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【麻倉怜士のCES2024レポート05】「神の目」を持って試合に参加できる! キヤノンの、自由視点映像ボリュメトリックビデオ「テーブルトップMR」が凄い
CES2024、キヤノンブースの「自由視点映像」は衝撃だ。
スポーツのアリーナやフィールドを取り囲むように設置した100台以上の4Kカメラで同時撮影した画像から、空間全体を3Dデータ化するシステムはすでに日本では野球、競輪、サッカーなどの中継で活用されているが、アメリカでは、バスケットボールで活用されている。CESでは今回が初めてのお披露目。
多数のカメラ+映像処理サーバーにて、「仮想カメラ」の視点を設定し自由視点映像を制作するわけだが、キヤノンの強みは、多数のデータから任意の視点映像をつくる時間が、わずか「3秒」という迅速さ。それゆえ、導入が増えている。
アメリカではNBA(Natio...
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システムファイブ、Canonシネマレンズの体験会を、東京・半蔵門ショールームにて9月26、27、28日に開催
放送業務用映像システムインテグレーターのシステムファイブは、2023年9月26日(火)・27日(水)・28日(木)の3日間、Canon シネマレンズ体験会を、PROGEAR半蔵門ショールームにて開催する。
同イベントでは、キヤノン製単焦点シネマレンズ「EF PRIME」(EFマウント)と「Sumire Prime」(PLマウント)シリーズを多数展示。実際に触って試すことができる体験会となっている。会期中はキヤノン担当者が常駐し、製品についての説明も受けられるという。
【Canon シネマレンズ体験会】
開催日:2023年9月26日(火)、27日(水)、28日(木)
時間:13時~17時
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【麻倉怜士のCES2023レポート11】ほんとうに対話しているようなVR体験を提供する、キヤノンのVRコミュニケーションシステム「KOKOMO」
VRでの対話はアバターを通じて行うのが一般的だが、どうもいまひとつリアリティがない。アバターでない本物の相手の姿が見え、声が聞こえれば、VRヘッドセットを掛けていてもリアルな臨場感が得られるだろう。キヤノンUSAの、VRコミュニケーションシステム「KOKOMO」は、まさにそんな不自然を解消し、バーチャルなのだが、まるで目の前の相手と会話しているような気分にさせてくれる、VR対話ソリューションだ。
CANONブースで体験した。VRヘッドセットを掛け、机の上のスマートフォンが私を撮影する。相手はカリフォルニアのアーバインから交信している。背景はマリブ海岸のビーチハウス。会話はたわいないもの。...