執筆陣
エイムの「LS3」と「FLV」は、8Kを写し出す画質が圧巻のHDMIケーブル
HDMIケーブルにおけるワールド・リーダーとして、自他ともに認めるエイムが、世界初の8K映像の信号を伝送する光HDMIケーブル、LS3シリーズとメタルHDMIケーブル、FLVシリーズの2種類のケーブルをリリースした。いずれもHDMIケーブルの最先端をゆく48Gbpsの8K信号を伝送できる優れたケーブルである。
エイムは、4K映像にもいち早く対応した光HDMIケーブルを開発して話題を振りまいたが、8K対応のケーブルは、これまでとは比べものにならないほど技術的なハードルが高かった。しかもHDMI 2.1のフォーマットの発表は2017年に行なわれたが、テストスペックが提示されないまま2020年...
執筆陣
「LS50 Meta」の音には、気品が宿っている。新技術「MAT」を取り入れて、KEF創立60周年を飾るに相応しい注目スピーカーが誕生した
KEFは2012年に、創立50周年記念モデルとして「LS50 Anniversary」というブックシェルフ型のスピーカーをリリースした。11代目となる独自の同軸型Uni-Qドライバーを採用したこのモデルは、そのサイズからは想像できない豊かなサウンドを奏でるスピーカーとして、多くのオーディオファンを魅了したのである。
しかし記念モデルのため製造台数には限りがあり、手にできなかった人達から復活を望む声が上がった。そこでKEFは翌年「LS50 Standard」を標準モデルとして発売する。そして今回、7年に渡って好評を博してきたこのモデルが、新しい技術とともに生まれ変った。それがここで紹介する...
執筆陣
90年近い歴史を持つ「角川大映スタジオ」は、更なる進化を遂げていた。<第3回> 角川大映が考えるポストプロダクション像とは
90年以上の歴史を持つ角川大映スタジオの“今の姿”を紹介する短期連載第3回をお届けする。今回は、ポストプロダクション業務、特にダビングステージ関連について紹介する。この項は映画音響をこよなく愛する潮晴男さんにリポートしていただいた。(編集部)
編集部注:角川大映スタジオでは一般見学は受け付けていません。ゲート横のアンテナショップ「Shop MAJIN」ではグッズ購入が可能です。
日本の映画史に輝かしい足跡を残してきた角川大映、今回東京都調布市にあるスタジオを訪問し、角川大映スタジオの今をこの目で確かめることが出来た。そこで意外だったのは角川大映には2011年までポストプロダクションの施設...
執筆陣
【HiVi名作選】スピーカーシステム KRIPTON「KX-3PII」((2011年9月号)
オーディオやオーディオビジュアルの世界は日進月歩。次々に新しい技術やそれを搭載した新製品が登場し、入れ替わりも早い。だが同時にそれらは、常に時代の最先端を走っているモデル達でもあり、思い出に残る製品ともいえる。このシリーズでは、弊社出版物で紹介してきた名機や名作ソフトに関連した記事を振り返ってみたい。
ハイレゾ再生にも好適な新世代スピーカー。
繊細かつ力強い再生に懐の深さを実感
<PROFILE>
少数精鋭でこだわりのスピーカーを作り続けるクリプトン。第一作から過渡特性に優れたアルニコマグネットの磁気回路を採用し、ドイツ・クルトミューラー製の振動板を持つウーファーと、天然素材のピュアシル...
執筆陣
【HiVi名作選】スピーカーシステム Bowers&Wilkins「CM8」(2011年8月号)
オーディオやオーディオビジュアルの世界は日進月歩。次々に新しい技術やそれを搭載した新製品が登場し、入れ替わりも早い。だが同時にそれらは、常に時代の最先端を走っているモデル達でもあり、思い出に残る製品ともいえる。このシリーズでは、弊社出版物で紹介してきた名機や名作ソフトに関連した記事を振り返ってみたい。
女性ヴォーカルが何とも気持ちいい。
音楽、映画ともに見事に鳴らし切る
<PROFILE>
「CM7」の生産終了を受け、B&Wはその後継機として「CM8」を発売した。16cm径のウーファーユニット一基から、13cm径ユニット二基に構成を変えたことが最大の変更点だ。トゥイーターとミッドレンジの...
執筆陣
【HiVi名作選】スピーカーシステム Raidho Acoustics「X Monitor」(2011年6月号)
オーディオやオーディオビジュアルの世界は日進月歩。次々に新しい技術やそれを搭載した新製品が登場し、入れ替わりも早い。だが同時にそれらは、常に時代の最先端を走っているモデル達でもあり、思い出に残る製品ともいえる。このシリーズでは、弊社出版物で紹介してきた名機や名作ソフトに関連した記事を振り返ってみたい。
自社開発ユニット搭載の意欲作。
女性ヴォーカルの透明感を見事に鳴らす
<PROFILE>
ライドーアコースティックは2004年、デンマークで創立された新進気鋭のブランドだ。ユニットに使われている素材やエンクロージャー、そしてスタンドを見ていると、おぼろげながらに彼らの音づくりの姿勢が見えて...
