執筆陣
柔軟に伸びていく音が快感 NS-5000の弟分が登場 YAMAHA NS-3000
フラッグシップの5000シリーズをはじめとして、このところ純オーディオのコンポーネント全般に注力しているヤマハから、プレミアムグレードといっていいコンパクトスピーカーが登場した。本体の背丈、およそ40㎝。6面ピアノブラック塗装のエンクロージャーがひときわ精緻な光沢を放つブックシェルフシステム、NS-3000である。リアバスレフ型で、入力端子はシングル接続専用。160㎜径コンケーブ(凹形)コーンウーファーと30㎜径ソフトドームトゥイーターによる簡潔な2ウェイ構成だけれど、NS-5000に続く高級機であることは一目瞭然だろう。
ウーファーもトゥイーターも、振動板はZYLON(ザイロン)織布。...
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【HiVi冬のベストバイ2020】パワーアンプ部門(2)〈50万円以上100万円未満〉
第1位:ヤマハ M-5000
¥900,000+税
選者が本機を第一に推すのは、何と言っても価格対性能比が抜群だから。ヤマハらしい洗練されたデザインのボディ内には、パワー段をパラレルMOS-FETで構成し、さらにプッシュプル動作の完全対称化を図ったヤマハ独自の特許技術、フローティング&バランスアンプ回路を搭載して微細な電圧変動や外来ノイズの影響を徹底排除している。澄みきった高域と共に、充実した電源回路とメカニカルグラウンドコンセプトによる機敏で力強い低音を聴かせる。(和田)
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第2位:リン AKURATE2200/1
¥550,000+税
ロングセラー...
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【HiVi冬のベストバイ2020】サブウーファー部門
スピーカー部門同様に、サブウーファー部門では大きな変化は起こりづらい。その中でベストワンを獲得したのは、イクリプスのTD725SWMK2とモニターオーディオのPLW215II。どちらも本誌視聴室のリファレンスコンポーネントだ。TD725SWMK2はこれで14期連続のベストワンとなる
第1位:イクリプス TD725SWMK2
¥480,000+税
本誌ベストバイで常勝を続けるイクリプスのサブウーファー、そのトップエンドモデルが本機だ。25cmファイバーコーン・ウーファー2基を背面対向配置し、筐体からフローティングさせてウーファーユニットの振動を相殺させる理に適った設計。リモコンで音量設定可...
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【HiVi冬のベストバイ2020】AVセンター部門(4)〈25万円以上〉
第1位:デノンAVC-A110
¥680,000+税
全部で4機種揃えられたデノン創業110周年記念モデルのひとつ。同社AVセンターのフラッグシップ機AVC-X8500Hをベースに、コストや時間の制約で詰めきれなかった部分をサウンドマネージャーが一から見直し、音質向上につながるパーツを随所に投入、チューニングに時間をかけて仕上げたモデル。実際に仕上がった音はもう見事というほかなく、何を聴いても何を観ても間然するところのない完成度の高い音を実現、熟成型モデルならではの奥深い魅力に心を奪われてしまった。(山本)
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第2位:ストームオーディオ ISP.16 ...
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【HiVi冬のベストバイ2020】AVセンター部門(1)〈6万円未満〉
新型コロナウイルスの影響もあり、AVセンター部門は一時停滞していたものの、デノン、マランツから2020年モデルがリリースされ、いずれも高い評価を得る結果となった。さらにストームオーディオからは機能を充実させた新モデル(詳細は144ページ)が登場し、シーンを盛り上げる
第1位:デノンAVR-X1600H
¥59,500+税
7.1chからドルビーアトモス&DTS:Xの5.1.2構成まで対応可能、かつHDR映像信号のパススルー対応も備えた充実の機能が自慢の本格サラウンドアンプ入門機である。しかし何よりの自慢は音の芯を明確にした小気味よい音像感の描写力。明瞭なセリフ描写も鮮明な効果音も価格以上...
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【HiVi夏のベストバイ2020】アザーコンポーネンツ部門
第1位:テクニクス SL-1500C
¥100,000+税
テクニクス最新にして最安値のDDアナログプレーヤー。SL-1200GRをベースに、ストロボや回転スピード調整機構を廃止する等でコストダウンを図っている。しかしトーンアームはSL-1200GR搭載のものと同じで、さらにオートリフトアップ機能を追加。MMカートリッジ(オルトフォン2M Red)も付属して、MM用フォノイコライザーまで内蔵。つまりこのままアンプにつなげば、即音が出てしまう。それを考えると価格破壊的に安い。(和田)
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第2位:シャープ AN-SX7A
オープン価格(実勢価格3万円前後)...