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生々しく蘇る怪鳥音に心が鷲掴みにされた!『燃えよドラゴン』をオーラ「VA 40 rebirth」で味わう。オリジナルモノーラル音声の〈強い音〉に感激
今秋のAVコンポーネントの中で私が最も注目している新製品のひとつが、「オーラVA 40 rebirth」だ。ある程度オーディオキャリアのある人にとって少々懐かしさを感じるこの型番機は、1980年代終わりから1990年代初めにかけて一世を風靡した(というといささか大袈裟だが)、ファンクションを極力省いたシンプルな薄型プリメインアンプで、ブランド創立35周年のアニバーサリーモデルとしてこの度復活。かつて英国、韓国と製造国が変遷したが、今回はメイド・イン・ジャパンとなる。
今回私に与えられたミッションは、このVA 40 rebirthを使ってその映画適性を探れというもの。しかもHiVi誌創刊4...
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特集『トップガン マーヴェリック』再生大研究。絵と音が見事に一体化し、2chステレオAV再生の醍醐味を実感。スペンドールの新世代スピーカーの高度な表現力が凄い
【再生システム研究】ステレオ2chスピーカーで組む感動のAV再生の世界
英国生まれのスピーカーブランド、スペンドール。日本に紹介されてはや60年近くの時が流れた本ブランドは、やはりBBCのモニター・スピーカーと言うイメージが色濃く残る。メーカーとしてのスタートは1971年だが、創業者の一人であるスペンサー・ヒューズが開発に携わったコンパクトなLS3/5aは、ライセンス契約によって多くの派生モデルを生み出し話題を集めた製品でもある。往年のオーディオファンの中にはこのスピーカーのユーザーになった人も多いのではないだろうか。
そのスペンドールが最新のプログラムソースにフォーカスした新製品D-L...
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【事前公開動画】新ブランド&新製品続々! 試聴イベントも充実してます 2022 東京インターナショナルオーディオショウ【スペシャルプレビュー】
トライオードブースはG507
2022年も開催が迫ってきた東京インターナショナルオーディオショウ。ステレオサウンドオンラインでは、参加を予定しているメーカー、輸入商社を先取りビデオ取材。出展する予定の注目新製品情報や試聴会の概要、そして各ブランドの魅力を動画でお伝えいたします!
今年の東京インターナショナルオーディオショウでは、自社ブランドの真空管アンプシリーズはもちろん、輸入・販売を手がけるブランドでもニューフェイスがずらり揃うトライオードブース。なかでも、メカ好きオーディオファンの視線を釘付けにする新ブランド HiFI ROSEのプリメインアンプは要チェックです。英国のスピーカーブラ...
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スペンドール「Classic 4/5」 英国BBCモニターを受け継ぐ小型2ウェイ、 実体感があり現代的な鮮度や解像感を表す
艶やかなプレスリーの声音が自然に前に出て音像となるのが好印象
英国のBBCモニターの設計を受け継ぐスペンドール「LS 3/5a」は1982年に登場し、ウーファーは11㎝径だった。1998年にはユニットを一新させたモデルとして「S 3/5」が登場。ウーファーは14㎝径となり、低域のゆとりが増し、力強い音を放射できるようになった次第。2017年には「Classic 3/5」として、さらに新開発したユニットを採用。ウーファーは15㎝径のEP77ポリマーコーンとなり、ダンプ剤の厚塗りは見られない。ソフトドームトゥイーターは、2.2㎝径のワイドエッジ型である。
それと同じユニット構成を採り、バッフ...