【HiVi冬のベストバイ2018】スピーカー部門（6）〈ペア100万円以上200万円未満〉

第1位：エステロン　YB system

¥1,900,000(ペア、マットブラック)+税

　ドイツの権威あるデザイン・アワー ド「red dot」を受賞した本機は、エストニアの専業メーカーが送り出した素敵なシルエットのスピーカーだ。見た目の印象に対して質量は軽く、大理石混合の高分子系複合材を鋳造した密閉エンクロージャーで構成されているのが特徴。ドライバーユニットは 欧州のサプライヤーから供給されたものだが、チューニングが実に巧みで、立体的な音場感再現と透明なステレオイメージが白眉だ。(小原)

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第2位：ピエガ Coax 511

￥1,450,000（ペア）＋税

スマートなアルミ製エンクロージャーに同軸構造のリボンユニットを組み込んだピエガCoaxシリーズのフロア型モデル。同軸リボン「C111」とダブルウーファーによる3ウェイ構成で、厚みのある中高音を持ち味にした骨格のしっかりとしたサウンドを奏でる。適度な柔らかさを感じさせる質感のいい低音が楽しい。（藤原）

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第3位：モニターオーディオ PL300II

¥1,600,000（ペア）＋税

新顔のPL500Ⅱを別格とすれば、当機PL300Ⅱがプラチナムシリーズの伝統を引き継ぐ代表作。トゥイーターがC-CAMリボンからプリーツ振動板のハイルドライバーに代わったことをはじめ、あらゆる細部を洗い直したと言っていい意欲満々の製品だ。タフにして鋭敏、豪快華麗で細密優雅なこのサウンドは、誇らかな英国の音の最先端。（高津）

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第4位：ヤマハ NS-5000

¥1,500,000（ペア）＋税

全振動板に新開発素材を採用した恩恵かどうかはわからないが、聴けば全音域で質感が揃った抜群なキレ味やスピード感に魅せられる。そして何よりの魅力は長い波長をグリップする30cm大口径ウーファーならではの低音再生。小口径複数使いとは少々質が違い、ぐっとボトム方向へ分厚くエクステンドする。さあ、専門店で聴かれたし！（亀山）

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第5位：ダイヤトーン DS-4NB70

¥1,200,000（ペア）＋税

三菱電機の久方振りの全力投球スピーカー。カーボンナノチューブ振動板を徹底的に使いこなした結果は、素晴らしい成果となった。スピード速い、減衰速い、剛性しっかりのモニター的な物理特性の優秀さと、音楽性の表出のどちらも濃い。ジャンルを問わず、それが持つ音楽的なコンセプト、方向性を巧みに表出する、高感動スピーカーだ。（麻倉）

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