アザーコンポーネンツ部門は、ベストバイの企画中でどこの分類にも属さない製品を対象にしている。昨今のアナログ人気を反映し、ベストワンにテクニクス「SL-1000R」、第2位にはロクサン「Radius7+NIMA」と、レコードプレーヤーが上位に選ばれている。第5位のエラック「AM200」はPCM 192kHz/24bit対応のアクティブスピーカー

 

第1位:レコードプレーヤー テクニクス SL-1000R

¥1,600,000+税(受注生産)

画像: 第1位:レコードプレーヤー テクニクス SL-1000R

 受注生産であり価格も驚きの160万円だが、音を聴いてしまうとそれも大いに納得のウルトラハイエンドモデル。重量約40kgは伊達ではなく、同時発売のターンテーブル「SP-10R」(18.2kg)をウッドケースに入れてもこのストイックでハイスピードな音にはならない。

 ミントコンディションのレコードをかけた場合、CDやハイレゾと同等のワイドレンジ感、S/N、透明感があり、かつCDやハイレゾよりも生理的に心地よい音が飛び出す。別筐体の電源部には5段階のトルク調整機能があり、この超絶サウンドはトルク5で得られるが、トルクを3まで下げると、少し温厚なサウンドになって、古くからのアナログファンはこちらの音にホッとするかもしれない。(和田)

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第2位:レコードプレーヤー+トーンアーム ロクサン Radius7+NIMA

¥360,000+税

画像: 第2位:レコードプレーヤー+トーンアーム ロクサン Radius7+NIMA

 モーターとターンテーブル部の「Radius7」に、トーンアームの「NIMA」を組み合わせたレコードプレーヤーシステム。高精度、シンプル、独創的造形意匠が鮮烈な、英国ロクサンが久方ぶりの日本上陸である。ガラス仕上げと銘打つほどの高い透明度を誇るアクリルも健在で、細部を一新しての提案。じっくり眺め、聴いてほしい逸品だ。(亀山)

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第3位:USB DAC内蔵 アクティブスピーカー クリプトン KS-9 Multi

¥280,000(ペア)+税

画像: 第3位:USB DAC内蔵 アクティブスピーカー クリプトン KS-9 Multi

 ハイレゾをハード・ソフト両面から探求してきたクリプトンのDAC内蔵アクティブスピーカー。設計を担当したのは名機ビクター「SX-3」を生み出した伝説的な設計者、渡邉勝氏だ。XMOSとFPGAの各デジタル素子、さらにフルデジタルアンプを搭載した先進性溢れるスピーカーで、サイズからは想像できないスケール感と情報量を持つ。(土方)

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第3位:USB DAC内蔵 アクティブスピーカー イクリプス TD-M1

オープン価格 (実勢価格8万円前後、ペア)

画像: 第3位:USB DAC内蔵 アクティブスピーカー イクリプス TD-M1

 8cm口径のフルレンジユニット搭載の卵形エンクロージャーに、Wi-FiおよびUSB DAC、高効率デジタルアンプを内蔵したアクティブスピーカー。ユニットが「グランド・アンカー」を足場として3点でフローティング設置される構造を採用し、正確な音の再現を追求。良好な定位と反応のいい生き生きとした音は絶品。(鳥居)

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第5位:アクティブスピーカー エラック AM200

¥200,000(ペア)+税

画像1: 第5位:アクティブスピーカー エラック AM200

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画像2: 第5位:アクティブスピーカー エラック AM200

 

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スピーカー部門(5)〈ペア70万円以上100万円未満〉
スピーカー部門(6)〈ペア100万円以上200万円未満〉
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