主にSACD/CDプレーヤーを対象とするのがディスクプレーヤー部門。USB DAC 機能を搭載したモデルなども増えており、ハイレゾ時代におけるその役割はディスク 再生にとどまらないものとなっている。しかし、部門1で初登場ベストワンを獲得し たオーラvivid Premium Blackはシンプルな単体CDプレーヤーとなっている
第1位：オーラ vivid Premium Black
¥150,000+税
Auraブランド30周年を記念したCDプレーヤーとプリメインアンプが誕生。シンプル&ミニマルの精神を継承し、 原点回帰を謳うプレミアムなプロダクションである。両機ともパネル仕上げは初代機の黒ヘアラインを復活させた。本機CDプレーヤーは、当時のコンセプトと同様、CD専用機として設計されている。Wima製コンデンサーなど使用パーツの厳選やバランス出力装備も特徴。スカッとヌケのよさが支える躍動感が魅力的である。(亀山)
第1位：デノン DCD-2500NE
¥180,000+税
デノンの高音質技術の粋を集めた SACD/CDプレーヤー。同社オリジナルメカを搭載、USB端子は装備せずにディスク再生に特化した設計が採られ ている(データディスクに焼いたPCM/ DSDハイレゾファイルの再生は可能)。中低域の充実したデノン・トーンを守りながら音楽の細部をおろそかにせず、 ピアニシモを精妙に描く本格派の音を 聴かせる。SACD/CDの豊富なコレク ションをお持ちのベテラン音楽ファン に絶対お勧めのハイC/P機。(山本)
第3位：デノン DCD-1600NE
¥120,000＋税
兄貴分DCD-2500NEとの価格差は6万円。その違いは電源部の構成とメカニズムの固定方法など。D/Aコンバーター周りを含めた心臓部やメカニズム自体は同一で、コストパフォーマンスは本機に軍配が上がると私は見ている。どっしりと構えたような安定感の高さは、ディスク再生をまだまだ重視したいファンにこそ使ってほしい。（小原）
第4位：ニュープライム CDT-8
¥120,000＋税
ハイスペックのD/Aコンバーターや、デジタル入力を備えるプリメインアンプ、AVセンターをお使いの方は、ぜひ本CDトランスポートの購入をお薦めしたい。オゥヴィックU-150というクラスDプリメインアンプのDAC部に入力して聴いた音は、倍の価格のCDプレーヤーと比べてもいっそうワイドレンジで、実体感、透明感がアップした。（和田）
第4位：テクニクス SL-C700
¥128,000＋税
USB DAC機能をもたず、SACD再生さえオミットしたコンベンショナルCD専用機。等倍速のCD専用メカと専用ピックアップをはじめ、デジタル/アナログ独立電源やL/R別建てのDAC回路その他、堅実に徹した念入りな設計だ。リマスターと呼ばれるアップコンバート機能も、時代の変遷をしみじみ実感させる貴重な異色作。（高津）
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