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【麻倉怜士のCES2024レポート08】WiSAの新展開がわかった。新たな「WiSA・E」規格でコストダウンを実現し、スピーカーやサウンドバーへの採用を期待
高音質ワイヤレス通信方式WiSA(Wireless Speaker and Audio)が、「フォーマット2.0」とでも形容できる、新展開を開始したことが、CESでの取材で分かった。コンベンションセンター近くのエンバシイ・スウィートホテルに構えたWiSAデモルームには、ひっきりなしにテレビ、スピーカー、サウンドバーなどのメーカー関係者が訪れていた。
WiSA技術は、もともとがアメリカのベンチャー企業Summit Wirelessが開発した音声を非圧縮、高品質で無線伝送する技術が元になり、2013年にコンソーシアムが結成され、業界のデファクト・スタンダードを目指して活動が始まった。これまで...
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ディナウディオ「FOCUS30」で、『情家みえ/エトレーヌ』を聴くイベントを開催! 無線技術 WiSAの魅力や、電源アクセサリーの効果まで体験できる貴重な会が盛り上がった
ディナウディオは去る12月2日(土)に、麻倉怜士さんと潮晴男さんが共同代表を勤めるUA(ウルトラアート)レコードの最新SACD/CDハイブリット盤『情家みえ/エトレーヌ』の体験試聴会を、東京・新富町のon and onで開催した。
本SACD/CDについては、マスターに76cm/秒の24トラック、2インチアナログマスターからトラックダウンを行ったハーフインチのアナログテープを使用しており、UAレコードとしての音質へのこだわりが詰まった一枚だ。試聴会ではそのディスクをディナウディオの最新スピーカー「FOCUS」シリーズで再生したらどんなクォリティで楽しめるかが実演された。
情家みえさんから...
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音質がよくて、マルチチャンネルにも使える。ワイヤレス伝送技術「WiSA」が、さらなる進化を遂げている。その現状と今後の展開を、キーマンにインタビューした
StereoSound ONLINE読者の中には、ワイヤレス伝送技術のWiSA(Wireless Speaker and Audio)をご存知の方も多いだろう。5GHz帯域を使い、最大96kHz/24ビット、8チャンネルまでのオーディオ信号を非圧縮伝送できる技術で、海外製品ではこの技術を採用するモデルも増えているという。今回はそんなWiSAの最新事情と、同社が考える今後の展開について、WiSA TechnologiesInc. Vice President, Worldwide SalesのJames Chengさんと、WiSA Japan Country Manager 竹原茂昭さんに...
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5.1chをワイヤレスで楽しむ、オンキヨー「SOUND SPHERE」。クラウドファンディングで話題沸騰の新製品が、ホームシアターに革命をもたらす(前):麻倉怜士のいいもの研究所 レポート57
今年3〜5月にオンキヨーが実施したクラウドファンディングが話題を集めた。ワイヤレス伝送技術のWiSA(Wireless Speaker and Audio)を使った「SOUND SPHERE」と名付けられた2.1ch/3.1ch/5.1chシステムで、初日に目標額を達成、最終的には20倍以上の支援を獲得している。実は、これまで日本ではこういったサラウンドパッケージは受け入れられにくいと言われていた。ではなぜ「SOUND SPHERE」はそこまでの支持を得られたのか? さっそくオンキヨーにお邪魔して、SOUND SPHERE誕生のいきさつを聞いた。(編集部)
麻倉 SOUND SPHERE...
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最大96kHz/24ビットの高品質・非圧縮伝送を実現したWiSA。この注目技術はどんな発想、いきさつで生まれ、そのメリットは何か? 本国の責任者に直撃する:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート56
ワイヤレス伝送技術のWiSA(Wireless Speaker and Audio)が注目を集めている。5GHz帯域を使い、最大96kHz/24ビット、8チャンネルまでのオーディオ信号を非圧縮伝送する技術で、先頃オンキヨーが本技術を搭載した「SOUND SPHERE」のクラウドファンディングを実施し、予想を遙かに超える支援を集めたことも話題になった。今回は、そのWiSAがどのようにして誕生し、またどんな特長を備えているのかについて、WiSA LLCプレジデントのTony Ostromさん(リモートにて)と、サミットワイアレス バイスプレジデント竹原茂昭さんにお話を聞いた。(編集部)
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