円未満/以上で2部門に分けていたが、今期より両者を統合。ベストワンはカクテルオーディオの高級モデル、X45Proが獲得する結果となった

第1位：カクテルオーディオ X45Pro

¥800,000+税

　韓国カクテルオーディオの超多機能ハイレゾ再生プレーヤー。CDドライブ内蔵で、CD再生が可能というだけでまずは嬉しい。CDリッピングは当然可能で、加えてMM型対応のフォノイコライザーも搭載。アナログレコードを192kHz/24ビットのハイレゾでアーカイブできる。FMラジオのエアチェックもOK。DACにはESSテクノロジーのES9038PROを搭載し、徹底的に音質にこだわった。MQAとMQA CDのフルデコード再生も賢くこなす。(麻倉)

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第2位：パイオニア N-70AE

¥188,000＋税

PCなどを介さず、本体だけでいかに使い勝手よく音楽ファイル再生を行なうかと考えた時、本機のようなスタイルがひとつの完成型ではないのだろうか。そんな風に感じるネットワークプレーヤー。32ビット/8ch構成のES9016Sを8chパラレル駆動させ、XLR端子経由のバランス出力は、変換回路を経ないフルバランス構成だ。（小原）

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第3位：エソテリック N-05

￥570,000＋税

同社製品らしいクリアーかつソリッドな凛とした音を聴かせるネットワークオーディオプレーヤー。USBタイプB端子も装備し、11.2MHzのDSDファイルに対応する（ネットワーク再生時は5.6MHzまで）。使いやすい操作アプリに加え、roonやTIDAL、MQAなどネットワークオーディオ関連の最新フォーマットおよびストリーミングサービスへの対応にも注目。（山本）

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第4位：デノン DNP-2500NE

¥200,000＋税

デノンの中核ラインである2500シリーズのネットワークプレーヤー。剛性の高い筐体設計、大容量、低ノイズの電源回路、徹底したアースの管理と、最高峰のSXシリーズの技術、手法が積極的に採り入れられた意欲作で、溌剌とした小気味いいサウンドが清々しい。ヘッドホンアンプとしてのクォリティの高さにも注目したい。（藤原）

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第5位：スフォルツァート DSP-Vela

¥1,500,000＋税

超弩級電源部を別筐体とした2ピース構成だが理想を追求してマスタークロックは非搭載。結果、3筐体構成となる究極のネットワークプレーヤー。本体と電源部は共に15mm厚のアルミニウムから削り出された強固なボディに包まれる。専用クロックPMC-Piccolo（別売）と組み合わせた音は、静寂感と透明感、そして力強さが究極的に凄い。（和田）

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第5位：マークレビンソン No.519

¥2,150,000＋税

往年のオーディオファンを中心に絶大な支持を獲得するマークレビンソンが、最新のデジタルファイル再生にコミット。威風堂々としたフェイスに大型のディスプレイが備わり、そこに映し出されるアルバムアートが無形のデジタルソースに実体感を持たせる。帯域レンジ、ダイナミックレンジとも広く、本質的な音のよさがある。（土方）

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