執筆陣
スタイリッシュなデザインと暖かに響く音に引き込まれる PRIMARE プリアンプ「PRE35」&パワーアンプ「A35.2」
独自の哲学を持つモノづくりに磨きをかけた製品
シンプルでスタイリッシュなスカンジナビア・デザインで話題を集めるプライマーが、新製品のプリアンプとパワーアンプをリリースした。プライマーは1985年にデンマークで生まれたが、その後スウェーデンに拠点を移して積極的に製品開発を行なう先進的なメーカーである。
プリアンプのPRE35とパワーアンプのA35.2は、ともに先に発売されたプリメインアンプのI35にも展開する最新の設計手法を取り入れ、さらに独自の哲学を持つモノづくりに磨きをかけた製品である。
プリアンプPRE35の一番のポイントは、ノイズ特性に優れたフルバランス回路を採用していることだ。構...
執筆陣
【HiVi名作選】スピーカーシステム DYNAUDIO「DM 3/7」(HiVi2011年4月号)
オーディオやオーディオビジュアルの世界は日進月歩。次々に新しい技術やそれを搭載した新製品が登場し、入れ替わりも早い。だが同時にそれらは、常に時代の最先端を走っているモデル達でもあり、思い出に残る製品ともいえる。このシリーズでは、弊社出版物で紹介してきた名機や名作ソフトに関連した記事を振り返ってみたい。
独自技術を盛り込んだ期待の新星。
映画ソースでのサラウンド感は見事
<PROFILE>
北欧にはユニットを自社で製造するスピーカーメーカーが数多く存在する。オリジナリティの豊かな製品を作り出すには、こうした姿勢は欠かせないのだろう。デンマークのディナウディオもその代表格だが、彼らのユニーク...
執筆陣
これがル・マンを知る男たちだ。片山右京さんと一緒に川井シアターの4K&アトモスで『フォードvsフェラーリ』のUHDブルーレイを観た!:ホームシアターPOLE to WIN 2020(3)
前回、前々回のリポートで、F1解説者の川井一仁さんが新居に夢のホームシアターを実現するまでの顛末を紹介した。紆余曲折はあったけれど、無事4K/120インチの映像と5.1.2のドルビーアトモス環境が手に入り、今では映画・音楽鑑賞用に大活躍だという。そして今回、潮晴男さんの発案で、川井シアターでUHDブルーレイ『フォードvsフェラーリ』の上映会を開催することになった。しかも、実際にル・マン24時間耐久レースに出場したこともある片山右京さんも参加してくれたのだ!(編集部)
遂に完成! 4K/HDRとドルビーアトモスで生まれ変わった川井ちゃんシアター
川井邸の主なホームシアターシステム
●プロジ...
執筆陣
“正直これはないだろう” 予想外のホームシアター改造計画が発動! そして川井ちゃんは途方に暮れた:ホームシアターPOLE to WIN 2020(2)
前回、モータースポーツジャーナリスト 川井一仁さんのホームシアターシアターが完成したことをお知らせした。映画・音楽好きである川井さんは20年近く前からマンションのリビングでホームシアターを楽しんでいたが、今回はご自宅のリビングに4K&ドルビーアトモス対応シアターを導入したのだ。ただしその実現までには予想外の出来事が続き……というのが後編のお話。前回に続き、川井邸のホームシアター造りを監修(?)した潮晴男さんにリポートしていただきます。(編集部)
AV機器の選定とスクリーンとスピーカーの位置決めが主たる目的で完成間近の川井さんの新居を訪れた。ここまでは前回お伝えした通りだが、重複を承知で言...
執筆陣
川井ちゃんの4K/ドルビーアトモスシアターが完成! 新居完成から一年もかかった、その意外な理由とは:ホームシアターPOLE to WIN 2020(1)
F1解説者、モータースポーツジャーナリストの川井一仁さんが新居を手に入れたのは約1年前。外観から内装まで、ご自身の意向を反映した素敵な空間を実現している。その中で一番手間取ったのはリビング兼シアタールームで、なんと完成したのは今年5月に入ってからだった。というのも、川井さんと古くからのお友達で、ホームシアターのアドバイザーでもある潮晴男さんからハードウェア以外の部分でもチェックが入ったから(あくまで一因ですが)。ということで、StereoSound ONLINEではその詳細を前後編にわけてお届けします。(編集部)
縁は異なものとはよく言ったもので、川井一仁さんとお付き合いをするようになっ...
執筆陣
【HiVi名作選】ユニバーサルプレーヤー パイオニア「BDP-LX55」(HiVi2012年1月号)
オーディオやオーディオビジュアルの世界は日進月歩。次々に新しい技術やそれを搭載した新製品が登場し、入れ替わりも早い。だが同時にそれらは、常に時代の最先端を走っているモデル達でもあり、思い出に残る製品ともいえる。このシリーズでは、弊社出版物で紹介してきた名機や名作ソフトに関連した記事を振り返ってみたい。
AVワールドのあらゆる12㎝コンテンツを一台で存分に楽しめる頼もしい製品
BD/HDDレコーダーに押され気味のブルーレイの世界に、ディスク文化を牽引してきたパイオニアが送り出すBD “プレーヤー” の新製品である。ユニバーサルメディアに対応するこのモデルは、BDのほか、DVD、CDそしてS...