執筆陣
ドルビーサウンドコンサルタントの河東 努さんに聞く。ダビングステージのサウンドクォリティを映画館に届けるために、現場でどんな努力をしているのか(前)
映画のエンドロールで、「ドルビーサウンドコンサルタント」という名前を目にしたことのある方は多いはず。ひと昔前は森 幹生さん、現在は河東 努さんがクレジットされていることがほとんどだ。その河東さんが第48回 日本アカデミー賞 協会特別賞を受賞した。「長年に渡り、映画館の音響特性の維持管理への協力や映画音響技術のコンサルタントとして、日本の映画産業に貢献してきたこと」が受賞理由だが、ではその具体的な仕事の内容はどんなものなのか、実はよくわからないことも多い。今回はドルビーサウンドコンサルタントというお仕事の内容や、最近の映画音響制作の状況について河東さんにお話をうかがった。インタビュアーは河...
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ヴィム・ヴェンダース監督『パリ、テキサス』のUHDブルーレイは、ホームシアターで堪能すべき奇跡の一枚だ! “人生で最後に買う円盤がこれだったとしても悔いはない”
去る3月14日にTCエンタテインメントから発売されたUHDブルーレイ『パリ、テキサス』は、映画ファンに注目して欲しい一枚だ。新たにドイツで制作された4K/HDR映像マスターを使い、音声はオノ セイゲンさんがリマスターを担当した日本独自の素材が使われている。そこで、本作を愛する山本浩司さんのシアタールームにUHDブルーレイを持ち込み、どれほどの感動を得られるかを体験していただいた。今回のUHDブルーレイの制作協力を務めた山下泰司さんと、発売元のTCエンタテインメント株式会社 事業本部 第1制作部の滝本 龍さんにもお付き合いいただき、様々な角度から徹底検証している。
『パリ、テキサス【4Kレ...