今や完全ワイヤレスイヤホンの中でひとつのジャンルを形成するまでになっているオープン型イヤホン。いわゆる耳を塞がないタイプの製品だ。イヤホンを装着したままでも周囲の音を聞き取れ、通話も可能。一日中、好きな音楽を聴きながら過ごせるだけでなく、リモートワークやリモート会議への参加もOK、さらには、エクササイズやランニングなどのアクティブなシーンでも人気となっている。ここでは、ファーウェイから登場したオープンタイプのニューモデル「HUAWEI FreeArc」をピックアップ。スポーツなどのアクティブなシーンでの使用を想定して、激しく動いてもしっかりと耳に固定できる耳掛け式スタイルを採用した「HUAWEI FreeArc」の装着感や使い勝手、音質を、実際に使って試してみた。

 今回登場した「HUAWEI FreeArc」は、ファーウェイとしては初の耳掛け式となる製品。確実なフィット感を実現するために、昨年発売のイヤーカフタイプの「HUAWEI FreeClip」と同様に、1万件以上の耳形データ(耳介の曲線データ)を分析して形状を最適化した「C-bridge Design」を採用。さらに、製品が触れる耳の上、耳の裏、そして耳の穴の三点が安定した三角形を描く「ゴールデンアングルサポート」という最適な角度設計も施されているし、重量バランスが適切となるようにも計算されているので、装着性と安定性が両立しているのも特徴となる。ちなみに、ブリッジ部分の芯には、約0.7mmのニッケルチタン形状記憶合金が採用されていて、2万回以上の耐久性テストもクリアしているという。

 また、イヤホン表面には肌に優しい液体シリコンを採用しており、長時間の装着においても快適さが持続するようになっている。カラーバリエーションはブラック、グリーン、グレーの3色で、バッテリー持続時間はイヤホンのみで約7時間、充電ケース併用で約28時間となる。

画像: ▲新製品「HUAWEI FreeArc」は3色展開

▲新製品「HUAWEI FreeArc」は3色展開

 さらに、防水防塵性能は、ファーウェイの完全ワイヤレスイヤホンとしては初となるIP57レベルの強力な耐水性を実現。スポーツやエクササイズなどでも、汗・雨を気にせず使用できるだろう。また、通話品質にも留意していて、本体部分にはデュアルマイクを搭載し、通話ノイズリダクションを組み合わせることで、クリアな通話が可能。屋外での使用でも、風速4m/sの風ノイズ低減に対応するので、室内外を問わず、使用(通話)が可能だ。その他、アンテナの形状や配置、アルゴリズムも進化しているそうで、運動場のような広い場所、壁のあるオフィス、移動中でも安定した接続が行なえるようになっている。

ファーウェイ
完全ワイヤレスイヤホン
「HUAWEI FreeArc」
※現在「GREEN FUNDING」にてクラウドファンディングを実施中(3月18日まで)

画像1: 【PR】まるで着けていないような軽快な装着感で、安定感も抜群。自然で聞き心地の良いサウンドが楽しめるファーウェイのオープン型完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeArc」

HUAWEI FreeArcの主な仕様
通信規格:Bluetooth 5.2
対応コーデック:SBC、AAC
ドライバー:17x12mm 高感度ドライバーユニット
再生周波数帯域:20Hz~20kHz
連続音楽再生時間:イヤホン単体 約7時間、充電ケース併用 約28時間
満充電時間:イヤホン単体 約40分、充電ケースのみ 約60分(有線)
充電端子:USB Type-C
通話ノイズリダクション:AI通話ノイズリダクション(片側2マイク+風ノイズ低減設計+DNNノイズキャンセリング)
マルチポイント:〇(最大2台同時接続可能)
タッチコントロール:〇
イコライザー機能:〇
防塵防滴:IP57
質量:イヤホン単体 約8.9、充電ケースのみ 約67g
付属品:クィックスタートガイド、保証とアフターサービスのご案内、USB Type-Cケーブル

 

▼GREEN FUNDINGの「HUAWEI FreeArc」製品ページはコチラ▼

 

 さっそく、「HUAWEI FreeArc」を試してみた。充電ケースからイヤホンを取り出し、耳に引っ掛けるようにして装着すると、収まりもよく、いい感じに耳にフィットしてくれる。耳に引っ掛けているという感覚はあるが、普段眼鏡をかけている人ならほぼそれと同じ感じだし、重量バランスもいいので、装着によるストレスはない。

画像2: 【PR】まるで着けていないような軽快な装着感で、安定感も抜群。自然で聞き心地の良いサウンドが楽しめるファーウェイのオープン型完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeArc」
画像: ▲フック部分には3次元的なカーブが施されていて、ユニット部がきちんと耳穴に向くように計算されている

▲フック部分には3次元的なカーブが施されていて、ユニット部がきちんと耳穴に向くように計算されている

 重さをほとんど感じないことと、耳穴の上に来るドライバー部分が耳に触れないため、本当にこれで大丈夫なのかと心配になるほどだが、頭を強く振ったり、身体を激しく動かしてもずれることはなかった。なるほど、うまく考え抜かれた形状と重量バランスだと感心した。

画像: ▲ユニット部の音の出る部分が、きちんと耳穴に向かっているのが分かる

▲ユニット部の音の出る部分が、きちんと耳穴に向かっているのが分かる

 そのため、長時間装着していても、耳に触れている部分が痛くなることもなく、実に快適。このまま一日中装着していても負担はほとんどないだろうと感じた。耳を塞がないので声をかけられてもすぐに気づくし、周囲の様子がきちんと分かるのも便利。オープン型イヤホンとしてかなり使いやすくできていると感じた。

