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【麻倉怜士のCES2023レポートまとめ 2】今年のオーディオビジュアル注目トレンドがすべてわかる!
【麻倉怜士のCES2023レポート11】ほんとうに対話しているようなVR体験を提供する、キヤノンのVRコミュニケーションシステム「KOKOMO」 - Stereo Sound ONLINE
VRでの対話はアバターを通じて行うのが一般的だが、どうもいまひとつリアリティがない。アバターでない本物の相手の姿が見え、声が聞こえれば、VRヘッドセットを掛けていてもリアルな臨場感が得られるだろう。キヤノンUSAの、VRコミュニケーションシステム「KOKOMO」は、まさにそんな不自然を解消し、バーチャルなのだが、まるで目の前の相手と会話しているような気分にさせてくれる、VR対話ソリューションだ。
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【麻倉怜士のCES2023レポートまとめ 1】今年のオーディオビジュアル注目トレンドがすべてわかる!
【麻倉怜士のCES2023レポート01】3年ぶりに“リアルCES”に来た! 以前の活気を取り戻した会場から、最前線情報をお届けします。乞うご期待 - Stereo Sound ONLINE
2020年以来、3年ぶりのCESだ。1998年から毎年通っているのは、その年のオーディオ・ビジュアル、デジタルの動向が予見的に分かるイベントとして欠かせないからだ。
2021年と22年はコロナで渡航が叶わなかった。3年ぶりのCESは、元気だ。今日は開催前日のプレスデイだが、活気があちこちで感じられた。CTAの発表によると 今回は173の国や地域から3100社が参加、4,700社を超えるメディアが取材す...
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【麻倉怜士のCES2023レポート19】パナソニックの2023年有機ELビエラ「MZ2000」シリーズは、最新世代の高輝度パネルを採用してさらなる進化を果たす
パナソニックは、毎年CES会場でヨーロッパ向けのビエラ新ラインナップを発表している。今回のCES2023でも有機ELビエラ「MZ2000」シリーズを展示、新パネルの搭載で輝度が向上している点などが注目を集めた。麻倉さんはCES会場で、パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社 副社長執行役員ビジュアル・サウンドビジネスユニット長 阿南康成さんと、ビジュアル・サウンドビジネスユニット 技術センター長の清水浩文さんにインタビューを実施、以下でその詳細を報告する。(StereoSound ONLINE編集部)
麻倉 今日はよろしくお願いいたします。私はパナソニックのプレスカ...
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【麻倉怜士のCES2023レポート17】2023年のテレビは、より「人に近づく」。次は視聴者個人個人の、画調の好みまで忖度する
REGZAのミリ波レーダーによる視聴位置把握、アナログデバイセズの視聴位置に向け音の指向性を向けるVIRTUAL IMMERSION(いずれも既報)と、CES2023ではオーディオビジュアル機器がユーザーに寄り添う姿勢が、鮮明になった。
テレビでいうと、これまでは入力してきた信号を分析し、その種類(映画、スポーツ、ドラマ……)によって、コンテンツに最適な画質(輝度、コントラスト、階調、色、フレーム数など)をテレビ内部で設定していた。
今回は出力側、つまりテレビの画面の外に、イコライジングの網を拡げたことが、画期的だ。REGZAではミリ波レーダーにて視聴者がどの位置にいるかを把握し、その距...
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【麻倉怜士のCES2023レポート16】パナソニック開発のVRグラス「MeganeX」は、メタバース専用ではない! ビジネス用から医療用機器まで、様々な展開に期待する
パナソニックとShiftallはCES2023で、VR(Virtual Reality、仮想現実)グラス「MeganeX」の新展開を発表した。同社は昨年のCESでMeganeXを出品、左右それぞれ2.6K(水平2560×垂直2560画素)、両目で5.2Kの映像が楽しめるデバイスとして注目を集めた。その製品は系列会社のShiftallから2022年内に発売される予定だったが、実際には発売が遅れ、2023年3〜4月頃の発売になるとリリースされている。今回は、同社事業開発センター XR開発部 部長の柏木吉一郎さんとXR総括の小塚雅之さんに、MeganeXの進化点についてお話をうかがった。(St...
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【麻倉怜士のCES2023レポート15】2023CESでは、ここにも注目した② LGのエモい冷蔵庫から、ソニー・ホンダのEV「アフィーラ」まで。私のファンとも遭遇!?
色のエモーション① サムスンとフィリップスが手を結んだテレビ背後照明
フィリップスブランドのテレビは、アンビライトが光る。テレビの背後に、LEDが列にはめ込まれ、映像の色相情報に応じて、それに合った色を発する仕組み。それがどうしたのだと言われても困るが、ヨーロッパの光文化(比較的暗い部屋での間接照明)だから発想されるフューチャーだ。
今回はサムスンエレクトロニクスがその背面光機能を取り入れた。フィリップスの色相変化アプリのHUEとも連動、コンテンツの色味に応じて、テレビの背景照明だけでなく、部屋の照明がハーモニーするのである。
色のエモーション② LGの「MOODUP」搭載冷蔵庫は、千変...
