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ハイブリッドAIを搭載し、推し活から旅行、ビジネスまで力強くサポート。サムスンが“本当の自信作”と語るGalaxy S24シリーズが、4月11日に発売。予約キャンペーンもスタート
サムスンから、スマートフォンGalaxyシリーズの新製品「Galaxy S24 Ultra」と「Galaxy S24」が発表された。ドコモ用とau用、SIMフリーの3種類で、すべて本日から予約受付を開始、4月11日に発売される。
両モデルの特長は、Googleとのパートナーシップで開発されたハイブリッドAI機能(オンデバイスAIとクラウドベースAI)を搭載していることだ。このAIによりGalaxy S24シリーズは、ユーザーの創造性、生産性、可能性を拡充させる未来のデバイスに進化しているという。
AIを使った新機能として、「かこって検索」にまず注目したい。従来のスマホでは検索バーに文字(...
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【麻倉怜士のCES2024レポート09】サムスンの3年目のQD-OLEDは、ピーク輝度3000nits、カラー輝度も3000nitsを達成
アンコアホテルのサムスン・ディスプレイスウィートを訪れるのは2023年から2年連続だ。2022年に登場し、3年目を迎えた2024年版QD-OLEDの取材のためだ。
登場から2年でも性能は大きく向上したが、3年目の今回はさらに向上したことが分かった。ディスプレイパネルづくりでは毎年、画期的な技術を開発し続けられるわけではない。QD-OLEDも2022年に基本をスタートさせ、次に製造、回路、画質を磨くというプロセスが続いている。
2024年バージョンは、完成度を格段に上げた。まずピーク輝度は2022年モデルが1545nits、2023年モデルは2096nits、そして2024年モデルは300...
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【麻倉怜士のCES2023レポート15】2023CESでは、ここにも注目した② LGのエモい冷蔵庫から、ソニー・ホンダのEV「アフィーラ」まで。私のファンとも遭遇!?
色のエモーション① サムスンとフィリップスが手を結んだテレビ背後照明
フィリップスブランドのテレビは、アンビライトが光る。テレビの背後に、LEDが列にはめ込まれ、映像の色相情報に応じて、それに合った色を発する仕組み。それがどうしたのだと言われても困るが、ヨーロッパの光文化(比較的暗い部屋での間接照明)だから発想されるフューチャーだ。
今回はサムスンエレクトロニクスがその背面光機能を取り入れた。フィリップスの色相変化アプリのHUEとも連動、コンテンツの色味に応じて、テレビの背景照明だけでなく、部屋の照明がハーモニーするのである。
色のエモーション② LGの「MOODUP」搭載冷蔵庫は、千変...
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【麻倉怜士のCES2023レポート04】サムスンディスプレイのQD-OLEDは、「知覚輝度」で勝負。55型、65型、77型の4Kパネルと49インチのウルトラワイドパネルをラインナップ
サムスンディスプレイが開発したQD-OLEDは、2年目に入った。昨年の初年度はサムスンエレクトロニクス、ソニー、デルが採用したが、2年目は採用メーカーがどれくらい増えるかにまずは注目だ。筆者はアンコアホテル・ボールルーム7のサムスンディスプレイ・スゥイートを訪問し、仔細に取材できた。
今年のプロモーションは「高輝度+色の高輝度」効果を打ち出す。つまり単に輝度的な明るさだけでなく、色の高彩度が加わると、たとえ数字上の輝度は同じであっても、人の視覚の認識では、格段により明るいと感じることを、前面に打ち出すのである。高彩度にて輝度が上がったように見える(同じ輝度の色では,彩度が増すにつれて知覚...
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【麻倉怜士のCES2022レポート04】全世界が大注目! サムスンディスプレイ「QD-OLED」の詳細が分かった
CES2022では、ディスプレイデバイスの革新があった。サムスンディスプレイとLGディスプレイが、次世代有機ELパネルを発表したのである。ここではサムスンディスプレイの新有機ELパネル「QD-OLED」(サムスンはこの言い方はしていない。QD-Displayと称す)が正式にデビューした話をしよう。LGディスプレイの「OLED.EX」は別記事で。
これまで全世界のテレビメーカーの有機ELテレビには、韓国LGディスプレイ製の白色有機ELが搭載されてきたが、今後は事態が変わりそうだ。サムスンディスプレイが、新有機ELパネルQD-OLEDをデビューさせたからだ。すでに親会社のサムスンエレクトロニ...
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Samsung、1,050MB/秒の書き込み可能なポータブルSSD「Samsung Portable SSD T7」を、6月上旬に発売。1TBで25,480円!
日本サムスンの販売特約店のITGマーケティングから、ポータブルSSD「Samsung Portable SSD T7」が、6月上旬に発売される。ラインナップは下記の通り。
Samsung Portable SSD T7
500GBモデル オープン価格(¥14,980前後)
1TGBモデル オープン価格(¥25,480前後)
2TGBモデル オープン価格(¥46,980前後)
※カラーリングで、チタングレー(500GB、1TB)、インディゴブルー/メタリックレッド(2TB)は受注後、取り寄せ
Samsung Portable SSD T7は、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)インタ...
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【麻倉怜士のCES2020レポート07】テレビそのものが回転する! サムスンエレクトロニクスのスマホ連動テレビ「The Sero」が面白い
スマホとテレビの連動というと、これまでは単純にスマホ画面をテレビで映す……というものだったが、サムスンエレクトロニクスの新発想テレビは、スマホを縦にするとテレビも縦に回転し、横にすると、あら不思議テレビも横に回転するのである。つまり、InstagramやTikTokなど、スマホでデフォルトの縦動画コンテンツをテレビで縦に見るための仕掛けだ。
映画やテレビ番組は横長だから横長テレビに合致するが、スマホの縦動画を横長スクリーンに映すと、真ん中だけの小さな映像になる。それは面白くない。テレビでも縦動画は縦画面で見たいというニーズ(?)に応え開発されたのが、スマホ方向連動テレビ「The Sero...
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【麻倉怜士のIFAリポート2019】その17:テレビデザインのバラエティがIFAの華。今回気になったモデルをまとめて紹介 (前)
今やテレビは、デザインのプラットフォームだ。薄くても、フレームが極小でも、いやだからこそ、「デザイン」「アート」を切り口に新しい形、色、コンセプトの液晶、有機ELテレビが、IFAの華だ。そこでIFA会場で私の心の琴線に触れたデザインテレビをご紹介しよう。
三星電子、Samsung Electronicsのデザインテレビ「Serif」 とアートギャラリーテレビ「The Frame」
「テレビはデザイン」であると最初に喝破したのが、サムスンエレクトロニクスだ。デザインテレビの元祖であり、むしろ「画質よりデザイン」という色合いが濃いメーカーだ。
ふたつの系列があり、ひとつが「Serif」TV。...
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【麻倉怜士のCES2019レポート18】いよいよ見えてきた“ポスト有機EL”。サムスンが、219型6KマイクロLEDディスプレイ「The Wall」を展示
サムスンエレクトロニクスのブースでは、マイクロLEDの219型超大画面ディスプレイ(6K)「The Wall」が光輝いている。
今、市場では有機ELテレビが人気だが、マイクロLEDは“ポスト有機EL”の最有力候補として、業界で注目の的になっている。もともとはソニーが2012年CESで開発発表を行なった55型フルHDの「Crystal LED Display」が元祖。
ソニーは2016年にマイクロLEDをモジュール方式にまとめた「CLEDIS(クレディス)」を発表。昨今は、8Kのパブリック・ビューイング用のディスプレイとして、その高画質振りが羨望の的になっている。CESでもソニーブースに、...