執筆陣
フォノイコライザーアンプ「PS-3250」キット専用のアルミシャーシ「N2-PEQ」を新発売。頑丈なアルミシャーシで外来ノイズをシャットアウト!
ステレオサウンドは、イーケイジャパンが展開するELEKIT(エレキット)ブランドのフォノイコライザーアンプ「PS-3250」キットの専用ケースとして、アルミシャーシ製の「N2Factory / N2-PEQ[エレキット PS-3250専用アルミシャーシ]」を開発。現在予約を受け付け中です。発送は11月以降順次行なう予定となっています。価格は、シャーシのみで¥25,520(税込)、「PS-3250」キット付属で¥33,000(税込)となります。
「N2Factory / N2-PEQ[エレキット PS-3250専用アルミシャーシ]」
今回新発売するN2-PEQは、エレキットのフォノイコライ...
執筆陣
オルトフォンの「EQA2000」は、フォノイコライザーアンプの最上位モデル。2種の異なる昇圧トランスを搭載し、音の個性を容易に選択できる
Phono Equalizer Amp
オルトフォン
EQA 2000
¥540,000 (税別)
●入力端子:MC2系統(XLRバランス)、MC昇圧トランス入力1系統(XLRバランス※MM・RCAアンバランス入力と切替え)、MM1系統(RCAアンバランス)●入力インピーダンス:5Ω〜50Ω(MC1a)/〜10Ω(MC1b)/2Ω〜60Ω(MC2)、47kΩ(MM)●入力感度:220μV/150Ω(MC1a)、100μV/25Ω(MC1b)、140μV/200Ω(MC2)、2.8mV/47kΩ(MM)●出力端子:2系統(RCAアンバランス、XLRバランス)●寸法/重量:W425×H75....
執筆陣
プロジェクトの「Phono BoX DS2」は、MC/MM対応のフォノイコライザーアンプ 音像が立体的に並び立つ秀作
Phono Equalizer Amp
プロジェクト
Phono Box DS2
¥69,000 (税別)
●入力端子:1系統(RCAアンバランス)●出力端子:1系統(RCAアンバランス)●入力インピーダンス:10Ω/50Ω/100Ω/1kΩ/47kΩ●入力容量:47pF/147pF/267pF/367pF●利得:40、45、50、60、65dB●寸法/重量:W206×H71×D194mm/1.3kg●問合せ先:デノン・マランツ・D&Mインポートオーディオお客様相談センター TEL.0570(666)112
アナログプレーヤーで知られるプロジェクトのフォノイコライザーアンプは、1998年...
執筆陣
シルバトーンのフォノイコライザーアンプ「SQ102」と「SQ100R」は、独D3a管採用、超弩級CR型の2機。多彩に音色を描き分けて情感豊かな音楽表現と芳醇な香りの漂う、魅惑的な再生に驚かされた
シルバトーンは、世界一のウェスタン・エレクトリック収集家が主宰するオーディオメーカーだ。私は真空管式ならではの艶やかで濃厚な音楽表現と、高能率なスピーカーを考慮したノイズレベルの低い回路設計が同社製品の理念と理解している。希少なヴィンテージ真空管による個性の豊かな音を重要視していることも特徴に挙げられよう。
ここでは、2機種のフォノイコライザーアンプを紹介する。700万円(税別)のSQ102と、1000万円(税別)というSQ100Rはともにたいへん高価だが、シンプルかつ現代的なデザインにまとめられた入魂の製品である。
Phono Equalizer Amp.
シルバトーン
SQ102
¥...