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【麻倉怜士のCES2023レポート14】2023CESでは、ここにも注目した① シャープの軽量HMDや、アナログデバイセズのサウンドバー向け新技術提案
シャープのHMDは超軽量、レンズも優秀
重量約175gと、軽いHMD(ヘッドマウントディスプレイ)をシャープが開発。バッテリーを搭載せず、スマートフォンとUSB Type-Cのケーブルで接続して使う。シャープの携帯電話部隊が開発したものでディスプレイからカメラモジュール、レンズに至るまで、ほとんどの部分を自社開発している。
特に自慢は焦点変更をレンズ自体の伸縮で行う「ポリマーレンズ」。もともとシャープ矢板工場でビデオメカの組み立てを行っていた関東タツミ電子をルーツに持つ、カンタツ株式会社が開発した先進レンズ技術だ。一般のレンズは合焦速度が遅く、それがVR酔いを惹起する。その点、カンタツの...
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【麻倉怜士のCES2023レポート13】正確なAI検出のために、数万を超える映像データの機械学習を行いました。新世代レグザエンジンZRαは、人に寄り添うテレビの第一歩を踏み出した(後)
TVS REGZAはCES2023にブースを出展、独自のレグザエンジンZRαの進化版による高画質&センシング技術の成果を公開した。前編ではこの新しい映像エンジンの使い方について担当者に直撃、続く後編では、AIによるディープニューラルネットワークの処理内容について更に深いお話しをうかがっている。対応いただいたのはTVS REGZA株式会社 取締役副社長 石橋泰博さん、R&Dセンター半導体開発ラボ 参事 木村忠良さん、テレビ映像マイスタ 住吉 肇さんの3名だ。(StereoSoundONLINE編集部)
麻倉 新世代のレグザエンジンZRαでは複数のネットワークを使って解析しているとのことでし...
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【麻倉怜士のCES2023レポート12】正確なAI検出のために、数万を超える映像データの機械学習を行いました。新世代レグザエンジンZRαは、人に寄り添うテレビの第一歩を踏み出した(前)
先日速報をお届けした通り、TVS REGZAはCES2023にブースを出展、独自のレグザエンジンZRαの進化版による高画質&センシング技術の成果を公開した。YouTubeや現地取材でそのパフォーマンスに触れた麻倉怜士さんから新世代レグザエンジンZRαについてより詳しいお話をうかがいたいというリクエストがあり、StereoSoundONLINEでは開発担当者にインタビューをお願いすることにした。対応いただいたのはTVS REGZA株式会社 取締役副社長 石橋泰博さん、R&Dセンター半導体開発ラボ 参事 木村忠良さん、テレビ映像マイスタ 住吉 肇さんの3名。以下でその詳細を報告する。(Ste...
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【麻倉怜士のCES2023レポート11】ほんとうに対話しているようなVR体験を提供する、キヤノンのVRコミュニケーションシステム「KOKOMO」
VRでの対話はアバターを通じて行うのが一般的だが、どうもいまひとつリアリティがない。アバターでない本物の相手の姿が見え、声が聞こえれば、VRヘッドセットを掛けていてもリアルな臨場感が得られるだろう。キヤノンUSAの、VRコミュニケーションシステム「KOKOMO」は、まさにそんな不自然を解消し、バーチャルなのだが、まるで目の前の相手と会話しているような気分にさせてくれる、VR対話ソリューションだ。
CANONブースで体験した。VRヘッドセットを掛け、机の上のスマートフォンが私を撮影する。相手はカリフォルニアのアーバインから交信している。背景はマリブ海岸のビーチハウス。会話はたわいないもの。...
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【麻倉怜士のCES2023レポート10】ドローンスピーカー飛翔! ローランドの創業50周年記念デジタルピアノにびっくり
2020年のCESリポートで、ローランドの未来型デジタルピアノを報じた。「“これぞ未来のデジタル・ピアノだ” ローランドの近未来コンセプトモデル「GPX-F1 Facet」が素晴らしい」( )というタイトルで、多面体で構成された、クリスタルのようにキラキラ光るコンサート・グランドピアノ型のコンセプト・モデル『GPX-F1 Facet』を紹介した。
今回のCES2023でのデジタルピアノも刮目。「ローランド創業50周年記念モデル」という平凡な名前の試作機だが、中味はもの凄くユニークで、未来的だ。
なんとドローンを鳴らすのである。ドローンにスピーカーを取り付け、いやスピーカーにドローンを取...
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【麻倉怜士のCES2023レポート09】LGが、「これからは透明有機ELテレビが家庭に入る時代」と宣言。テレビが透明になったら何が変わる?
LGエレクトロニクスのプレス・カンファレンスで注目したのが、OLED T(TはTRANCEPALENT)だ。透明有機EL自体はもう何年も前から、B to Bでは実用化され、オフィスのパーティション、地下鉄の窓ディスプレイ、サイネージなどのアプリケーションが進展している。
例えば、自転車販売店ではディスプレイに鮮やかな製品映像を流しつつ、その背後に実物の自転車を飾る。これは商品の見せ方の例で、他の販売店にも応用できる。筆者が訪れたソウルのパン屋では、パンを焼く姿を透明ディスプレイの向こうに見て、画面には宣伝アニメが流れていた。
では、家庭でのアプリケーションはどうか。LGエレクトロニクスは...