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YUKISEIMITSU AUDIO | HIGH END ANALOG RECORD PLAYER
独創的なスタイルと機構で注目を集め始めた由紀精密のアナログレコードプレーヤー AP-01。オーディオ的な考察だけでなく、機械工学という観点における原理原則を重視したその設計は、従来のオーディオメーカーにはみられなかったアプローチ。今回の動画では、そんなAP-01の佇まいに興味を持ち、10年間連れ添ったレコードプレーヤーをリプレイスすることになったオーディオ評論家 小原由夫氏に、自身の心情の変化を交えながら、本機の魅力を語っていただく。
動画の中盤以降では、AP-01の企画から設計、そして開発まで、プロジェクトのすべてを指揮した由紀精密 取締役社長の永松 純氏を招いて、どのような発想で独創...
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【インタビュー】邦楽ユニット「WASABI」、最新作『BEAMING』の舞台裏を語る
「WASABI」は「吉田兄弟」の吉田良一郎が中心となり、4人の和楽器奏者たちで結成された邦楽ユニット。1月24日には、ソニー・ミュージックレーベルズ移籍後第一弾となるアルバム『BEAMING』が発売される。最新作『BEAMING』がどのようにして作られていったのか、彼らの音楽制作のこだわりについてうかがった。(ステレオサウンド編集部)
※本記事は『ステレオサウンド No.229 2024年WINTER』(発売中)から転載しています。
WASABIが拓く、新たな邦楽の地平
伝統的な和楽器の邦楽ユニットであるWASABI。ニューアルバム『BEAMING』が、今年1月24日に初回限定盤CD+D...
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新開発のJET6トゥイーターを搭載した、エラックの新世代モデルがデビュー。同社エキスポート・マネージャー、Holger Wittさんが新製品の魅力を語る
エラックから、新製品スピーカー「ELEGANT BS 312.2」(¥385,000、ペア、税込、12月下旬発売)が発表された。新開発されたJET6トゥイーターを搭載した、300シリーズの新しいラインナップだ。そのJET6の特長や今後の展開について、先日開催された東京インターナショナルオーディオショウで来日した、エラックのエキスポート・マネージャー、Holger Wittさんにインタビューを実施した。以下でその内容を紹介する。(StereoSoundONLINE・泉 哲也)
――今回はお時間をいただきありがとうございます。まずは新搭載されたJET6トゥイーターについて詳しく教えてください...
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“50年前の製品を、今でも修理できます” 音楽愛好家に楽しんでもらえる製品を送り出し続ける、イギリス・レガの魅力を、創業者のロイ・ガンディさんにインタビュー
1973年に創業したイギリスのオーディオブランド「REGA」(レガ)が、今年で創業50周年を迎える。同社はターンテーブルの生産、開発を続けてきた数少ないブランドで、「Planar」シリーズなどの比較的手の届きやすい価格帯の製品を多くリリースしていることでも知られている。そんなレガの創業者であるロイ・ガンディさんが来日、同社のこれまでの歴史と、新たに発表された50周年記念モデル「NAIA」についてお話をうかがう機会を得た。以下でその詳細をお届けする。(StereoSound ONLINE・泉 哲也)
――今日はよろしくお願いいたします。まずは「レガ」ブランドの歴史と、製品づくりで意識してい...
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【動画】ミュージックサーバーの新しいカタチ 人気沸騰中のLUMINから新製品 L2 登場 リポート=山本浩司【HiVi DIRECT REVIEW】
【HiVi DIRECT REVIEW】は、趣味のオーディオビジュアル専門雑誌 季刊HiViと並行して情報をお届けする動画コンテンツです。今回は、人気上昇中のLUMINから登場した、ミュージックサーバー+ネットワークスイッチ(ハブ)という構成の新製品 L2 について、オーディオビジュアル評論家の山本浩司先生によるショートインプレッションをお届けします。さらに詳しいレビューは、2023年12月15日発売のHiVi 冬号で。両方併せてご覧いただくと、LUMIN L2 への理解がさらに深まることでしょう。
●タイムスタンプ
00:00 タイトル
01:05 Lumin L2 ってなに?
02...
