執筆陣
KEFワイヤレススピーカーの末弟「LSX II LT」は、元気いっぱいの弾むようなサウンドを聴かせる。コストパフォーマンス抜群の注目機は、一度体験すると欲しくなるかも
KEFジャパンは、先週末の1月19日に発表したワイヤレススピーカーの新製品「LSX II LT」(¥137,500、ペア、税込)の試聴会を、昨年末にオープンした東京・青山のKEF Music Gallery Tokyo開催した。Music GalleryTokyoで製品発表会が行われるのはこれが初めてとなる。
冒頭、KEFジャパン代表取締役社長 兼KEFグローバルマーケティング責任者のグレース・ローさんが登壇し、同社がワイヤレススピーカーのラインナップを充実させていることについて説明してくれた。
グレースさんによると、KEFは「原音再生」を重視し、これまでも様々な技術革新を経てユーザーエ...
執筆陣
「HiVi冬のベストバイ2023」詳細ランキングを発表! プロが選んだ今おすすめのAV製品と選考コメントを大公開【2】(18部門)
全63部門におよぶランキングでAVの今がまるっと分かる!
オーディオ・ビジュアルの専門誌『HiVi』の大人気企画「HiVi冬のベストバイ2023」を掲載した2024年冬号が、2023年12月15日に発売となりました。
Stereo Sound ONLINE では2023年12月25日に特設ページをオープンし、63部門で、それぞれ第1位に選出されたモデルを紹介しました。
【HiVi冬のベストバイ2023】プロが選ぶ、本当のお買い得なAV機器&オーディオ製品はこれだ! - Stereo Sound ONLINE
※ 各部門1位のみの発表となっております。残りの順位に関しては、2024年1月下...
執筆陣
ソニーのワイヤレススピーカー「SRS-XV500」が2月2日に発売。新たに60mmトゥイーターを搭載し、ヴォーカルのクラリティ向上や、音圧アップを実現
ソニーのワイヤレススピーカーに新製品「SRS-XV500」が登場した。市場想定価格¥60,000前後(税込)で、2月2日(金)に発売される。SRS-XP500の後継モデルで、自宅で迫力あるサウンドを楽しみたい人や、屋外の広い場所で大音量で楽しみたい方に向けた製品だという。
まず、X-Balanced SpeakerUnitによる140×140mm矩形ウーファーと、60mmトゥイーターを各2基搭載し、クリアーな音質とパワフルな低音、歪みのない高域再生を実現した。トゥイーターはSRS-XP500(直径50mm)から大型化されており、ヴォーカルのクラリティ向上や、音圧アップなどの効果も得られて...
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Apple Music Classicalがいよいよ1月24日からサービスをスタート。最大192kHz/24ビットのハイレゾ・ロスレスやドルビーアトモス音源が楽しめる
Apple(アップル)は1月22日、同社の新しいストリーミングサービス「Apple Music Classical」についての発表会を開催した。
Apple Music Classicalはクラシックファンに向けた音楽配信で、Apple Musicユーザーでれば追加費用なしで試聴が可能。明後日(1月24日)からサービス開始を予定しており、既にアプリの予約も受け付けている(関連リンク参照)。
発表会では、Apple Music担当バイスプレジデント、オリバー・シュッサー氏がApple Music Classicalの特長を説明してくれた。
オリバー氏によると、AppleのDNAには音楽あり...
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「HiVi冬のベストバイ2023」詳細ランキングを発表! プロが選んだ今おすすめのAV製品と選考コメントを大公開 【1】(21部門)
全63部門におよぶランキングでAVの今がまるっと分かる!
オーディオ・ビジュアルの専門誌『HiVi』の大人気企画「HiVi冬のベストバイ2023」を掲載した2024年冬号が、2023年12月15日に発売となりました。
Stereo Sound ONLINE では2023年12月25日に特設ページをオープンし、63部門で、それぞれ第1位に選出されたモデルを紹介しました。
【HiVi冬のベストバイ2023】プロが選ぶ、本当のお買い得なAV機器&オーディオ製品はこれだ! - Stereo Sound ONLINE
※ 各部門1位のみの発表となっております。残りの順位に関しては、2024年1月下...
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孤高の高画質技術を送り出してきたI3研究所が活動を終了。数々の技術を通して、同社が目指してきた “映像北極星” について聞いた:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート107
近藤哲二郎さんが創設したI3(アイキューブド)研究所が、昨年秋にその活動を終了した。近藤さんはソニーの映像創製技術「DRC」を生み出した映像技術の専門家で、I3研究所設立後も、「ICC」や「ISVC」、さらに「動絵画」といった様々な高画質化技術を送り出してきた。しかもそれらは単純な映像信号処理ではなく、独自の発想に基づいて “人の脳に働きかける” 効果を持ったものだった。今回は、近藤さんと30年近い交流があったという麻倉さんが、これまでのI3研究所の歩みについてインタビューを行った。(StereoSound ONLINE編集部)
麻倉 お久しぶりです。この度I3研究所が業務を終了するとお...
