ワイヤレスイヤホン/ヘッドホン部門ではすべてのワイヤレスモデルを扱う。このため、ノイズキャンセリング機能の有無などは製品によってまったく異なることに注意していただきたい。共通して評価されているのは、 それぞれの型式においての音のよさ。それをないがしろにしているモデルは、推挙されていないと考えていいだろう
第1位:ベイヤーダイナミック Amiron Wireless JP
オープン価格(実勢価格8万円前後)
独自のテスラドライバーを採用したAmiron HomeをベースにBluetooth対応としたワイヤレスモデル。高音質コーデックのaptX HD対応、タッチパッドによる再生操作の採用が特徴的だ。スマホアプリ「MIY」による音質の最適化も行なえるなど機能性にも優れる。キレ味鋭くパワフルな低音と、ワイヤレスらしからぬ解像感の高さのおかげで、俊敏で生き生きとした音楽を楽しめる。伸びのあるヴォーカルと艶のある音色も魅力。(鳥居)
第2位:JBL EVEREST 710GA
オープン価格(実勢価格2万4,800円前後)
JBL初の「Google Assistant」対応のワイヤレスヘッドホン。40mm径ダイナミックドライバーを搭載した本格派で、ワイドレンジ再生を追求する。BluetoothのコーデックはSBC対応限定だが、帯域バランスは癖のないピラミッド型。低音の反応、キレ味にもう少し鋭さが欲しいところだが、奇をてらうことのない正攻法のサウンドは評価できる。(藤原)
第2位:ソニー WH-1000XM3
オープン価格(実勢価格4万円前後)
操作性や装着感はもはや完成の域に達していると感じさせる、ノイズキャンセリング機能付きワイヤレスヘッドホン。従来機と外観上の違いがないようにも映るが、外部騒音の取込穴や部材の面取りなど、微妙な相違点がある。広々とした立体感と生々しい臨場感は、ノイズキャンセル機能を個人差に合わせるNCオプティマイザーの賜物だろう。この種のリファレンス的存在だ。(小原)
第4位:マーシャル MAJOR III Bluetooth
¥16,880+税
クラシックな外観が個性的なMAJORシリーズの最新版で、Bluetooth内蔵のワイヤレスタイプ。コーデックはaptXにも対応する。側圧はほどほどで、イヤーパッドも柔らかくなったことで装着感は良好。長時間使っても耳が痛くなりにくくなった。パワフルな低音がよく弾み、グルーヴ感豊かな音が楽しめる。(鳥居)
第5位:BOSE QuietComfort 35 II
¥37,000+税
アクティブ型ノイズキャンセリング技術のオリジネーターBOSEがリリースする「Google Assistant」対応のワイヤレスヘッドホン。スマホと接続して音声対話することが可能で、ノイズキャンセリングとの相性も抜群だ。ワイヤレスヘッドホンの未来のスタイルを提示するような、先進性溢れるモデル。(土方)
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