執筆陣
角川大映スタジオがバーチャルプロダクションサービスを開始。幅15×高さ5mのLEDウォールを備えたシー・インフィニティが始動
東京・調布市にある角川大映スタジオでは、4月1日からバーチャルプロダクションサービスを開始すると発表した。同スタジオ内のシー・インフィニティ(旧No.Cスタジオ)に、約6Kサイズのソニー製Crystal LED VERONAを設置し、大型LEDディスプレイを活用したインカメラVFXを中心とするバーチャルプロダクション(VP)、および制作ソリューションを提供する。
そのシー・インフィニティでは、最先端のテクノロジーと歴史ある美術製作技術力を用いてバーチャル空間の美術製作を行い、作品のクォリティを左右するリアル美術とバーチャル美術世界のボーダーレスを実現するという。これにより唯一無二の美術空...
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角川大映スタジオに、幅15m×高さ5.0mのLEDウォールを備えたバーチャルプロダクションスタジオがオープン。リアル美術とバーチャル美術世界のボーダーレスを実現
角川大映スタジオは、2024年3月下旬から角川大映スタジオ内のNo.Cステージに、約6Kサイズのソニー製Crystal LED VERONAを設置、大型LEDディスプレイを活用したインカメラVFXを中心とするバーチャルプロダクション(以下VP)および制作ソリューションを提供すると発表した。
バーチャルプロダクションスタジオは、LEDウォールで背景映像を再生し、その前で俳優が演技を行うことで、あたかもその場でロケをしているかのような映像が撮影できる技術だ。実際の自然映像はもちろん、宇宙空間や架空の都市なども再生できるので、撮影の幅が大きく広がることになる。
今回角川大映スタジオが想定してい...
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ソニーPCL「清澄白河BASE」をやっと体験。バーチャルプロダクションだからこそ実現できる、新しい映像表現の可能性を感じた:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート75
ソニーPCLでは、Crystal LEDを使った新しい撮影スタジオ「清澄白河BASE」を2月1日にオープン、バーチャルプロダクションの運営を開始している。その清澄白河BASEについては、以前の本連載で担当者インタビューを行い、概要を紹介した(関連リンク参照)。
麻倉さんからは、インタビューの取材時から清澄白河BASEの現地を見てみたいというリクエストをもらっていたが、新型コロナウィルス感染症などの問題もあり、未定の状態が続いていた。だが今年3月末、ようやく内覧会が実現、麻倉さんと一緒にバーチャルプロダクションスタジオの詳細を拝見できた。
清澄白河BASEの機材等については速報でリポート済...