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“実際のライブとは違っていて欲しいんです” 福山雅治さんが、「FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」への思いを舞台挨拶で熱く語った
アーティストの福山雅治さんが監督を務めた「FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸(さち)わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」が、1月19日に全国公開された。それを記念して公開初日に、東京・有楽町のピカデリー1で福山雅治さんと、劇中に登場する少年を演じた柊木陽太君を迎えて、舞台挨拶が開催された。
本作は、福山さんが “究極のライブ体験” を劇場で再現することを目指した作品で、40台を超えるカメラに加え、武道館ライブで初めて観客を入れた状態でドローン撮影を実施、更にステージのみならず、2〜3階のアンビエントまで収録するなど、制作面でも多くのこだわりが詰...
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KEFが、アーティストDaito Manabeさんとのパートナーシップによる「LISTEN TOKYO」を開催。「LS60 Wireless 」&「KC62」のサウンドが、会場を大いに盛り上げた
KEFジャパンは1月19日(金)に、同ブランドのグローバルキャンペーンであるリスニングイベント第2弾「LISTEN TOKYO」を、東京・恵比寿のレコードバー「A10」で開催した。
またそれに先立ち、青山のMusic Gallery Tokyoに関係者を招いた記念イベントも行われた。Music Gallery Tokyoは昨年12月9日のグランドオープン以来着実に来場者が増えているそうで、新しい音楽ファン、オーディオファンの開拓につながっているようだ。
それについて、KEFジャパン代表取締役社長 兼 KEFグローバルマーケティング責任者のグレース・ローさんが以下のように語ってくれた。
「...
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【麻倉怜士のCES2024レポート09】サムスンの3年目のQD-OLEDは、ピーク輝度3000nits、カラー輝度も3000nitsを達成
アンコアホテルのサムスン・ディスプレイスウィートを訪れるのは2023年から2年連続だ。2022年に登場し、3年目を迎えた2024年版QD-OLEDの取材のためだ。
登場から2年でも性能は大きく向上したが、3年目の今回はさらに向上したことが分かった。ディスプレイパネルづくりでは毎年、画期的な技術を開発し続けられるわけではない。QD-OLEDも2022年に基本をスタートさせ、次に製造、回路、画質を磨くというプロセスが続いている。
2024年バージョンは、完成度を格段に上げた。まずピーク輝度は2022年モデルが1545nits、2023年モデルは2096nits、そして2024年モデルは300...
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【麻倉怜士のCES2024レポート08】WiSAの新展開がわかった。新たな「WiSA・E」規格でコストダウンを実現し、スピーカーやサウンドバーへの採用を期待
高音質ワイヤレス通信方式WiSA(Wireless Speaker and Audio)が、「フォーマット2.0」とでも形容できる、新展開を開始したことが、CESでの取材で分かった。コンベンションセンター近くのエンバシイ・スウィートホテルに構えたWiSAデモルームには、ひっきりなしにテレビ、スピーカー、サウンドバーなどのメーカー関係者が訪れていた。
WiSA技術は、もともとがアメリカのベンチャー企業Summit Wirelessが開発した音声を非圧縮、高品質で無線伝送する技術が元になり、2013年にコンソーシアムが結成され、業界のデファクト・スタンダードを目指して活動が始まった。これまで...
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【麻倉怜士のCES2024レポート07】ドルビーは、セットトップ・ボックス内蔵サウンドバーと、音場整頓ソリューション「Dolby Atmos Flex Connect」をアピール
Dolby(ドルビー)は、昨年と同じNOMADホテルで新技術を披露。面白いことにDTS(エクスペリ)も、同じホテルでスウィートを構えている。こちらはMGMパークホテルでのイベントだが、実は同じ建物なのであった。
今年のドルビーのテーマは「LOVE MORE」。より普及し、一般化する流れを強めようという思惑からだ。昨年にプロトタイプでみたケーブル・セットトップ・ボックスを内蔵したサウンドバーが製品化に進み、今年はヨーロッパと韓国を中心に7つのブランドが、セットトップ・ボックス内蔵サウンドバーを出展。ドルビーアトモスの再生が可能で、ドルビービジョンはパススルーでHDMI接続したテレビに流す。...
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タスカムから、Blu-ray、DVD、CD、SDカード、USBメモリーの再生に対応したマルチメディアプレーヤー「BD-MP1MKII」が6月下旬に登場
ティアックは、TASCAM(タスカム)ブランドの業務用マルチメディアプレーヤー「BD-MP1KMKII」(¥99,000、税込)を全国の設備機器代理店ならびにティアックストアで6月下旬から販売する。ブルーレイ、DVD、CD、SDカード、USBメモリーの再生に対応した、業務用プレーヤー「BD-MP1」の後継モデルだ。
電源投入後に自動再生するパワーオンプレイ機能や、リピート機能、パネルロック機能のほか、EthernetやRS-232Cによるリモートコントロールなどの機能は踏襲し、新たに最大512GバイトのSDXCカードの再生に対応。商業施設や文教施設、博物館、バンケットルーム、劇場などでの...