執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2020】ポータブルデジタルオーディオプレーヤー部門(2)〈10万円以上〉
第1位:アステル&ケルン A&futura SE200
オープン価格(実勢価格23万9,980円前後)
2種類の異なるDACがひとつの筐体内に搭載される同社初の「マルチDAC」モデル。ESSテクノロジーのES9068ASを左右チャンネル独立で、もうひとつは旭化成エレクトロニクスAK4499EQをシングル構成で搭載する。DAC特性に合わせて、2種類の独立したアンプ回路を内蔵するなど、欲張りなファンには嬉しい構成である。(土方)
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第1位:フィーオ M15
オープン価格(実勢価格15万円前後)
DACチップにAK4499EQを左右独立で搭載するのをはじめ、...
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【HiVi冬のベストバイ2020】ポータブルデジタルオーディオプレーヤー部門(1)〈10万円未満〉
この部門の価格分けはふたつ。前回に引き続きアステル&ケルンのモデルが多くランクインしており、特にハイエンドクラスは圧倒的な評価を受けている。その後をソニーのウォークマンシリーズや、フィーオ、シャンリンなど中国のメーカーが追いかけている
第1位:アステル&ケルン A&norma SR25
オープン価格(実勢価格9万4,980円前後)
傾斜させたディスプレイがなかなか斬新なデザインのポータブルDAP。いかにもアステル&ケルン的なスタンダードラインのプロダクトだ。内蔵DACチップはシーラスロジック製で、PCM384kHz/32ビット、DSD11.2MHzファイルの再生に対応。同社史上最長となる...
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【HiVi冬のベストバイ2020】ヘッドホンアンプ部門(2)〈20万円以上〉
第1位:ベンチマーク HPA4
オープン価格(実勢価格39万8,000円前後)
THX社が提供するオーディオアンプ用技術、THX-AAAを採用した先進的なヘッドホンアンプ。THX-AAAにはいくつかバリエーションがあるが、本機に実装された「THX-888」は最上位グレード。歪み性能では群を抜く。そのサウンドは緻密でしなやか。音楽の本質を色づけせず、あるがままに、スマートに描き出す感じ。この品位感は魅力だ。(藤原)
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第2位:コード Hugo TT 2
¥640,000+税
独自の「パルスアレイDAC」方式を採る小型高性能ヘッドホンアンプ、Hugoシリー...
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【HiVi冬のベストバイ2020】ワイヤレスヘッドホン部門
ワイヤレスにおいても、音質面の優位性はイヤホンよりもヘッドホンに軍配が上がる。そして、今回の上位はほぼすべてにアクティブノイズキャンセル機能が備わり、その性能込みでの評価となった。サウンドとノイキャン両方の追求が今後必須になるだろう
第1位:ソニー WH-1000XM4
オープン価格(実勢価格4万円前後)
ソニーのオーバーヘッド型ワイヤレスヘッドホンの第4世代機。ノイズキャンセルはさらに高機能化し、さまざまな場所に合わせてリアルタイムで最適なノイズ低減を行なう。違和感のない静けさは実に上質だ。音も自然な感触で、適度に厚みのある中低域がオーケストラのスケール感を豊かに再現。ヴォーカルもニュ...
執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2020】ヘッドホン部門(2)〈5万円以上10万円未満〉
第1位:クロスゾーン CZ-10
¥90,000+税
電気的な処理ではなく、完全にアコースティックな手法によって、ヘッドホン再生特有の頭内定位の問題解消に取り組むクロスゾーンの第2弾製品。初代機のCZ-1に比べると劇的に小さく軽くなり、価格も半分以下に抑えられて、屋外でも使えるCZヘッドホンが欲しい、という要望に見事に応えてみせた。音の骨格を明確に描き出し、中低域が躊躇なく気持ちよく吹き上がる。スピーカー再生に通じる自然な定位、拡がりは唯一無二のもの。(藤原)
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第2位:デノン AH-D5200
オープン価格(実勢価格6万円前後)
上位機から継承したフ...
