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オーディオ評論家 山之内 正(やまのうち ただし)氏の リスニングルームから【動画】
今回、リスニングルームを訪ねたのは、ステレオサウンドをはじめとするオーディオ専門誌や、WEBサイトで健筆を振るう山之内 正氏。自らコントラバスを演奏し、著名なアーティストが名を連ねる海外の演奏会へ鑑賞の旅に出るなど、主にクラシック音楽をこよなく愛する、今、注目のオーディオ評論家のおひとりです。
自宅ではホームシアター&マルチチャンネル、ここでご紹介するリスニングルームでは、シンプルにステレオ2ch再生を満喫するという、うらやましいオーディオ環境を手にしている山之内氏は、いったいどんなスタンスで音楽に向き合っているのでしょう。
今回はその前半として、2ch専用のリスニングルームについて、...
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リンのパッシブ型4ウェイ・スピーカー「MAJIK 140 SE」が驚異の進化。従来品から台座の変更のみで、低域の音質はまるで別物に
リン(スコットランド)のパッシブ型4ウェイ・スピーカーMAJIK 140がSEヴァージョンに進化した。輸入元によると、台座(スタンド)部分の変更のみということだが、実際に聴いてみてその音質向上ぶりにビックリ。「いやいやこの音の違いは台座だけじゃないでしょ。ユニットやキャビネットにも手が加わっているんじゃ?」と訝しく思ったが、「いえ、台座のみの変更と聞いております」と輸入元の社長は素っ気ない。
さて、その台座部分だが、従来は木質のMDF製で今回のSEはアルミ製。幅と奥行がそれぞれ1cmほど大きくなっており、質量はMDFの1.4kgにたいして5.9kg。なんと4倍以上の重さだ。たしかにこの重...
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【HiVi名作選】スピーカーシステム LINN「MAJIK ISOBARIK」(2011年8月号)
オーディオやオーディオビジュアルの世界は日進月歩。次々に新しい技術やそれを搭載した新製品が登場し、入れ替わりも早い。だが同時にそれらは、常に時代の最先端を走っているモデル達でもあり、思い出に残る製品ともいえる。このシリーズでは、弊社出版物で紹介してきた名機や名作ソフトに関連した記事を振り返ってみたい。
現代に甦ったアイソバリック方式
目に見えるようにリアルな低音だ
<PROFILE>
巨大なエンクロージャーを必要とせず、深々としてパワフルな低音を実現するリンのオリジナル技術、アイソバリック方式が、MAJIK ISOBARIKに採用されて久々に復活した。 このアイソバリック方式は1973年...
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リンジャパンが、「LP12」のアップグレードキット「KAROUSEL Upgrade Kit」の発売を記念して、同時購入割引キャンペーンをスタート。5月22日注文分まで
リンジャパンでは、同社のアナログプレーヤー「LP12」のアップグレードキット「KAROUSEL Upgrade Kit」(¥135,000、税別、工賃含まず)の販売を開始した。
KAROUSEL(カルーセル)は、1993年以来となるLP12の新ベアリングハウジングで、今回で
第3世代となる。その詳細はこちらの記事で紹介したとおりだ。
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そして今回、KAROUSELの発売を記念して、期間限定プロモーションが発表された。3月13日〜5月22日の期間中にリン製品を定価合計¥400,000以上同時購入/注文した方に対し、KAROUSEL Upgrade Kitをキャンペーン価格¥...
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リンジャパンが、LP12のアップグレードサービス「KAROUSEL」をスタート。27年ぶりとなるターンテーブル心臓部のアップグレードに注目を!
リンジャパンから、アナログレコードプレーヤー「LP12」のアップグレード「KAROUSEL(=Carousel、英語でメリーゴーランドの意味)が発表された。軸受け(ベアリング)部のアップグレードだという。
誕生からまもなく半世紀を迎えるLP12は、電源、サブシャーシ、トーンアームなどの各種アップグレード製品が絶えずリリースされてきたが、ターンテーブルの心臓部であるベアリングに関するアップグレードは、今回が2回目、第3世代のベアリングシステムとなる。2代目の「CIRKUS」アップグレードは1993年だったので、実に27年ぶりだ。
「シングルポイントベアリング」と呼ばれるLP12のベアリング...