第1位:クリプトン KX-0.5
¥185,000(ペア)+税
クリプトンのスピーカーの中ではコンパクトながら、サイズを感じさせな い表現力の豊かさがこのモデルの身 上。14cm口径のウーファーに伝統的なペーパーではなくカーボンポリプロピレンの振動板を与えている点が上位機とは異なるが、タフでキレがよく、空芯コイルを用いた歪みの少ないネッ トワークの恩恵もあり、しなやかなサ ウンドを奏でる。ピュアシルクのリングダイアフラムを採用したトゥイーターとのつながりも申し分ない。(潮)
第2位:ソナス・ファベール Sonetto I
¥198,000(ペア)+税
今季初登場の完全イタリアン・メイドとなったソナス・ファベールのエントリーライン。本機はその末弟となるボトムポートの小型2ウェイ・バスレフ型だ。同社ならではのソノリティ豊かな音調と、ウォームなミッドレンジでヴォーカルを艶やかに聴かせる。そのなめらかなサウンドは映画再生でも本領を発揮するはず。(山本)
第3位:エラック Debut F5.2
¥125,000(ペア)+税
Debutシリーズが2代目に進化。3ウェイ4スピーカー・フロアスタンティングタイプの本機は、25mmソフトドームトゥイーターと135mmウーファー3基を搭載。一番上の135mmドライバーはミッドバスとして機能して、下の2基が90Hz以下の帯域でサブウーファー的に機能する。たいそう軽快、かつフルレンジのような一体感のある音。(和田)
第4位:モニターオーディオ Silver 50
¥130,000(ペア)+税
モニターオーディオの屋台骨を支えるSilverラインの末っ子。コンパクトな2ウェイ・ブックシェルフ型だが、従来からの流儀通り、ウーファー、トゥイーターともC-CAMというセラミックコーティングのアルミ/マグネシウム合金振動板を採用しているのがキーポイントだ。小口径とは思えないヴィヴィッドな反応をみせる。(小原)
第4位:ピエガ TMicro 40 AMT
¥135,000(ペア)+税
洗練されたデザインと、開放感に富んだサウンドで支持を得ているTMicroの2ウェイ・ブックシェルフ。ひだ状に折り畳まれた軽量のダイアフラムと、強力なネオジウム磁気回路からなるAMTトゥイーターは過度応答に優れ、ピストンモーション領域も広い。実際、生々しい空気感、ニュアンス豊かな表現はAMTの賜だ。(藤原)
第4位:KEF Q950
¥199,000(ペア)+税
迫力やスケール感において競合はない。そう言い切りたいほどの魅力を放つ。ユニット構成が独得で、ダイヤフラムはすべてアルミ、20cmコーン+38mmドームの同軸2ウェイを核に1基の同径ウーファー、2基の同径パッシブラジエーターを搭載。制動力に富むアンプを組み合わせたていねいな設置で、怒涛の映画再生が楽しめよう。(亀山)
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