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超短焦点プロジェクター向け耐外光スクリーン キクチ「Stylist SPB-UT」。色鮮やかでメリハリの効いた映像表現。テレビ感覚でリビング大画面を実現
昨今、家庭用テレビの大画面化が進み、最近では70インチを超えるような大画面テレビが手頃な価格で登場し、人気を集めている。反面、画質を重視すると、まだまだ一定の出費が強いられるし、搬入の制約で諦めざるを得ないケースも少なくない。
そこでお勧めしたいのが、プロジェクターとスクリーンによる大画面鑑賞だ。映画に限らず、ドラマ、スポーツ、音楽ライヴと、等身大で描き出される映像は、まさにスクリーン再生の醍醐味。特に手軽に使える様々なタイプの4Kプロジェクターが各社から登場したことで、家族が集うリビングでも100インチクラスの大画面投影が考えやすくなった。
ひとつ問題があるとすれば、それは部屋を暗くし...
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HDR時代のスクリーンはピークの伸びはもちろん全体のバランスが肝要です。株式会社キクチ科学研究所「加嶋幸平」さん【人が作る、AVワールド】
プロジェクターにとってスクリーンは必要不可欠な存在である。ところがホームシアターファンの入門層にはその重要性が理解できず、実にもったいない画質で鑑賞しているケースも多い。とりわけ最近注目を集める超短焦点型プロジェクターのユーザーにそうした傾向があるのはとても残念なことだ。
白い壁や白い布でも映像は映し出せるが、それではプロジェクターの潜在能力は引き出せない。スクリーンはプロジェクターが持つ自身の姿を映し出す鏡なのである。鏡なくしてお化粧は出来ないだろうし、服装のコーディネイションに全身が映し出せる鏡はマストアイテムであるのと同じで、プロジェクターの持つポテンシャルをフルに発揮できるかどう...
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時代は “ブラックスクリーン”! Screen InnovationsのSlateなら、明るい場所でも高コントラストな映像が楽しめる
明るい場所で投写できる喜び
米国テキサス州オースティンに本拠を置くスクリーンイノベーションズ社は、灯を残した部屋でもコントラストが維持できるALR(Ambient Light Rejection)スクリーン開発に定評がある。今般HiViグランプリのペリフェラル部門賞を受賞したキクチSPA-UTと同系統の製品も展開している。
SPA-UTは上方からの光を遮り下からの光を反射させるレンチキュラー・タイプだったが、本製品「Slate(スレート)」はそうではない。塩化ビニール素材の幕面に、黒の顔料を混ぜ合わせたコーティング材を塗布して耐外光性能を持たせたスクリーンである。同社には「スレート」の他...
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キクチ科学研究所、4K時代に合わせた新スクリーン「Shantilly White」発表。ピュアで自然な色合いが楽しめる
Stylistシリーズに対応し、100~120インチ(16:9)を揃える
キクチ科学研究所から、4K時代へ向けた新しいスクリーン「Shantilly White」(シャンティホワイト)が発表された。属するのはスタイリッシュなデザインが好評のStylistシリーズで、電動タイプ(ES、E)、手動タイプ(SR)、モバイルタイプ(SD)に対応する。画面サイズは各100~120インチをラインナップする(SDシリーズを除く)。型番と価格は下記の通り。
【電動静音タイプ:ESシリーズ】
・SES-100HDCW/W ¥258,000(税別)
・SES-100HDCW/K ¥258,000(税別)
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