執筆陣
メディア・インテグレーション「MIL Studio」で体験する、360 Reality Audioが凄い! 音質と音場が両立するイマーシブオーディオの可能性を見た(前):麻倉怜士のいいもの研究所 レポート76
Amazon MusicやApple Musicでの配信が始まって以来、空間オーディオが注目を集めている。ソニーが提唱する「360 Reality Audio」もその配信フォーマットのひとつとして採用され、既に多くのコンテンツを楽しむことができる。
しかし現状での再生対応機器は一体型スピーカーやサウンドバーに限定され、AVセンター等を使ったリアルスピーカーによる再生はできない。つまりせっかくのイマーシブオーディオなのに、バーチャルでしか体験できないのだ。
そんな中、メディア・インテグレーションが運営するMIL Studioでは、360 Reality Audioコンテンツを、22.2ch...
執筆陣
J-POP史に名を残す名盤の録音エンジニア吉田 保氏が、360 Reality Audioを採用した新作をレコーディング
ソニーが開発したイマーシブ・オーディオ(立体音響)が楽しめる新たなフォーマット“360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティ・オーディオ)”。このフォーマットはドルビーアトモスと同様にオブジェクト・ベースを採用しているが、大きな違いは名前の通り360°全天球の中心にリスナーが位置し、全方向から音が聴こえてくる所にある(ドルビーアトモスは、上半球状のサウンド)。
360 Reality Audioのコンテンツは、欧米で2019年よりAmazon Music HDによって配信されていたが、日本も2021年3月19日より本格始動。ポニーキャニオン、ワーナーミュージック、ソニー・...
執筆陣
【麻倉怜士のCES2021 レポート15】対応コンテンツは、既に4000曲! 新たな音楽体験、ソニー「360 Reality Audio」が注目を集めている理由とは?
ソニーの「360 Reality Audio」は、オブジェクト方式の立体音響再現技術を活用した新しい音楽体験として2018年のIFAで発表された。視聴位置を取り囲む360度の全球上に複数のオブジェクトを配置し、それらを自在に動かすことができる技術で、すでにAmazon Music HDでも対応コンテンツが配信されている(Echo Studioで試聴可能)。そんな360 Reality Audioの新展開が、CES2021で発表された。今回はその詳細について、ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ株式会社V&S事業本部 事業開発部 統括部長 岡崎真治さん、担当部長 横山達也さん...
執筆陣
【麻倉怜士のCES2020レポート15】8Kはオリンピックまでに出します。もちろん8Kチューナー内蔵で! ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ社長の高木一郎さんに聞く
「CES2020」ソニーブースで話題を集めたのは、モビリティ・コンセプトカーの「VISION-S(ビジョン エス)」だった。車における安心・安全や快適さ、エンタテインメントなどを追求する取り組みを具現化したもので、ソニーのイメージング・センシング技術やAI、クラウド技術が凝縮されている。さらにVISION-Sには、没入感のある立体音場を実現する「360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)」も搭載されている。その360 Reality Audioを始めとするソニーのオーディオビジュアルの取り組みについて、麻倉さんがソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダ...
執筆陣
アマゾンが「Echo Studio」と「Amazon Music HD」の説明&体験会を開催。リビングで、お手軽&快適にハイレゾとイマーシブが楽しめる画期的な提案だ
Amazon Japan(アマゾン・ジャパン)は12月4日午後に、同社Echoシリーズの新型スピーカー「Echo Studio」の製品説明会を開催した。
Echo StudioはEchoシリーズのトップモデルで、先日来話題になっているハイレゾストリーミングサービス「Amazon Music HD」の再生に対応している点も注目される。今回はAmazon Music HDの音源を使った体験会も同時に行なわれている。
冒頭、アマゾンジャパン合同会社Alexaエクスペリエンス&デバイス事業部リージョナルディレクター Alexa アジア パシフィックの大木 聡氏が登壇し、日本でのEchoシリーズの...
執筆陣
【麻倉怜士のIFAリポート2019】その15:ソニー・企画ブランディング部門長 黒住吉郎氏にニアフィールドパワードスピーカー 「SA-Z1」と「360 Reality Audio」の狙いを聞く
IFA2019のソニーブースでは、ふたつのアイテムが大きな注目を集めた。ニアフィールドパワードスピーカー「SA-Z1」と、ハイレゾ音源を音場感豊かに楽しむ「360 Reality Audio」だ。今回はソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ(株)V&S事業部 企画ブランディング部門長の黒住吉郎氏に、両モデルの狙いを聞いた。
麻倉 「SA-Z1」は音がよい。音場感も豊かで、音の流れがとてもなめらかです。この製品が画期的なのは2点あって、ひとつはヘッドホンユーザーの目をスピーカーに向けるということ。そしてもうひとつは、アクティブというジャンルは、日本では民生用のハイエンド製品とし...