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【動画】大太鼓の震えをオーディオで! 鬼太鼓座アナログマスター・ダイレクトカットの衝撃
2023年9月30日に発売された、ステレオサウンド製作による究極のアナログレコード「鬼太鼓座:富嶽百景・抄録 アナログマスター・ダイレクトカット」が、オーディオ愛好会の間で話題になっている。今回はその製作を指揮し、熱い志を貫いた凄腕エンジニアの思いをまとめた動画を2本ご紹介しよう。
まず1本目は、磁気テープ幅が1インチというアナログマスター素材から、ラッカー盤にダイレクトに音を刻むようすを克明に追った動画。
「歴史的名盤の舞台裏 鬼太鼓座・抄録 アナログマスター・ダイレクトカット製作舞台裏」
続いて、2023年11月4日、東京 インターナショナル オーディオショウ 2023のG409(...
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【動画】行ってみたい! 森の中の試聴室。eilexが富士山に建てた素敵なショウルームを紹介します
オーディオ製品の試聴室といえば、都会のビル街や町中のショップ内に設けられた、閉じた空間というイメージですよね。今回ご紹介するのは、Reedのトーンアームや、AUDIA、ALAREなどのオーディオ製品の輸入を手がけるアイレックス株式会社が建てた、森と湖、そして何より富士山に抱かれた大自然の中の試聴室です。
山梨県鳴沢村にリスニングルームを作ろうと考えるようになった経緯から、設計・施工に関する苦労談、そして何より音質にこだわったというポイントについて、同社代表取締役である朝日英治さんに語っていただきました。
それではご案内しましょう。Listening Room in the Forestへ...
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真空管アンプ製作者? マエストロ? いえいえオーディオショップのオヤジです。そんな是枝重治はなぜPERSONA Bを選んだのか?
今回の主人公は、岡山県岡山市で「オーディオ マエストロ」を営む是枝重治氏。株式会社ステレオサウンドから発行されている季刊誌「管球王国」をご存知の方なら、真空管アンプの製作者としてたいへん馴染み深いお名前なのではないだろうか?
そんな是枝氏を訪ねたのは、新しくその試聴室に招き入れたスピーカーがちょっと意外な印象のモデルだったから。モダンなデザイン、高い製造技術が要求される鍛造ベリリウム、そして最新音響技術。これらを結集して生み出された、カナダのブランド「PARADIGM」のトップライン「PERSONA」から選んだのは、なんともっとも小型の「B」 しかも世界限定5台(販売は日本国内に限られ...
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いいモノからいい音が出る。インテリアスタイリストが認めたマランツMODEL 40nは、大人の生活空間にこそふさわしい、価値ある趣味の道具だった
ル・コルビュジエらのもとで学び、近代建築を日本に根付かせた存在として、今なおその功績が讃えられている建築家 前川國男。今回の動画では、そんな歴史的価値の高い前川建築を舞台に、JIDAのデザインアーカイブとしても選出された、マランツのネットワーク再生&HDMI ARC対応プリメインアンプ MODEL 40nの魅力を探ります。
ゲストとしてお迎えしたのは、この前川建築の現オーナーで、インテリアスタイリストの窪川勝哉さん。窪川さんは、自身の専門的知見をもとに、この建物の魅力を尊重しながらリノベーションを実施。昭和30年代に建てられたとは思えないほど、モダンで居心地のいい空間に仕立て上げました。...
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トーンアームこそレコード再生の要。GLANZは揺るぎない設計思想で音楽信号を忠実伝送する
平成15年に解散したミタチ音響から、GLANZを引き継いだ、元開発人の濱田政孝さん。今回の動画では、その濱田さんを横浜の株式会社PDN 試聴室にお招きし、カナダ パラダイム(PARADIGM)社のスピーカー ペルソナ(PERSONA)7Fとの組合せで、GLANZのトーンアーム2機種の聴き比べを行ないました。
今回のインタビュアー&進行役は、クラシック音楽ファシリテーターとして、その魅力を広く伝えようと大活躍中の飯田有抄さんをお迎えしました。ご自身も最近レコードプレーヤーを新調し、日々、ステレオ&モノーラルのアナログ盤の音を楽しんでいるだけあって、今、トーンアームに興味津々とか。この日の...