パワーアンプ部門(2)では、長らく人気を集めていたアキュフェーズ「P-6100」とプライマー「A30.7」が生産終了となり、ランキングも大きく変動した。ベストワンのリン「AKURATE2200/1」は引き続き支持を集めているが、第2位以下は評価が固まっていない印象もある。今後の展開が楽しみだ

 

第1位:リン AKURATE 2200/1

¥550,000+税

画像: 第1位:リン AKURATE 2200/1

 同社パワーアンプを特徴づける「CHAKRA(チャクラ)テクノロジー」を採用した、とても使いやすいステレオパワーアンプ。CHAKRAというのは、出力段に用いられるパワーICとバイポーラトランジスターを適応的に動作させる(ハイパワー再生時にバイポーラをブースター的に使う)技術で、同社開発の高S/Nを特長とするスイッチング電源を組み合わせてキレのよさとコクのある音質を両立させている。

 バイポーラトランジスターを増やせば増やすほど出力が増していく合理的な設計で、型番数字の頭がチャンネル数、その後ろの3ケタが出力表示となる。本機のほか3ch/4chヴァージョンがある。AVセンターの音質強化用、マルチアンプ駆動用として恰好の存在だ。(山本)

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第2位:パス XA30.8

¥900,000+税

画像: 第2位:パス XA30.8

 パスがA級増幅のパワーアンプとして送り出す本シリーズ中、唯一のステレオ機。出力は30W×2だがドライブ能力は高く、エネルギー感に溢れる。電源の平滑コンデンサーの容量を3倍に増やして供給能力を高め、さらに出力素子を2倍にすることで、小出力時だけでなくハイパワー時での歪の低減にも取り組んでいる。(潮)

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第3位:アキュフェーズ A-47

¥630,000+税

画像: 第3位:アキュフェーズ A-47

 8Ω負荷時の定格出力45W×2。その時の公称消費電力が280W。省エネ時代の模範生にはとてもなり得ない、とはいえ、使ってみれば音質という言葉の意味の深さにしみじみ納得。少しばかり贅沢な純A級動作のパワーアンプである。外来ノイズに影響されにくいフルバランス伝送。AVシステムのフロントチャンネルにも恰好の逸品だ。(高津)

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第3位:エソテリック S-03

¥950,000+税

画像: 第3位:エソテリック S-03

 エソテリックの音は変わった。従来の高解像度、ハイシャープネスを追求する路線から、音楽そのものの本質を深く耕す方向へ……。質感が際立って高く、音と音の間の余韻に美があるのが、今のエソテリックの音、つまり本アンプの音だ。音楽の複雑なテクスチャーも明瞭に再現されるのである。(麻倉)

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第3位:オーロラサウンド PADA

¥980,000+税

画像1: 第3位:オーロラサウンド PADA

 テレフンケン「EL34」をパラレルプッシュプル接続として43W×2の大出力を得ている。入力段をディスクリートトランジスター構成としたハイブリッド型ゆえか、S/Nや歪率もきわめて優秀。加えて5極管のパラプッシュ構成とは思えない清澄な音は、ルンダール製高品質出力トランスとチョークコイルをケースに入れず裸で使っているせいもあるかと。(和田)

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画像2: 第3位:オーロラサウンド PADA

 

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