プロジェクター部門(2)〈50万円以上101万円未満〉第1位
JVC DLA-X990R
ココがスゴイ!!
本当に凄い黒! 大画面でも最高の暗部表現を味わえる(麻倉)
コアなAVファンの期待に応える、円熟の4K&HDR映像だ(小原)
推薦者のコメント
麻倉怜士
JVC DLA-X990Rのココがスゴイ!!
4K(水平4096×垂直2160)ネイティブ画素を実現したDLA-Z1後に開発されたJVCの4K e-shift機は、それまでとひと味もふた味も違う。特にDLA-X990Rは、Z1をも凌駕するネイティブコントラストを目標に開発された。旧モデルが130,000:1に対して、本機は何と160,000:1。本機の暗部再現性は本当に凄く、真っ暗な環境においても、黒の中の暗部階調のわずかな違いを「愛でる」ことができる、現行製品では最高の暗部階調スペシャル・プロジェクターだ。
UHDブルーレイ『ハドソン川の奇跡』のチャプター5は、夜のニューヨークはタイムズスクエアからハドソン川に浮かぶ空母イントレピッドまでジョギングしながら移動するシーン。HDR的な白が眩しい大型LEDディスプレイが蝟集するタイムズスクエアの背景の夜空の暗さ、トム・ハンクスが着るジャンパーの黒っぽさなど……の大面積における黒再現(締まりと階調)からは、まさに「黒にこだわる」D-ILAならではの矜持が色濃く感じられる。
小原由夫
JVC DLA-X990Rのココがスゴイ!!
早いもので、この筐体も6世代目。お馴染みの4K e-shift搭載機は5世代目となり、いよいよ円熟の域に到達しつつあることを実感させる仕上がり。本機は斜め方向の信号処理が従来比で2倍となる新アルゴリズムを採用し、解像度を高めたことがセールイポイントだ。
PQカーブ対応の新開発ゲインコントロールがHDR10入力時にも連動し、オートアイリス機構と合わせてオートマチックになったことは、使い勝手の上でも大きなアドバンテージだ。ダイナミックコントラストはカタログ値で1,600,000:1(ネイティブコントラスト160,000:1)、明るさ2,000ルーメンという性能も合わせて、コストパフォーマンスはいよいよ凄いレベルになってきたと思う。
引き締まった黒とその階調表現、ピクチャートーンによる明部/暗部の調整など、まさしくコアなAVファンのカユいところに手が届くメニューは使いこなし甲斐もある。価格据え置きが嬉しい、お買い得モデルである。
HiVi ベストバイ2018 SUMMER 部門一覧
・HiViベストバイ2018 SUMMER トップページ
・選考について
・選考委員紹介
・過去のベストバイ一覧
ディスプレイ部門
・ディスプレイ部門(1)〈液晶、49型以下〉
・ディスプレイ部門(2)〈液晶、50型以上59型以下〉
・ディスプレイ部門(3)〈液晶、60型以上〉
・ディスプレイ部門(4)〈有機EL、59型以下〉
・ディスプレイ部門(5)〈有機EL、60型以上〉
プロジェクター部門
・プロジェクター部門(1)〈50万円未満〉
・プロジェクター部門(2)〈50万円以上101万円未満〉
・プロジェクター部門(3)〈101万円以上〉
・サブカテゴリー スクリーン
・サブカテゴリー HDMIケーブル
ビデオプレーヤー/ビデオレコーダー/カメラレコーダー部門
・ビデオプレーヤー部門
・ビデオレコーダー部門
・カメラレコーダー部門
AVセンター部門
・AVセンター部門(1)〈6万円未満〉
・AVセンター部門(2)〈6万円以上10万円未満〉
・AVセンター部門(3)〈10万円以上25万円未満〉
・AVセンター部門(4)〈25万円以上〉
・サラウンドシステム部門
スピーカー部門
・スピーカー部門(1)〈ペア10万円未満〉
・スピーカー部門(2)〈ペア10万円以上20万円未満〉
・スピーカー部門(3)〈ペア20万円以上40万円未満〉
・スピーカー部門(4)〈ペア40万円以上70万円未満〉
・スピーカー部門(5)〈ペア70万円以上100万円未満〉
・スピーカー部門(6)〈ペア100万円以上200万円未満〉
・スピーカー部門(7)〈ペア200万円以上〉
・マルチチャンネルスピーカー部門
・サブウーファー部門
オーディオプレーヤー部門
・ディスクプレーヤー部門(1)〈20万円未満〉
・ディスクプレーヤー部門(2)〈20万円以上50万円未満〉
・ディスクプレーヤー部門(3)〈50万円以上〉
・ネットワークプレーヤー部門(1)〈50万円未満〉
・ネットワークプレーヤー部門(2)〈50万円以上〉
・ネットワークトランスポート部門
オーディオアンプ部門
・コントロールアンプ部門(1)〈100万円未満〉
・コントロールアンプ部門(2)〈100万円以上〉
・パワーアンプ部門(1)〈50万円未満〉
・パワーアンプ部門(2)〈50万円以上100万円未満〉
・パワーアンプ部門(3)〈100万円以上〉
・プリメインアンプ部門(1)〈20万円未満〉
・プリメインアンプ部門(2)〈20万円以上40万円未満〉
・プリメインアンプ部門(3)〈40万円以上〉
D/Aコンバーター部門
・D/Aコンバーター部門(1)〈20万円未満〉
・D/Aコンバーター部門(2)〈20万円以上60万円未満〉
・D/Aコンバーター部門(3)〈60万円以上〉
その他、アクセサリー部門
・アザーコンポーネンツ部門
・アクセサリー部
ヘッドホンオーディオ部門
・イヤホン部門(1)〈2万円未満〉
・イヤホン部門(2)〈2万円以上5万円未満〉
・イヤホン部門(3)〈5万円以上〉
・ヘッドホン部門(1)〈5万円未満〉
・ヘッドホン部門(2)〈5万円以上10万円未満〉
・ヘッドホン部門(3)〈10万円以上〉
・ヘッドホンアンプ部門(1)〈20万円未満〉
・ヘッドホンアンプ部門(2)〈20万円以上〉
・ワイヤレスイヤホン/ヘッドホン部門
・ポータブルデジタル オーディオプレーヤー部門(1)〈10万円未満〉
・ポータブルデジタル オーディオプレーヤー部門(2)〈10万円以上〉