【HiVi冬のベストバイ2018】ディスプレイ部門（2）〈液晶、51型以上60型以下〉

第1位：シャープ 8T-C60AX1

オープン価格(実勢価格75万円前後)

8K路線を迷いなく突き進むシャープから、新衛星放送開始のタイミングを捉えていよいよ8Kチューナー内蔵テレビAX1シリーズが登場。 80型と70型、そして60型が用意されるうち、新たな映像表現の可能性をもっとも濃密にわかりやすく訴求してくるのが、60型の当機だ。既存フォーマット信号のアップコンバート映像も魅力じゅうぶんな仕上がり。気になる8K&4K放送録画についても、別売のUSBハードディスクで抜かりなく対応する。(高津)

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第2位：東芝 55Z720X

オープン価格（実勢価格24万円前後）

新4K衛星放送用チューナー内蔵を始め、新開発の映像エンジン「レグザエンジンEvolution Pro」、明所コントラストを高めた新IPSパネル、重低音バズーカーウーファーの搭載と、映像にも音にもこだわった液晶レグザの最上位モデル。基礎体力の高さを感じる高精細な映像とパワフルな音で、地デジ放送から4K放送まで幅広く楽しめる。（鳥居）

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第3位：パナソニック TH-55FX750

オープン価格（実勢価格26万円前後）

IPSモデルではEXシリーズの高画質が知られているが、最新のFXシリーズはただ「転倒防止スタンド」を装備しただけではない。映像の部分ごとに画像処理する技を身につけて、バックライトエリア制御ともども「Wエリア制御」として安定した高画質を得ている。EXシリーズよりカラーマネジメント能力が向上している。（吉田）

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第4位：ソニー KJ-55X9000F

オープン価格（実勢価格25万円前後）

正面コントラストで有利なVAパネルに直下型バックライトを組み合わせ、液晶制御との合わせ技でローカルディミング、しっかりとしたハイコントラスト画質を訴求する。残像を低減する「X-Motion Clarity」の効果も明らか。液晶の弱点と利点を考え抜いてまとめ上げたソニー液晶テレビの主力機。そのC/Pの高さは特筆に値する。（山本）

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第5位：パナソニック TH-55EX850

オープン価格（実勢価格34万円前後）

音がよい。現行のテレビ製品では最高音と評しても過言ではない。ベルリン・フィルのトーンマイスターと共同で音質チューニングを行なった成果だ。ベルリン・フィルハーモニー（ホール）の特別室にて、デジタル・コンサートホール音源を試聴する機会を得た。テレビの音とは思えない低域の量感、解像感、クリアーさに驚いた。（麻倉）

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