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水平5120×垂直1440画素、アスペクト比32:9の湾曲ワイドスクリーンを搭載! LGが、49インチの曲面型NanoIPSウルトラワイドモニター「49WQ95C-W」を2024年1月中旬に発売
LGエレクトロニクス・ジャパンから、アスペクト比32:9の曲面型NanoIPSウルトラワイドモニターの新製品となる、49インチディスプレイ「49WQ95C-W」を、2024年1月中旬に発売する。市場想定価格は¥240,000前後(税込)。
49WQ95C-Wは、水平5120×垂直1440画素のWQHDパネルを備え、快適な作業領域を実現。Webブラウザとドキュメントを左右に並べて文書を作成したり、オブジェクトをドラックアンドドロップする画像や映像の編集ソフトなども並列表示できることで、ウィンドウの切り替えが必要なく、効率的な作業が可能になる。
液晶パネルには純度の高い、ナチュラルな色再現を...
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『屋根裏のラジャー』をドルビーシネマで見ると、作品の深みがきっと違います! スタジオポノック最新作に込められた、制作陣の思いの丈を聞いた
12月15日にロードショー公開されたスタジオポノック最新作『屋根裏のラジャー』。愛をなくした少女アマンダと、彼女にしか見えないイマジナリの少年ラジャーを中心に、美しさや怖さ、優しさに溢れた冒険が繰り広げられる。そんな本作は通常上映に加え、ドルビーシネマ、IMAX、DTS:Xといった多様な劇場フォーマットでも公開されるという。そして先日、『屋根裏のラジャー』のドルビーシネマ試写会が開催された。今回は鳥居一豊さんと一緒に試写を拝見し、さらに制作を担当した方々に、作品づくりの裏側についてお話をうかがっている。(StereoSound ONLINE編集部)
ーー今日はよろしくお願いいたします。ま...
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MusicCast対応モデルで、「Qobuz」のストリーミングサービスが楽しめる! ヤマハミュージックジャパンが本日からファームウェアの提供を順次開始
ヤマハミュージックジャパンは、同社独自のワイヤレスネットワーク機能「MusicCast(ミュージックキャスト)」に対応したオーディオ製品の一部について、音楽配信サービス「Qobuz」のストリーミングサービスに対応するためのファームウェアの提供を本日より順次開始すると発表した。
MusicCastは、自宅のWi-FiとMusicCast対応製品を接続し、無償の専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」をインストールしたスマートフォンやタブレットを使って、家の中の様々な場所で簡単に高音質な音楽を楽しめる、ワイヤレスオーディオのネットワーク機能だ。
今回の対応によって、MusicC...
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生々しく蘇る怪鳥音に心が鷲掴みにされた!『燃えよドラゴン』をオーラ「VA 40 rebirth」で味わう。オリジナルモノーラル音声の〈強い音〉に感激
今秋のAVコンポーネントの中で私が最も注目している新製品のひとつが、「オーラVA 40 rebirth」だ。ある程度オーディオキャリアのある人にとって少々懐かしさを感じるこの型番機は、1980年代終わりから1990年代初めにかけて一世を風靡した(というといささか大袈裟だが)、ファンクションを極力省いたシンプルな薄型プリメインアンプで、ブランド創立35周年のアニバーサリーモデルとしてこの度復活。かつて英国、韓国と製造国が変遷したが、今回はメイド・イン・ジャパンとなる。
今回私に与えられたミッションは、このVA 40 rebirthを使ってその映画適性を探れというもの。しかもHiVi誌創刊4...
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NHKのBSチャンネル再編成で、4Kの映画放送はどうなる? 今回の再編成の目的と、これからのBSP4Kのお薦め番組を担当者にインタビュー
2023年12月1日から、NHKのBSチャンネルが再編成された。2チャンネルあった2KのBSチャンネルはNHK BSに統合。それに伴い、BS4KチャンネルはNHK BSP4Kとチャンネル名も変更になった。この再編成によって、映画の4K放送はどうなるのか?NHKに出向き、これからのNHK BSチャンネルについてお話をうかがってきた。
インタビューに応じて下さったのは、メディア戦略本部/エグゼクティブ・リードの斉藤 潤さん。そもそも今回のBSチャンネルの再編成はどういう目的で行われたのであろうか。
斉藤 これまで続いてきたBSチャンネルの放送形態の効率化を図る、というのが大きな目的です。主に...