執筆陣
EMTのフォノイコライザーアンプ「EMT128」は、EMTカートリッジの能力を最大限引き出すための6本のサブミニチュア管を使用。密度感が抜群で油彩画のような色彩美を奏でる逸品
EMTトンテクニック(EMT tontechnik)は、2018年からEMTの業務を引き継いだスイスのハイフィクション社が手掛けている。主宰者のミッハ・フーバ氏はターレス・トーンアームを開発した才人であり、私はEMTの前途が輝かしいと信じている。ここで紹介するフォノイコライザーアンプのEMT128は、EMT製フォノカートリッジが秘めたパフォーマンスを最大限に発揮するために開発された製品。アルミニウムを切削加工して造られた堅牢な筐体は、正面から見ると横置きにしたスタイラス=レコード針の形状を想わせる。
EMT
EMT128
¥1,400,000(税別)
●入力端子:MC1系統(RCAアンバ...
執筆陣
6筐体構成でL/R独立思想の集大成フォノEQ。フェーズメーションEA2000の圧倒的な情報密度と、精密な音像彫琢能力。
フェーズメーションは、L/R独立構成に理想を見い出しているのだろう。たとえばMC昇圧トランスのT2000、フォノアンプのEA1000、コントロールアンプのCA1000、さらにモノーラル構成のパワーアンプ群など。このEA2000フォノEQアンプはそのL/R独立思想の集大成といえる。
本機は昇圧トランス、イコライザーアンプ、そして電源部がそれぞれL/Rを完全に独立させた計6筐体のセパレート構成になっている。オーディオラック3段分をフォノアンプだけで占める大作だ。
MC昇圧トランスはT2000を土台として開発されたもので、コア材はスーパーパーマロイではなく、スーパーマロイを採用している。モリブ...
執筆陣
ブリンクマンのフォノイコライザーアンプ第2世代機「Edison MkⅡ」は、声色の生々しさが印象的で立体感も豊か
独ブリンクマンを主宰するヘルムート・ブリンクマン氏は、真空管と半導体それぞれのよさを知り尽くしている。ここで紹介するエジソンMkⅡは、同社フォノイコライザーアンプの第2世代機。3系統ある入力のうち2系統はバランス/アンバランスが選択でき、合計4本のテレフンケン製(NOS)PCF803を搭載する、バイポーラ・トランジスターとのハイブリッド増幅回路が特徴である。ガラス天板からは、整然と並ぶ良質の素子が窺える。出力はXLR端子が1系統のみだ。
本誌試聴室のリファレンス・プリアンプはエアータイトATC5でアンバランス入力である。そこでXLR→RCAアダプター(3番コールドは非接続)を用意して音を...
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トライオードのフォノイコライザーアンプ「TRX-EQ7」は、声の実体感と旋律の動きを明瞭に聴かせる
2017年に発売したフォノイコライザーアンプTRX-EQ6の進化形がこのTRX-EQ7。電源をACアダプター方式として外部に追いやったのが大きな変化であり、電気ノイズや機械振動の問題を低減できる利点がある。またゲインを約10㏈大きくして使いやすさを改善した。
外部電源は36VDCで1Aという電流容量のスイッチング方式。そしてEQ内部で±2電源に変換してICの動作条件を整え、過渡特性を維持している。MM用のEQはJRC製のデュアルオペアンプ5532Dをチャンネルごと1個ずつ使用。古くから業務用オーディオ機器に盛んに使われてきた定番のオーディオ用ICだ。MCについてはデュアルFETによるヘッ...
執筆陣
PSオーディオから注目の高音質フォノEQ、Stellar Phono登場。
半導体式A級、全段ディスクリート構成のフォノEQ。
MCではS/N感高く鮮明さを際立たせた鋭敏な再生
米国PSオーディオから、注目すべき高音質フォノイコライザーアンプが登場。新製品のステラー・フォノは、クラスA動作の洗練された全段ディスクリート回路が特徴のフルサイズ機である。アナログ電源部を内蔵しており、筐体の上下を堅牢なスチール製シャーシで覆った構造も特徴だ。手掛けたのは同社の若い主任技師のダーレン・メイヤー氏。FET素子を多用した意欲的なデザインである。サブソニックフィルター回路は持たず、イコライザー補正はパッシヴ構成だという。
MM/MC対応の本機は、主な操作を付属のリモコンで行な...