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オーレンダー「N150」、「N20」がHiViベストバイのネットワークトランスポート部門1位独占。評価のポイントを解き明かす
「HiViベストバイ」ナンバーワンモデルの実像
ネットワークトランスポート部門 第1位 N150、N20
オーレンダーの勢いが止まらない。昨年夏に発売された、CDリッピングシステム搭載のサーバーシステムACS10とACS100に続き、今年に入ってネットワークトランスポートのN150とN20がデビュー。こうした矢継ぎ早の製品投入に、このカテゴリーにおける同社の先駆者としての自信と矜持を感じるのは、私だけではないだろう。
ACS100やACS10、あるいはA30と、Nシリーズとのもっとも大きな相違点は、大雑把にいえばCDリッピング機能の有無だ。これまで愛聴し、貯まってきたCDを音楽ファイルデ...
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ネットワーク再生時代のアイコンと言うべきオーレンダーのハイエンドモデル Aurender W20 Special Edition
オーレンダーのW20SE(スペシャル・エディション)は、4TバイトのSSDを内蔵したミュージックサーバーで、内部のストレージに保存した音源を再生できるほか、各種のストリーミング音楽サービスなどの再生にも対応する。D/Aコンバーターと接続するための出力は各種のデジタル音声出力とUSBオーディオ出力を装備。そして、高精度なデジタル伝送を実現するため、外部クロック入力も備える。
電源も凝っていて、2組のLFPバッテリー電源を採用し、電源からのノイズの侵入やAC/DC変換で生じる歪みを低減している。しかも予備のバッテリーは無停電電源装置として機能するという念の入った作りだ。そして、クロックも恒温...
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【HiVi夏のベストバイ2021】ネットワークトランスポート部門
第1位:オーレンダー ACS10
¥770,000+税
この夏、デザインの美しさと洗練された使い勝手、単体D/AコンバーターとUSB接続したときの音のよさに大いに感心させられた製品。16Tバイトの大容量ストレージを備えて自動CDリッピング機能を有し、組み合わせるDAC次第でDSD 22.4MHz&PCM 768kHz/32ビットファイル再生が可能。本格的なリニア電源回路、精密なオーディオ用二重絶縁LANポートの搭載が、この音のよさを引き出しているのだろう。専用操作アプリもじつによくできている。(山本)
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第2位:デラ N1A/3-S20
¥240,...
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【HiVi冬のベストバイ2018】ネットワークトランスポート部門
ネットワーク経由でハイレゾ音源などのデジタルファイルを再生できるが、D/Aコンバーターは内蔵していない製品がネットワークトランスポート。フィダータやデラの台頭もあって、近年日本でも人気の分野だ。今回はデラのニューモデルN10が初エ ントリー。今後も意欲的な新製品が登場することを期待したい
第1位:フィダータ HFAS1-XS20
¥648,000+税
一般的にはNASに分類されるが、多彩な機能はその範疇を超えている。PC要らずのCDリッピング機能や各種自動ダウンロードは言うにおよばず、専用アプリ「fidata Music App」の使い勝手のよさといったらない。メイン画面でほとんどの連携...