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あの『セッション』が、10年ぶりにデジタル映像とドルビーアトモスで蘇った。緊迫感とテンション漲る106分の劇場体験をぜひ!
映像のデジタルリマスターと音声のドルビーアトモス化により、映画『セッション』は見事に甦った。 作品の内容については改めて触れるまでもないが、音楽学校でドラムを専攻する学生のニーマン(マイルズ・テラー)と、完璧を求める教師役のフレッチャー(J・Kシモンズ)の鬼気迫るレッスンが描かれている。
この作品が劇場公開された2014年の時点ではドルビーシネマでの上映環境はなく、ドルビーアトモスもようやくスタートしたばかりだった。それから10年、今回の『セッション』はハイコントラストな映像とイマーシブオーディオを得て、より一層気迫に溢れる作品に仕上がっている。監督のデイミアン・チャゼルが、なぜ映像のリ...
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吹き替えなしのティモシー・シャラメの名演奏に注目! ボブ・ディランの半生『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』がまもなく公開
『デューン 砂の惑星』などの注目作の主演が続く人気俳優のティモシー・シャラメ。彼が、ボブ・ディランの半生を演じた映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が、2月28日(金)より全国公開される。コロナ禍による撮影中断を余儀なくされながらも、5年におよぶ猛特訓の末にものにした名演奏が評判を呼ぶ作品だ。ボブ・ディラン本人も太鼓判を押す主演シャラメの名演技と名演奏は高く評価され、3月3日に発表予定のアカデミー賞でも、作品、監督、主演男優賞ほか主要部門を含む全8部門でノミネートされ、受賞も有力視されている。
共演は、ボブ・ディランの才能をいち早く認める20世紀半ばの偉大なアメリカの...
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本邦初! 「ScreenX with Dolby Atmos」が映画のまち・京都に誕生。視野270度を覆う広大な3面スクリーンと立体音響が味わえるお薦めのベストスポットはG列だ!
熱心な映画ファンに人気の高いScreenXとドルビーアトモス。映画の物語をよりリアルに、より迫力のある世界で魅せてくれるこのふたつの体験型フォーマットがいよいよ手を組んだ。それが「ScreenX with Dolby Atmos」だ。映画のまち・京都、京都駅前のT・ジョイ京都/シアター9にきょう(6月21日)、日本初のお目見えである。
ScreenXは観客席の正面に設置された通常のスクリーンに加え、その両脇の壁面をも使った3面マルチプロジェクションシステム。およそ270度に渡って視界を覆う映像が圧倒的な臨場感を生む。とりわけハリウッドの超大作、アクション映画やSF映画にはぴったりのフォー...
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『ゴジラxコング 新たなる帝国』のDTS:X上映を、池袋のグランドシネマサンシャインでチェック! 全方向から厚みのある音に包まれる、新しいイマーシブ体験だ
先週末に日本公開された『ゴジラxコング 新たなる帝国』が、全世界興行収入5億2140万ドルを突破した(アメリカBox Office Mojo調べ)。さらに日本国内でも、4月26日〜28日の観客動員ランキングで2位に入り、6億円近い興行収入を達成したという(興行通信社調べ)。
そんな本作について “映画館ファン” に注目してもらいたいのが、DTS:Xフォーマットでの上映も行われていること。対応劇場は「グランドシネマサンシャイン」(東京都豊島区)、「シネマサンシャインららぽーと沼津」(静岡県沼津市)、「イオンシネマ徳島」(徳島県徳島市)、「TOHOシネマズ熊本サクラマチ」(熊本県熊本市)、「...
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『レッドクリフ』のチャン・チェンが『青春18×2』で初の製作総指揮に。根底に流れる“台湾青春映画の息吹”はエドワード・ヤン監督からのバトン【映画スターに恋して:第35回】
チャン・チェンが『新聞記者』の藤井道人監督とタッグを組む
『青春18×2 君へと続く道』は、台湾のスター俳優チャン・チェンが初めてエグゼクティブ・プロデューサーを務め、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『新聞記者』(19年)や大ヒット作『余命10年』(21年)で知られる藤井道人監督が自ら脚本も担当した、日本・台湾合作映画。藤井監督にとっても、これが初めての国際プロジェクトとなる。
聞けば、台湾出身の祖父を持つ藤井監督は、「いつか台湾で撮りたい」と願い、台湾の映画人にも働きかけていたのだとか。その思いが、当時ジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2 日本慢車流浪記』の映画化に奔走してい...
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『スター・ウォーズ/ファントム・メナス』が、5月3日~6日の4日間限定で、初の4K特別上映! 入場者特典は25周年記念オリジナル版ポスター
ウォルト・ディズニー・ジャパンは、『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』の4K特別上映を行うと発表した。
本作は、旧三部作の最後となる『エピソード6、ジェダイの帰還』(1983年)から16年の時を経て登場した、新三部作の幕開けを飾る作品だ。1999年の公開時には、多くのファンが劇場に列を作ったことを覚えている方もいらっしゃるだろう。
今回は、そんな『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』を、5月3日(祝)~6日(祝)の4日間限定で、全国25の劇場にて初の4K字幕スーパー版で上映する。
今回、特別上映の入場者特典として配布される新ポスタービジュアルには、若...