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NHKテクノロジーズの元声中継車「T-2」で、コルグの「Live Extreme Encoder」が利用可能に。スポーツ中継や音楽ライブでも4K/ロスレス/ハイレゾでの配信を実現する
コルグは、株式会社NHKテクノロジーズの音声中継車「T-2」で、「Live Extreme Encoder」が利用可能になったと発表した。
コルグが2020年9月に発表したインターネット動画配信システム「Live Extreme」は、オーディオ・クロックを配信システムの軸とした「オーディオ・ファースト思想」や、ロスレス/ハイレゾ・オーディオに対応した点が評価され、100公演以上のコンサートやイベントの配信に採用されてきた。
2023年12月に運用を開始した “新・T-2音声中継車” はSolid State Logic SystemT(64ch物理フェーダー、ステージボックス 72chマ...
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これこそAVの奇蹟。感動に身も震えた!ソナス・ファベールAmati G5×4本をソウリューションで鳴らす『ウエスト・サイド物語』
あの『ウエスト・サイド物語』のBDが、最新のハイエンドオーディオシステムで、どう再生されるか。私の愛盤は2012年の「製作50周年記念版コレクターズBOX」。65mmフィルムを8Kでスキャンし、4Kで修復・マスタリングされた初のディスクパッケージだ。それはまさに映画の黄金時代の宝物。満艦飾のフィルム感にて、ペンキ塗装された原色、下町のすさんだ光景など、特に色にまつわる質感表現が見事だ。多様な人種の蝟集による多彩な肌色再現も刮目。
一方、音声は、4.0chオリジナル音声と、リマスタリング制作されたDTS-HDMA 7.1ch音声を収録。1961年当時の映画音響クォリティとしては標準的なもの...
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【名作と呼べる映像作品の魅力を最新の機種で引き出す】 配信限定のHD映画から激的品位改善手法を試す!エディスクリエーションを駆使した『デュエリスト/決闘者』の配信限定映像の高品位再生術
フェルメールを彷彿とさせる高画質盤の鑑として重宝
『デュエリスト/決闘者』(1977年)のLDがHiVi誌のディスクチェックに登場したのは1987年の4月号。トリミング版だったけれど、あまりに美しい映像だったので画質の採点はオール10点にしてしまった。少しのざらつきや甘さは感じていたはずだけれど、当時の私はこういう「フェルメールの室内画のよう」な絵を待っていたのだ。
この美麗な映像はキューブリック監督の『バリー・リンドン』(1976年)を意識したのだろう。動く泰西名画の世界は観るたびに陶酔をさそう次第。リドリー・スコットはこの初の劇場用長編にてカンヌ映画祭の新人監督賞を受賞している。撮影...
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JVCケンウッド D-ILAプロジェクター 商品企画部3G 那須洋人さんに伺う。HDR時代にこそ求められる『原画探求』の思想
ビクター(現、JVCケンウッド)は昨2022年、D-ILAのデバイス開発から25周年という節目に当たり、これまでの集大成ともいえるハイエンドなプロジェクター、DLA-V90R LTDをリリースした。今回の本連載の主人公は、その立役者の一人であるJVCケンウッド・メディア事業部商品企画部3Gの那須洋人さんだ。
ホームシアター用のD-ILAプロジェクターは、業務用モデルの流れを汲む2003年のDLA-HX1に初搭載、家庭用モデルとして全面的新設計されたのは2007年にリリースされたDLA-HD1からとなる。以後、ビクターの技術陣は改良に改良を重ね、業務用の技術を巧みに採り入れて今日の日を迎え...
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超短焦点プロジェクター向け耐外光スクリーン キクチ「Stylist SPB-UT」。色鮮やかでメリハリの効いた映像表現。テレビ感覚でリビング大画面を実現
昨今、家庭用テレビの大画面化が進み、最近では70インチを超えるような大画面テレビが手頃な価格で登場し、人気を集めている。反面、画質を重視すると、まだまだ一定の出費が強いられるし、搬入の制約で諦めざるを得ないケースも少なくない。
そこでお勧めしたいのが、プロジェクターとスクリーンによる大画面鑑賞だ。映画に限らず、ドラマ、スポーツ、音楽ライヴと、等身大で描き出される映像は、まさにスクリーン再生の醍醐味。特に手軽に使える様々なタイプの4Kプロジェクターが各社から登場したことで、家族が集うリビングでも100インチクラスの大画面投影が考えやすくなった。
ひとつ問題があるとすれば、それは部屋を暗くし...