執筆陣
6年ぶりに登場したウォークマン「NW-WM1AM2」「NW-WM1ZM2」は、驚きの進化を遂げていた。そこに込められた物作りへのこだわりを聞く(後):麻倉怜士のいいもの研究所 レポート74
去る3月25日に発売されたソニー、ウォークマンの最新モデル「NW-WM1ZM2」と「NW-WM1AM2」。“あらゆる音楽ソースを最高品質で楽しめる究極のポータブルプレーヤー”というコンセプトで開発されたこれらの製品には、いい音のためには努力を惜しまないという開発陣の想いが満載されている。
連載の後篇では、「DSDリマスタリングエンジン」を始めとするデジタル周りの進化点や、音質改善のために特に配慮した点について聞いてみた。対応いただいたのは、モバイルプロダクト事業部 モバイル商品設計部の佐藤浩朗さんと関根和浩さん、モバイル商品企画部の田中光謙さんだ。(編集部)
麻倉 前篇では新製品のNW-...
執筆陣
6年ぶりに登場したウォークマン「NW-WM1AM2」「NW-WM1ZM2」は、驚きの進化を遂げていた。そこに込められた物づくりへのこだわりを聞く(前):麻倉怜士のいいもの研究所 レポート73
ソニーのポータブルプレーヤー、ウォークマン。1979年の初号機「TPS-L2」以来、40年を超える歴史を持つこのシリーズの最新モデルとして「NW-WM1ZM2」と「NW-WM1AM2」が発売された。どちらも2016年に発売された「NW-WM1Z」「NW-WM1A」の後継機で、5年間の知見を活かした音質や操作性の進歩を実現しているという。
今回の連載では、期待の新製品に込められた開発陣の想いや苦労点について、じっくりインタビューした。対応いただいたのは、モバイルプロダクト事業部 モバイル商品設計部の佐藤浩朗さんと関根和浩さん、モバイル商品企画部の田中光謙さんだ。(編集部)
NW-WM1ZM...
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“宇宙の感動体験” を、身近なものとして提供します。ソニーグループが宇宙関連事業に乗り出した、その狙いを聞く:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート72
ソニーグループ(以下、ソニー)が今年1月にラスベガスで開催されたCES2022で発表したテーマで異彩を放っていたのが、「宇宙感動体験の創出を目指すSTAR SPHERE(スタースフィア)」だった。東京大学、JAXAと共同で、ソニーのカメラを搭載した人工衛星を打ち上げ、ユーザーが意図したカメラワークで地球や星々を撮影できるサービスという。
しかしなぜソニーが人工衛星なのか? 具体的にどんなビジネスを考えているのか? 今回はCES2022の発表で大いに興味を引かれたという麻倉さんが、「STARSPHERE」を牽引するソニーグループ株式会社 事業開発プラットフォーム 新規事業探索部門 宇宙エン...
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日本初の常設バーチャルプロダクションスタジオが、いよいよ稼働! ソニーPCLが運営する「清澄白河BASE」の詳細を探る:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート70
ソニーPCL(ソニーピーシーエル)は、先端技術による新たな表現手法や体験を生み出し、発信する場として、去る2月1日に「清澄白河BASE」をオープンした。ソニーのCrystal LED Bシリーズを使用した国内初となる常設バーチャルプロダクションスタジオを始め、先端技術を活用した制作機能を備えたクリエイティブ拠点という位置づけだ。
実はソニーPCLでは以前から世田谷の東宝スタジオ内にバーチャルプロダクションを設置し、様々な検証を進めていた。今回の清澄白河BASEはそれらと何が違うのか、また何が国内初なのか。今回の「いいもの研究所」では、清澄白河BASEを立ち上げた担当者氏にお話をうかがって...