執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2020】ヘッドホン部門(1)〈5万円未満〉
ヘッドホン部門もイヤホンと同様、有線タイプを対象とし、価格帯も3つに分類している。5万円未満、および5万円以上10万円未満ではアウトドア向けのコンパクトなタイプやスタジオモニターが目立つ。いっぽう10万円以上となると、先端技術&物量投入型のインユースタイプが多くなる傾向だ
第1位:グラド The Hemp Headphone
¥45,000+税
コアなファンから愛されるグラドは時々限定モデルを発売してヘッドホン界隈を盛り上げる。本機もそんなモデルのひとつ。高密度に圧縮された麻とメイプルによるウッドハウジングは、美しい外観と艶やかな音色を音楽に与えてくれる。ビートのきいたジャズやロックにも...
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【HiVi冬のベストバイ2020】D/Aコンバーター部門(2)〈20万円以上60万円未満〉
第1位:マイテックデジタル BROOKLYN DAC+
オープン価格(実勢価格24万9,800円前後)
D/Aコンバーターはハイレゾを中心としたデジタルデータ再生の花形的な存在であるが、同社の製品はそれらを探究するオーディオファイルの定番モデルとして知られている。本モデルは同社の中でミドルクラスに位置しているが、DACチップES9028PROの使いこなしや、ジッター対策も充実しており、クセがなくリファレンスとして使用できる安定した音質が魅力。ヘッドホンアンプ部の能力も高い。(土方)
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第2位:エクササウンド e32
¥494,000+税
サイズと外観か...
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【HiVi冬のベストバイ2020】AVセンター部門(2)〈6万円以上10万円未満〉
第1位:デノンAVR-X2700H
¥90,000+税
デノンのエントリークラスを支える手堅くまとめられたAVセンター。ドルビーアトモスをはじめとするオブジェクトオーディオ規格のデコードに対応し、上位機のエッセンスを受け継ぎディスクリートで構成された7chのパワーアンプがバランスに優れたサウンドを再現する。UHDブルーレイのHDR10+やドルビービジョンだけでなく8K映像信号のパススルーも可能な映像回路を搭載して、AVシステムの司令塔としての役割を果たしている。(潮)
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第2位:マランツ NR1711
¥90,000+税
各社のスリムデザインAVセンタ...
執筆陣
【HiVi冬のベストバイ2020】AVセンター部門(1)〈6万円未満〉
新型コロナウイルスの影響もあり、AVセンター部門は一時停滞していたものの、デノン、マランツから2020年モデルがリリースされ、いずれも高い評価を得る結果となった。さらにストームオーディオからは機能を充実させた新モデル(詳細は144ページ)が登場し、シーンを盛り上げる
第1位:デノンAVR-X1600H
¥59,500+税
7.1chからドルビーアトモス&DTS:Xの5.1.2構成まで対応可能、かつHDR映像信号のパススルー対応も備えた充実の機能が自慢の本格サラウンドアンプ入門機である。しかし何よりの自慢は音の芯を明確にした小気味よい音像感の描写力。明瞭なセリフ描写も鮮明な効果音も価格以上...
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【HiVi冬のベストバイ2020】カメラレコーダー
社会状況と相まって、映像コンテンツ制作用のビデオカメラの需要が高まっているという。そうした中でベストワンに選出されたのは、4K/60pの撮影も手軽に行なえるパナソニックHC-X1500。ディレクター、つまりプロカメラマンでないユーザーに使いやすさを訴求し、人気を博している
第1位:パナソニックHC-X1500
オープン価格(実勢価格20万円前後)
4K/60pの10ビット撮影に対応した待望の家庭用カメラレコーダー。いち早く4K/60p撮影に対応したHC-X1000に比べ約60%もの小型化を果たし、約5時間20分(200Mbps設定時)の連続長時間撮影を実現している。光学24倍ズームのライ...
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【HiVi冬のベストバイ2020】ビデオレコーダー部門
オリンピックは延期されたものの、パナソニックからは例年通り秋モデルDMR-4T401が発表され、ベストワンを獲得。BS4K放送のためのチューナーを3基搭載するという、順当な進化を遂げている。4K放送の“全録”可能なDMR-4X1000とニーズに応じて選び分けられる嬉しいラインナップ拡充だ
第1位:パナソニックDMR-4T401
オープン価格(実勢価格14万円前後)
4TバイトのHDDを内蔵し、4Kチューナーを3基搭載したパナソニックBDレコーダーの今秋のトップモデル。NetflixやAamzonプライム・ビデオなど4K HDR対応のVODサービスが楽しめ、ネット動画非対応テレビをお使いの...