アザーコンポーネンツ部門 第2位
ヴェクロス SSB-380S

オープン価格(ペア、実勢価格15万円前後)

画像1: アザーコンポーネンツ部門 第2位 ヴェクロス SSB-380S
画像2: アザーコンポーネンツ部門 第2位 ヴェクロス SSB-380S

ココがスゴイ!!

ミニチュア的リアリズムの極致。ヘッドホンアンプも独立搭載(小原)

定位の明瞭さと音場感が優秀。近接配置用スピーカーの逸品(吉田)

 

画像1: 【HiVi冬のベストバイ2018 Special Site】アザーコンポーネンツ部門 第2位 ヴェクロス SSB-380S

 
小原由夫

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亀山信夫

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高津修

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鳥居一豊

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土方久明

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藤原陽祐

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吉田伊織

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推薦者のコメント

小原由夫
ヴェクロス SSB-380Sはココがスゴイ!

画像1: 推薦者のコメント

ヴェクロスは、サーモスが展開するハイファイオーディオ・ブランド。本機の他にイヤホンやヘッドホンが製品化されているが、いずれも魔法びん製造で培った真空技術を採り入れているのが特徴。このSSB-380Sは、筒型のステンレス製エンクロージャーを真空の二重構造とすることで軽さと剛性を両立させ、共振の低減に成功したデスクトップ型スピーカー。すなわち、二重の隙間を真空とすることで驚異的なダンピング効果を実現しているのである。アンプは高効率のDクラス方式で、デジタル入力の対応フォーマットも、こんにちの水準を楽々クリアー。ヘッドホンアンプも独立搭載する。

その立体的な音場感は、盆栽的というか、ミニチュア的リアリズムの極致という印象だ。5度刻み最大45度までのスピーカーの仰角調整で、リスニングポジションの最適な高さを追い込むといいだろう。このデスクトップ型で実現した技術が、将来の大型スピーカーに応用されることを個人的には期待したい。

 

画像8: 【HiVi冬のベストバイ2018 Special Site】アザーコンポーネンツ部門 第2位 ヴェクロス SSB-380S

本機の使い方は主に次のふたつ。ひとつが、パソコンとUSBケーブルでつなぎ、内蔵のハイレゾ対応USB DACを活用してアンプ一体型パソコン用スピーカーとして使う方法(写真)。もうひとつが、Bluetoothにてスマホやタブレット等からの音源をワイヤレス接続する方法だ。なお、ヘッドホンアンプも独立した回路を搭載しており、ヘッドホンリスニング時にも高性能DACが利用できる

 

吉田伊織
ヴェクロス SSB-380Sはココがスゴイ!

画像2: 推薦者のコメント

魔法びんメーカーであるサーモスのデスクトップ型オーディオシステム。デジタル信号専用の設計であり、無線系はBluetooth、有線系はUSBタイプB端子を使う。二重構造の真空円筒エンクロージャーは外殻が無共振になっている。背面にはベル状に広がったバスレフポートが開口。フルレンジユニットは52mm径アルミニウム振動板仕様。大口径センタードームと初動感度の高いロールエッジとスパイダーサスペンションにより微小レベルの応答性と広い指向性を企図している。

実際の音は点音源による定位の明瞭さと三次元的な音場感が優秀。しかも精妙な表情をよく再現しつつ力点、打点の明瞭な瞬発力も備えている。映画の音にしても、声の実体感を保ちつつ芝居らしい声音を再現できる。近接配置(※)を想定しているのだが、だからこそ直接音と差成分の描き分けが得意なことに留意したい。BGM風にもジオラマ風にも音模様を展開できる逸品なのである。

※筆者註
”近接配置だからこそ”というのは、近距離配置により差成分の打ち消し、拡散描写が明瞭になるから。音響空間にてマトリックス演算するようなもの。古くは長岡鉄男式マトリックススピーカー、近くはテクニクスのLCR三点スピーカーSC-C50など。あるいは、以前、東京電機大学の創業プロジェクトで、携帯電話の横幅で驚くほどサラウンド感をもたらす方式があったけれど、それも同じ。LRの音源を近接させた方が相互の影響が強くなるので、打ち消し、両耳効果の演算が効果的になるわけだ。本機においても、開き角や距離次第でそうした演出が可能になる。  

 

画像9: 【HiVi冬のベストバイ2018 Special Site】アザーコンポーネンツ部門 第2位 ヴェクロス SSB-380S

右側スピーカー内部にハイレゾ対応DAC基板やアンプ回路、ヘッドホンアンプ回路が備わっている。円筒部分に、魔法びん製造で培った「真空エンクロージャー」技術が使われている

 

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