オープン型らしい開放的な鳴り方で、クリアでエネルギー感に溢れる繊細なサウンドが楽しめる

 音質は、オープン型特有の開放感のある鳴り方で、低音は軽やかだがしっかりとリズムを刻んでくれる。中高域も思ったよりもクリアでオープン型という感じはない。静かな場所で聴いていると、普通のイヤホンとほとんど変わらない感じで音楽に没頭できる。音質的な実力は、若干低音が軽いことを加味しても、カナル型イヤホンに迫るものとなっている。

画像: ▲ドライバーは楕円型で、図のような複合振動板によって、パワフルでディテイルに富むサウンドの再現が可能となっている

▲ドライバーは楕円型で、図のような複合振動板によって、パワフルでディテイルに富むサウンドの再現が可能となっている

 今人気の「米津玄師/Plazma」を聴いても、ボーカルはクリアでエネルギー感もしっかりとある。音色はやや軽やかだが、実音そのものはきちんと出ているし、これはこれで軽快感があって好ましい。スピード感のあるリズムも軽やかによく弾むし、歌声や伴奏もきめ細かく再現されていて気持ちよく音楽を聴くことができる。基本的な実力を備えた上で、聴きやすい音質で音楽を楽しめるように仕上げたバランスのうまさがよく出来ていると感じた。

 イヤーカフタイプの「HUAWEI FreeClip」との違いは、その装着感の違いだろう。どちらも長時間の装着が負担になることはなく、装着していることを忘れるくらい軽快な「HUAWEI FreeArc」と、確実なホールド感が得られる「HUAWEI FreeClip」という印象。

画像: ▲新製品「HUAWEI FreeArc」(右)と「HUAWEI FreeClip」。形状は大きく異なるが、装着感や安定性はともに高い

▲新製品「HUAWEI FreeArc」(右)と「HUAWEI FreeClip」。形状は大きく異なるが、装着感や安定性はともに高い

 操作感では、タッチセンサー部分の大きい「HUAWEI FreeArc」の方が、タッチ操作とスワイプ操作を組み合わせられるので、使いやすい。持ち運びについては、充電ケースを含めたサイズがコンパクトな「HUAWEI FreeClip」の方が便利に思うが、基本的に装着したままで使用するのであれば、好みで選べばいいと思う。筆者としては、「HUAWEI FreeArc」の軽快な装着感は、なかなかに好ましいと感じた。

画像: オープン型らしい開放的な鳴り方で、クリアでエネルギー感に溢れる繊細なサウンドが楽しめる

 いつでも音楽を楽しみたいが、イヤホンでは日常生活で支障が出やすい。そんなニーズに向けて生まれたオープン型イヤホンもかなり完成度が高まってきた。いつでも音楽を楽しみたいという人は、今こそオープン型の「HUAWEI FreeArc」を試してみてほしい。

フラッグシップ「HUAWEI FreeBuds Pro 4」も登場
低音の再現性が大きく進化し、パワフルなサウンドが楽しめる

完全ワイヤレスイヤホン
「HUAWEI FreeBuds Pro 4」
オープン価格(想定市場価格¥28,800税込)

画像: consumer.huawei.com
consumer.huawei.com

 同時発表の、カナル型の高音質モデル「HUAWEI FreeBuds Pro 4」も試してみた。スタイルは前モデル「HUAWEI FreeBuds Pro 3」と同じスティックタイプ。カラーはブラック、グリーン、ホワイトの3色で、いずれも充電ケースやスティック部分にゴールドの差し色が入っていて高級感を高めている。LDACもサポートしているので、高音質でリスニングを楽しめる。

画像: ▲「HUAWEI FreeBuds Pro 4 」(右)と前モデル「Pro 3」。形状は似ているが、Pro 4はより上質な外観へ進化している

▲「HUAWEI FreeBuds Pro 4 」(右)と前モデル「Pro 3」。形状は似ているが、Pro 4はより上質な外観へ進化している

 ドライバーはクアッドマグネットタイプのダイナミックドライバーと高音用UHF平面振動板ユニットの組み合わせで、デジタルクロスオーバー技術でそれぞれの受け持つ周波数帯域のサウンドを最適化しているという。このほか、通話品質を高めるAI通話ノイズリダクションや周囲の騒音を低減するノイズキャンセリング機能を備えるなど、総合的な実力も高めたモデルだ。バッテリー持続時間はイヤホンのみで約7時間、充電ケース込みで約33時間。

 実際に音を聴いてみると、まず感じるのは低音の力強さ。パワフルで聴き応えのある低音だ。クラシックのオーケストラ曲を聴いても、雄大なスケールが伝わるし、迫力もある。ボーカル曲も声はよりクリアで中低音が充実することもあって、声に厚みのあり実体感のある再現になる。前モデル「HUAWEI Free Buds Pro 3」と聴き比べてみると、低音感の違いがよく分かる。これは大きな進化だ。

 聴きやすくまとまったバランスの良さはそのままに、音の実力はより本格的なものに進化した。ノイズキャンセル機能などの機能性も充実しており、魅力はさらに増している。より高音質にこだわる人は「HUAWEI FreeBuds Pro 4」がおすすめだ。

提供:ファーウェイ・ジャパン

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