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オーロラサウンド、小型でスタイリッシュなMCカートリッジステップアップトランス「AFE-12」を10月1日に発売
オーロラサウンドから、MCカートリッジ用のステップアップトランスの新製品「AFE-12」が、10月1日に発売される。価格は¥77,000(税別)。
AFE-12は、6月に開催されたOTOTEN2023の同社ブースにて参考展示されていた製品で、スウェーデン・ルンダール製のMCトランスを採用することで、色付けのない、カートリッジの特徴をそのまま活かすクリアなサウンドが特徴になるという。
また、組み合わせるMCカートリッジの内部インピーダンスに合わせて、インピーダンスの切り替え(3段階)ができるのも特徴となる。
Low 0.7Ω~10Ω
Mid 11Ω~30Ω
High 31Ω~100Ω
その...
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【OTOTEN2023リポート】ガラス棟4F/アイ・オー・データ機器、オーディオテクニカ、日本音楽スタジオ協会、日本オーディオ協会、エービーシー、オーロラサウンド、金井製作所、DVAS、ハマダ(GLANZ)
アイ・オー・データ機器 G403
アイ・オー・データ機器では、ネットワークオーディオサーバー「Soundgenic」の新製品となる「Soundgenic Plus」と、fidataブランドの新製品「AS2」の展示が眼目で、実機を使って力の入った試聴デモンストレーションを実施していた。Soundgenic Plusは、ハイレゾのストリーミングミュージックサービスに対応したことが大きな進化点。Bluetooth入力(専用レシーバー付属)に対応したり、DAC機能を内蔵したUSB→RCAケーブルが付属するなど、使い勝手も向上させている。一方のAS2はようやく今夏の発売が決まったようで、Roon ...
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欧州でヒットする半導体式フォノEQが進化。高解像感で腰の据わった堂々たる音が聴ける オーロラサウンド VIDA MkⅡ
オーロラサウンドの製品は日本国内はもとより、海外(特に欧州方面)でも人気が高い。ここで紹介するヴィーダ・マーク2は、オーロラサウンドではエントリー機となるヴィーダ・プリマの上位機、型名にMkⅡが付くようにヴィーダの改良ヴァージョンだ。LCR型RIAAイコライザー回路はオリジナルを継承しながら、最上位モデルのヴィーダ・スープリームと同じ増幅回路を奢ることで、確かな音質向上を実現している。
LCR型イコライザーでは、スウェーデンのルンダール・トランスフォーマーズ社が製造する1.9Hと0.18Hのインダクタ(L=コイル)を左右独立で採用。これらはオーロラサウンドのロゴが印刷されたカスタムメイド...
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MM型から最適な特性を引き出すアイテムと、フォノEQ経由でデジタル音源を愉しむ機器。 オーロラサウンド AFE10,AFE11
オーロラサウンドから、MMエキスパンダーのAFE10とRIAAコンバーターのAFE10という趣味性の高い機器が発売された。本誌試聴室で試してみたのだが、なかなか面白く有意義な製品だったので紹介したい。
MMエキスパンダーのAFE10は、アンプのMM型フォノ入力とフォノカートリッジの間に挿入する機器だ。主宰者の唐木志延夫氏によれば、47kΩ負荷で固定されているMM型入力ではヴィンテージのフォノカートリッジを組み合わせた場合に高域が強調されすぎたり音が暴れたりするという。AFE10は負荷抵抗(Ω)と負荷容量(pF)を段階的に変化できるのが特徴。聴感でエネルギーバランスを調整する機器である。ス...
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フルバランス伝送対応のデュアルモノ半導体プリ。 オーロラサウンド PREDAⅢ
オーロラサウンドを主宰する唐木志延夫氏は、楽器を創る職人のように素子と回路にこだわってデザインする人物。オール半導体プリアンプのPREDA(プレダ)は、新設計の3世代目となるPREDAⅢへと進化した。300B真空管をプッシュプルで駆動するPADA300B(2019年)が奏でる美音が、唐木氏に新型プリアンプの開発を促したに違いない。
PREDAⅢでは音量調整にアルプス製の最高級品を奢った。しかも、フルバランス伝送のために最大規模の4連構成を採用。この真鍮削り出しの大型可変抵抗器は、音質の良さとともに操作感の好ましさで世界的に定評がある。ちなみに、本誌リファレンスのエアータイトATC5は同型...
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オーロラサウンドのフォノイコライザー「VIDA prima」が10月末に発売決定。シリーズのエントリーモデルとして、アナログレコードの楽しみを広げる
オーロラサウンドの人気フォノイコライザーアンプ「VIDA」シリーズに、エントリーモデルの「VIDA prima」(ヴィーダプリマ)が追加された。定価¥118,000(税別)で、10月末頃の発売予定とのこと。
「VIDA」は、最新の半導体技術とLCR型ネットワークという新旧技術の融合で生まれたフォノイコライザーアンプとして人気を集めた。新製品のVIDA primaは、シリーズのエントリーモデルながら、S/Nがよく再現性の高いNF型と、繊細で力強いサウンドのCR型の両方を組み合わせた回路方式により、レコードに刻まれた音楽を余すことなく再生するという。
リニアテクノロジ社やテキサスインスツルメ...