第1位:オクターブ V80SE
¥1,580,000+税
オクターブ製プリメインアンプの最高峰モデル。優美な曲線が目を惹くハイパワー管KT150を5極管接続でプッシュプル動作させ、120W+120W(ハイゲインモード)出力をギャランティしている。管球式アンプとして驚くべき高SN比を実現、最新録音のハイレゾファイルの魅力を明らかにしながら、管球アンプならではと思えるし なやかな低音を奏でる。オプションのフォノモジュールの音質がすばらしいことも付記しておきたい。(山本)
第2位:プライマー I35
¥480,000+税
シンプルにいい音を提供する、というスカンジナビアの理想的なスタイルを追求したプリメインアンプだ。スイッチング電源によるクラスDアンプ方式を採用。インピーダンス変動対策は万全で、スピーカーの選り好みは少ない。サウンドは自然体の穏やかな仕上がり。アップテンポのリズムにも小気味よく反応し、響きの質も高い。(藤原)
第2位:オゥヴィック U-150
¥1,550,000+税
デンマークの新進ブランドからリリースされた本機は、大きな表示で視認性に優れたドットマトリクスディスプレイのデザインが印象的。別売のDACモジュールとPHONOモジュールがビルトインできる点も特徴だ。立体的で奥行が深いサウンドステージ。しっかりとした実体感でスピーカーの存在感が消える。要注目モデルだ。(小原)
第4位:リン MAJIK DSM/3
¥450,000+税
一見してこれまでと同じMAJIK DSMだが、背面を見るとしっかりEXAKT LINKがついている。さらにクロックシステムとDACセクションも新しくなって、音はグンとフレッシュさを増し、特に低域の弾みのよさと高域の透明感は一聴してすぐわかる違いだ。プリアンプ機能も優れているので、お買い得感はきわめて高いと思う。(和田)
第5位:アキュフェーズ E-650
¥730,000+税
プリメイン型はセパレートアンプよりも格下、などと言われたのは過去の話。近年は一体型の長所を積極的に活かしたものすごい高性能機がぼつぼつ出現している。その代表格が当機で、生命感に満ちた実にフレッシュな音質。わずか30W×2(8Ω)の定格出力だが、A級動作でなめらか。1Ω負荷時のミュージックパワー150W/chをうたう。(高津)
第5位:ラックスマン L-509X
¥780,000+税
AB級で動作するラックスマンの最上位プリメインアンプ。独自の負帰還技術と音質の劣化を抑えた電子制御のアッテネーターを採用し、ハイグレードなパーツをふんだんに使うことで、歪みの抑制とS/Nを高めることに成功している。力強さとしなやかさを併せ持つサウンドを聴かせ、同社の大きな自信がうかがえる。(潮)
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