AVセンター部門(4)〈25万円以上〉第1位

ヤマハ RX-A3080 ¥280,000 +税

画像: ヤマハ RX-A3080 ¥280,000 +税

ヤマハ RX-A3080 ¥280,000 +税

ココがスゴイ!!

基幹部分の刷新で品位が高まった。掛け値なしでお勧めできる(潮)

画期的機能「SURROUND:AI」搭載のトップエンド機(高津)

力強さのみならず緻密でスケール感豊かな立体サウンドが展開する(和田)

 

画像: ※HiVi ベストバイの選考は、★(ベストワン)、◎(特選)、○(推薦)の3種類があります

※HiVi ベストバイの選考は、★(ベストワン)、◎(特選)、○(推薦)の3種類があります

推薦者のコメント

特選
麻倉怜士

 最新の4桁アベンタージュシリーズは、ここまで感動的な音を再生するかと思った。しっかりとした音の構成感を持ちながら、細部までニュアンスが豊かで、すべらかな質感が美しい。映画作品ではドラマの台詞の艶とアクションシーンでの大スペクタクル、広がり感覚が、映画音響的な深みを聴かせる。「SURROUND:AI」機能はたいへん有効だ。

特選
潮 晴男

 この価格帯では掛け値なしでお勧めできるヤマハの新世代AVセンターである。基幹部分のリファインにより音の品位がさらに高まったこともこのモデルの進化した部分だが、シネマDSPに新たなる解釈を加えた「SURROUND:AI」という提案に注目したい。リアルタイムで最適な音場に包み込まれる心地よさは、一度味わうと病みつきになること請け合いである。

特選
小原由夫

 シリーズ最上位モデルは、信号処理に関しては新しいシネマDSPがシリーズ共通であるものの、D/Aコンバーターにより高性能な素子を2基使い、200ms毎にどう処理するかという「SURROUND:AI」の判断に、より高精度に応える布陣だ。フラットかつワイドレンジで、びっしりと隙間のない濃密なサラウンド空間に驚かされる。

特選
亀山信夫

 多くのAVファンを魅了してきた同社の音場創生機能“シネマDSP”に、またもやの革命である。これまでのシネマDSPの成果を踏まえて、再生中の映画のシーンに相応しい空間を創生し、自然な感覚の内に切り替える“SURROUND:AI”が素晴らしい。その効果は、もう一人の敏腕ミキシングエンジアを雇ったような印象。ぜひ体験あれ。

BEST1
高津 修

 近年のヤマハAVセンターは、伝家の宝刀“シネマDSP”の研ぎ直しに力を注いでいる。そのポイントは、映画コンテンツの内容に即応した音場効果を創生することにあって、換言すればシーンの変化によって空間表現を変えること。単に映画館の一定不変な音響効果をシミュレートする世間一般の考え方とまったく違う、そこがシネマDSPの最大特徴である。今期はそれに「SURROUND:AI」と呼ばれる新手法が加わった。DSPエンジン自体にデータベースを用意し、入力信号情報を逐一リアルタイムで解析しながらデータと照合。シーンごとに最適な処理を行なうという画期的なものである。当機RX-A3080は、新たなその原点となるトップエンドモデルだ。

BEST1
藤原陽祐

 振動、共振に配慮したシャーシ設計、高出力、低インピーダンス化を追求した電源回路と、上級機ならではの物量を投じた、ヤマハ一体型AVセンターの最高峰。実際のサウンドも、空間の静けさ、鮮度の高さ、さらにも奥行方向に広がる音の開放感と、アンプとしての実力の違いを見せつける。このクォリティがそのまま「SURROUND:AI」の効果を押し上げる。

BEST1
山本浩司

 本機はヤマハ最新アベタージュシリーズの最高峰モデル。ハイスペックの最新8ch DACであるESSテクノロジー社のES9026PROとES9007Sの2基で構成するなど価格の枠を取り払った物量投入により、下位モデルとは品格の異なる本格派のサウンドを聴かせてくれる。「SURROUND:AI」の面白さを満喫したい向きに太鼓判を押してお勧めしたい。

BEST1
吉田伊織

 前身のA3070ではD/AコンバーターがESSテクノロジーのES9026PROとSABRE 9006ASとの組合せだったが、後者をES9007Sに変更。またハイレゾ音声はDSD11.2MHz(従来5.6MHz)、384kHz/32bit(従来192kHz/24bit)まで対応になった。そして音場創生手法に「SURROUND:AI」を新規採用。過剰な音場効果を避けつつ音の移動の描写が実にスムースになった。

特選
和田博巳

 新機種中最上位モデルの本機は、DACチップにフロア7ch用としてESSテクノロジー製ES9026PROを、トップ&他チャンネル用にES9007Sを新規採用して、力強さのみならず緻密でスケール感豊かなサラウンドサウンドを展開。新搭載の「SURROUND:AI」も、刻一刻変化するシーンに見事に追従した最適の音場効果をもたらすナイスな機能だ。

 

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