執筆陣
角川大映スタジオがバーチャルプロダクションサービスを開始。幅15×高さ5mのLEDウォールを備えたシー・インフィニティが始動
東京・調布市にある角川大映スタジオでは、4月1日からバーチャルプロダクションサービスを開始すると発表した。同スタジオ内のシー・インフィニティ(旧No.Cスタジオ)に、約6Kサイズのソニー製Crystal LED VERONAを設置し、大型LEDディスプレイを活用したインカメラVFXを中心とするバーチャルプロダクション(VP)、および制作ソリューションを提供する。
そのシー・インフィニティでは、最先端のテクノロジーと歴史ある美術製作技術力を用いてバーチャル空間の美術製作を行い、作品のクォリティを左右するリアル美術とバーチャル美術世界のボーダーレスを実現するという。これにより唯一無二の美術空...
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日本初の常設バーチャルプロダクションスタジオが、いよいよ稼働! ソニーPCLが運営する「清澄白河BASE」の詳細を探る:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート70
ソニーPCL(ソニーピーシーエル)は、先端技術による新たな表現手法や体験を生み出し、発信する場として、去る2月1日に「清澄白河BASE」をオープンした。ソニーのCrystal LED Bシリーズを使用した国内初となる常設バーチャルプロダクションスタジオを始め、先端技術を活用した制作機能を備えたクリエイティブ拠点という位置づけだ。
実はソニーPCLでは以前から世田谷の東宝スタジオ内にバーチャルプロダクションを設置し、様々な検証を進めていた。今回の清澄白河BASEはそれらと何が違うのか、また何が国内初なのか。今回の「いいもの研究所」では、清澄白河BASEを立ち上げた担当者氏にお話をうかがって...
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【麻倉怜士のCES2020レポート18】表示機器の進化が、コンテンツの作り方にも変化を与える。“クリエイターの創造力を解き放つ技術”をソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ株式会社の小倉敏之氏が語る
CES2020でのソニーブースでは、モビリティ分野以外でも注目の展示が行なわれていた。それが“クリエイターの創造力を解き放つ3D空間映像技術・3D空間ディスプレイ技術”で、具体的には「3D空間キャプチャーによるバーチャル制作技術」「4K Crystal LEDディスプレイ」「3D空間映像技術・3D空間ディスプレイ技術」などだ。CESインタビューの最後は、それらコンテンツ制作者に向けた新しい提案について、ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ株式会社TV事業本部 技術戦略室 小倉敏之氏のお話を紹介する。(編集部)
麻倉 今年のソニーブースでは、コンテンツクリエイターに向けた新提...