執筆陣
プロジェクトの「Phono BoX DS2」は、MC/MM対応のフォノイコライザーアンプ 音像が立体的に並び立つ秀作
Phono Equalizer Amp
プロジェクト
Phono Box DS2
¥69,000 (税別)
●入力端子:1系統(RCAアンバランス)●出力端子:1系統(RCAアンバランス)●入力インピーダンス:10Ω/50Ω/100Ω/1kΩ/47kΩ●入力容量:47pF/147pF/267pF/367pF●利得:40、45、50、60、65dB●寸法/重量:W206×H71×D194mm/1.3kg●問合せ先:デノン・マランツ・D&Mインポートオーディオお客様相談センター TEL.0570(666)112
アナログプレーヤーで知られるプロジェクトのフォノイコライザーアンプは、1998年...
執筆陣
25周年記念モデルの各部に改良を施した進化形レコードプレーヤー、プロジェクト The Classic EVO。価格を超えた再生力を持つ秀作
プロジェクトは1990年にウィーンに設立されたアナログプレーヤーのメーカーであり、高級機から入門機まで種類が豊富だ。このThe Classicの“EVO”は創業25周年モデルとして登場した人気機種の最新版。EVO=エヴォリューションには25周年モデルの進化形という意味が込められている。
オルトフォンのMC型カートリッジQuintet Redが付属しているのが目を引く。楕円針で自重9g。日本では単売されず、針交換や修理などはプレーヤーの輸入元が行なう
前身との主な違いはサブプラッターが樹脂製から、アルミ削り出しの重量のあるものに変更されたことだ。また回転数の切り替えは切替えスイッチでできる...
執筆陣
オーストリア製アナログプレーヤー「Pro-Ject」より2モデル。 伝統あるX-lineの最新作は、色彩感豊かな「X1」と、透明感の上級機「XTENSION9TA」
必要にして不可欠、シンプルかつ技術的に正しい設計
1990年頃、オーストリアのウィーンで創業したプロジェクト社(Pro-Ject AUDIO SYSTEMS)。当時はすでにCDを主体とするデジタルオーディオ時代に入り、アナログディスク再生の退潮はもう決定的になっていたわけだが、同社のキャリアはアナログプレーヤーからスタートした。初号機の型名もずばりPro-Ject1だった。
この製品はやがてX-Line としてシリーズ化され、プロジェクト・プレーヤーの中核を担う看板モデルに育っていく。「必要にして不可欠、シンプルかつ技術的に正しい設計」というのが一貫したコンセプトだ。
30年に近い歳月を...
執筆陣
アナログプレーヤー「プロジェクト Xtension9 S-Shape」 アルミニウム製S字型トーンアームを搭載。 三浦先生が注目の製品を試聴した。
磁気フロート機構搭載で、重量級プラッターを採用した
9インチS字型アーム搭載ベルトドライブ機「プロジェクト Xtension9 S-Shape」
オーストリアのプロジェクト・オーディオシステムズから発売されたエクステンション9・Sシェイプは、9インチ長のアルミニウム製S字タイプ・トーンアームを搭載するアナログプレーヤーである。ブランド名と型番の筐体表面への記載はないが、ベルト駆動で全体がコンパクトにまとめられた本格仕様である。プレーヤーの総重量は16㎏だという。
5・4kgのプラッターは、アルミニウムを主体にサーモ・プラスチック・エラストマーを組み合わせることで制振性を高めている。軸受け...