執筆陣
ソニーPCL「清澄白河BASE」をやっと体験。バーチャルプロダクションだからこそ実現できる、新しい映像表現の可能性を感じた:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート75
ソニーPCLでは、Crystal LEDを使った新しい撮影スタジオ「清澄白河BASE」を2月1日にオープン、バーチャルプロダクションの運営を開始している。その清澄白河BASEについては、以前の本連載で担当者インタビューを行い、概要を紹介した(関連リンク参照)。
麻倉さんからは、インタビューの取材時から清澄白河BASEの現地を見てみたいというリクエストをもらっていたが、新型コロナウィルス感染症などの問題もあり、未定の状態が続いていた。だが今年3月末、ようやく内覧会が実現、麻倉さんと一緒にバーチャルプロダクションスタジオの詳細を拝見できた。
清澄白河BASEの機材等については速報でリポート済...
執筆陣
日本初の常設バーチャルプロダクションスタジオが、いよいよ稼働! ソニーPCLが運営する「清澄白河BASE」の詳細を探る:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート70
ソニーPCL(ソニーピーシーエル)は、先端技術による新たな表現手法や体験を生み出し、発信する場として、去る2月1日に「清澄白河BASE」をオープンした。ソニーのCrystal LED Bシリーズを使用した国内初となる常設バーチャルプロダクションスタジオを始め、先端技術を活用した制作機能を備えたクリエイティブ拠点という位置づけだ。
実はソニーPCLでは以前から世田谷の東宝スタジオ内にバーチャルプロダクションを設置し、様々な検証を進めていた。今回の清澄白河BASEはそれらと何が違うのか、また何が国内初なのか。今回の「いいもの研究所」では、清澄白河BASEを立ち上げた担当者氏にお話をうかがって...
執筆陣
【麻倉怜士のCES2021 レポート12】ソニー「Crystal LED」は、単なるディスプレイではなかった。新シリーズも加わり、バーチャルプロダクション用途にも活躍の場を広げる
先日、ソニーの業務用大型ディスプレイ「Crystal LED」の新シリーズが発表された。Crystal LEDは8Kなどの展示会で主に使われているビデオウォールの一種で、小型のキャビネットを複数組み合わせることで解像度やアスペクト比を自由に変更できる。今回は用途やLEDのピッチ違いで2シリーズ、4モデルをラインナップし、幅広い用途に対応する構え。そこでCrystal LEDの開発を担当したソニー ホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ株式会社HES商品戦略室部門長の長尾和芳さんに、麻倉さんがインタビューした。(編集部)
麻倉 ご無沙汰しております。長尾さんというと、例年のCESでも...