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【麻倉怜士のCES2021 レポート11】パナソニックの眼鏡型VRグラスはどんな進化を遂げたのか。そこには家電メーカーならではの着眼点があった!
パナソニックは昨年のCES2020で、同社初となる眼鏡型VR(仮想現実)グラスを参考出品した。そして今年、オンラインで開催された「CES 2021 Panasonic in Tokyo」でもその後継モデルが出展されている。ではこの1年でVRグラスはどんな進化を遂げたのか? 同社開発陣にリモートでインタビューした(編集部)
パナソニックが、世界初HDR対応の眼鏡型VRグラスをCES2020で参考出品。小型・軽量ながら、映像に引きこまれるような臨場感あふれる仮想現実を体験できる - Stereo Sound ONLINE
先にお知らせしたお通り、パナソニックは現在開催中の「CES2020」会...
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HTC NIPPONが、機能拡張可能なVRヘッドマウントディスプレイ「VIVE Cosmos Elite」の国内発売を発表。3月18日から予約販売をスタート
HTC NIPPONから、同社のVR向け新製品「VIVE Cosmos Elite」の国内向け販売を開始すると発表した。定価¥109,990(税別)で、3月27日(金)に発売される。 これに先立ち、3月18日から予約販売もスタートしている。
「VIVE」は、ルームスケールVRでリアルなインタラクションを実現するために最適化された、VRプラットフォームだ。開発者や事業者用製品と同等のVRをコンシューマーに提供し、ソフトウェアとハードウェアにおいて、最強のエコシステムを作り上げたとしている。
新製品のVIVE Cosmos Eliteは、ベースステーション1.0を使用することで正確な外部トラ...
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ジャパンディスプレイが、「高精細VR専用液晶ディスプレイ」の量産を開始。軽くて没入感に優れたメガネ型VR端末が続々登場するか
ジャパンディスプレイは、仮想現実(VR)ヘッドマウントディスプレイ専用の液晶ディスプレイ(パネル)の量産をスタートしたと発表した。既に中国メーカー向けに出荷を行なっており、このデバイスを搭載したメガネ型VR端末も発売されているそうだ。2.1型サイズに1058ppi(pixel per inch)という高い解像度を備えている。
VRヘッドマウントディスプレイでは自然で緻密な動画表現が求められるため、1,000ppiを超える高精細さと、ぼやけを抑えるための反応速度が必要となる。同社ではこの2点について技術開発を進めてきた。さらに、実際のメガネ型VR端末をより薄く・軽量化するための工夫も施され...
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三重県の高校生が、最新のICTデバイスを使って地域の課題を映像化。産官学プロジェクトで生み出された「海女VR映像」が完成
三重県立鳥羽高等学校の生徒が制作した「海女VR映像」の完成披露会見が1月17日、日本橋にある三重県のアンテナショップ・三重テラスにて行なわれた(鳥羽市立 海の博物館でも同時開催。現地と日本橋は映像回線で接続されていた)。
これは、三重県鳥羽市と三重県教育委員会、ICT企業の日本エイサー/アルファコード、そして鳥羽高校の生徒という、産官学の三者が参加したプロジェクト。鳥羽高校ではもともと、地域の課題を現地に赴いて発見、考察、解決へと導く校外学習の「鳥羽学」を実施しており、それが教育委員会の推進する「地域課題解決型キャリア教育モデル」と合致したことから、実践パイロット校に選ばれ、およそ一年の...
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【技研公開2019リポート】まとめ 4K8Kをベースにした、次の放送スタイルが見えてきた
【技研公開2019 リポート】 2040年代の映像サービス「ダイバースビジョン」を実現するための各種技術を一堂に展示 - Stereo Sound ONLINE
NHK放送技術研究所(通称技研)は、最新の研究成果を発表する毎年恒例の展示会「技研公開2019」を5月30日(木)より、砧のNHK放送技術研究所で一般公開する。それに先立つ5月28日にはプレス向けの内覧会が開かれ、今年のテーマや、展示内容、みどころ紹介が行なわれた。
冒頭、NHK研究所所長の三谷公三氏より、今年度のテーマとなる「ワクからはみ出せ、未来のメディア」が紹介され、展示内容として24項目の研究成果一覧が発表された。曰く、...
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【技研公開2019リポート】 8Kカメラをワイヤレスで運用できるエンコード&送信装置を初展示
6 フルスペック8Kライブ制作伝送実験
ブース6はかなり広い敷地を使って伝送実験を行なう機器類を展示していたが、最終的にその映像が家庭に送られてきた時の展示がこちら。NHKとLGディスプレイ、アストロの3社が共同で開発した88インチの有機ELディスプレイ。キモは120Hz(p)表示が可能になったこと
6 フルスペック8Kライブ制作伝送実験
ブース6の敷地の最後は、家庭での22.2ch音声の楽しみ方の提案。昨年は、サウンドバー状のスピーカー(2本)と大きなウーファーという3ピース構成だったが、今年はウーファーをテレビ台に収納。台の左右に配置する2ボックス仕様としている。中央にはサウンドプロ...
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【技研公開2019 リポート】 2040年代の映像サービス「ダイバースビジョン」を実現するための各種技術を一堂に展示
NHK放送技術研究所(通称技研)は、最新の研究成果を発表する毎年恒例の展示会「技研公開2019」を5月30日(木)より、砧のNHK放送技術研究所で一般公開する。それに先立つ5月28日にはプレス向けの内覧会が開かれ、今年のテーマや、展示内容、みどころ紹介が行なわれた。
冒頭、NHK研究所所長の三谷公三氏より、今年度のテーマとなる「ワクからはみ出せ、未来のメディア」が紹介され、展示内容として24項目の研究成果一覧が発表された。曰く、8Kスーパーハイビジョンは昨年末より本放送が開始されており、それを受け、2030年代には自然な立体映像が楽しめる「空間像再生型3Dテレビ」を、それより先の2030...
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SIEが「PlayStation VR Media Experience」を開催。最新ゲームコンテンツから、進化したシアタールームVRまで、しっかり体験してきた
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation VR(以下PS VR)のメディア向け体験会「PlayStation VR Media Experience」を開催した。
PS VRは2016年の登場以来、360度全方向を取り囲む3D空間で圧倒的な臨場感と没入感を体験できるとして人気を集め、ゲームだけでなく、音楽やスポーツ、映画観賞用としても様々な提案がなされている。今回はそんなPS VRの最新アプリケーションを揃え、パフォーマンスを実際に体験できるスペースが準備されていた。
今回展示された主なコンテンツは以下の通り。
「ACE COMBAT 7: SKIE...