【HiVi冬のベストバイ2018】ディスプレイ部門（3）〈液晶、61型以上〉

第1位：ソニー KJ-75Z9F

オープン価格(実勢価格90万円前後)

4K液晶ブラビアのフラッグシップ、Z9シリーズは今期、映像処理能力を約2倍に高めた新エンジン搭載のFタイプ2機種になった。75型はその上位モデル。 従来比、バックライト制御をすこし簡易化した代わりに、前面フィルターの光学的改善等で実効開口率を高め、視野角も大幅に拡大。新エンジンと併せ、いっそう鮮麗な高精細画質を実現した。 4Kチューナーは外付けのオプションだが、2系統仕様で裏番組のUSBハード ディスク保存にも対応。(高津)

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第2位：シャープ 8T-C70AX1

オープン価格（実勢価格100万円前後）

孤立無援で8Kに賭けてきたシャープの大戦略が実を結びつつある。時代はまさに8Kである。8KこそAVの理想であり、8Kを観たくないHiVi読者はいないだろう。60/70/80型をラインナップしているが、8Kのステータス、使いやすさを併せ持つ意味で、70型は適切なサイズだ。2Kのアップコンバートも繊細さが印象的。（麻倉）

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第3位：パナソニック TH-65FX780

オープン価格（実勢価格35万円前後）

視野角の広いIPSパネルを使いファミリーユースを想定。バックライトとエリアコントラストを巧みに制御し、これに「ヘキサクロマドライブ」を加えて色彩感豊かな映像表現を実現する。スピーカーは上位機EX850シリーズが両サイドに設置するのに対して、こちらはインビジブル。その点がいささか残念だ。（潮）

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第4位：ソニー KJ-65Z9F

オープン価格（実勢価格60万円前後）

VA液晶テレビの弱点のひとつである視野角を独自技術「X-Wide Angle」によって改善。新型映像エンジン「X1 Ultimate」による映像は緻密さが飛躍的に向上し、ノイズはよく抑えられている。特に地デジ放送のディテイル豊かな表現は見事なもの。「MASTER Series」の名にふさわしい液晶テレビの最高峰モデル。（鳥居）

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第5位：ソニー KJ-65X9000F

オープン価格（実勢価格37万円前後）

4K液晶の最高峰、Z9Fに続く上位モデル。液晶は汎用のVAタイプだが、パネル直下に配置されたLEDバックライトの部分駆動により液晶の残像感を抑え、なおかつ視野角を広げながら明るさとコントラスト（黒の再現性）を高次元で両立させている。ノンリニアに明るさを変えていることの副作用があまり気にならないのは立派。（藤原）

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