【HiVi冬のベストバイ2018】プリメインアンプ部門（2）〈20万円以上40万円未満〉

第1位：ニュープライム IDA-16

¥290,000+税

　動作原理としてはD級なのだが、一般的なクラスDアンプと異なり、オー ディオ信号をPWM(パルス幅変調) 化する際に固定周波数の鋸（のこぎり）波を使用しないのが独自だ。この「アナログ・スイッチング」方式を磨き上げ、独得のサウンドが形成されてきた。まさに「デジタル」を忘れさせるキメの細かさと、粒立ち感が魅 力。チャーミングな艶があり、豊かな感情をたたえる。音楽の心と精神が、この音から発露している。(麻倉)

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第2位：ロクサン K3 INT

¥250,000＋税

英国ロクサンのエントリーラインK3シリーズの中核を成すプリメインアンプ。550VAのトロイダルトランスを積んだAB級増幅で140W＋140W（8Ω）の出力を誇る。RCAアンバランス入力×5のほかMM専用フォノ入力、Bluetooth入力、バイパス入力を装備する。伸びやかでしなやかな力感あふれる音調が好ましい。（山本）

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第3位：デノン PMA-2500NE

￥230,000＋税

デジタルソースが主流となり、単体ネットワークプレーヤーとディスクプレーヤーに特化したシリーズ製品の中で、アンプにDAC機能を内蔵させるというチャレンジングなコンセプトを打ち出したデノンの新世代プリメインアンプ。USB DAC再生はDSD 11.2MHz、PCM 384kHz/32ビットまでと、スペック面も申し分ない。（小原）

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第4位：テクニクス SU-G700

￥230,000＋税

アナログ表示のレベルメーターが独得な存在感を放つ、テクニクス流儀のコンテンポラリープリメイン。MM対応のフォノイコライザーやアナログライン入力も備えるが、これらはA/D変換して伝送される。デジタル入力にはむろんUSB（タイプB）もあって、出力段までフルデジタル伝送。ジッターを徹底低減した音のピュリティが圧巻だ。（高津）

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第4位：オーラ Spirit

￥280,000＋税

1990年代に鮮烈なデザインと傑出した駆動力で人気を博したVA-150のリメイクモデル。大型トロイダルトランスを本体中央に配置し、増幅素子には初代機VA40から変わらず日立製MOS-FETを投じている。その音はしなやかで、艶っぽい。全帯域に渡って質感があれず、聴き疲れしない。持ち前の駆動力も健在だ。（藤原）

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