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『SAEC STRATOSPHERE SLA-1/SLA-500』Qobuz再生の注目グレードアップアイテム《LANケーブル編》
Qobuzの高品位をフルに引き出したい。その志に応える、2本の優秀LANケーブル
音質に優れ、オーディオ再生と相性のいい音楽配信サービスQobuzの正式ローンチにより、ネットワークプレーヤーの活躍の場は大きく拡がったが、同時に、その重要性が見直されているアイテムがある。そう、LANケーブルだ。
ルーター/ハブとネットワークプレーヤー/ネットワークトランスポート間を結び、データの送受信という重責を負うことになるため、単にデータを正確に伝えるだけでなく、徹底したノイズ対策が不可欠。その善し悪しで最終的な音質が大きく変わってしまうことになる。
技術的にもインピーダンスの安定性、ワイドな周波数帯...
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ディナウディオ「FOCUS30」で、『情家みえ/エトレーヌ』を聴くイベントを開催! 無線技術 WiSAの魅力や、電源アクセサリーの効果まで体験できる貴重な会が盛り上がった
ディナウディオは去る12月2日(土)に、麻倉怜士さんと潮晴男さんが共同代表を勤めるUA(ウルトラアート)レコードの最新SACD/CDハイブリット盤『情家みえ/エトレーヌ』の体験試聴会を、東京・新富町のon and onで開催した。
本SACD/CDについては、マスターに76cm/秒の24トラック、2インチアナログマスターからトラックダウンを行ったハーフインチのアナログテープを使用しており、UAレコードとしての音質へのこだわりが詰まった一枚だ。試聴会ではそのディスクをディナウディオの最新スピーカー「FOCUS」シリーズで再生したらどんなクォリティで楽しめるかが実演された。
情家みえさんから...
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レーベル面への最適荷重で、振動を抑える スタビライズが音の締まりや明確さに貢献 サエク「SRS-9」
アナログ盤用のディスクスタビライザーが登場
伝統のダブルナイフエッジ機構を現代に復刻させて気を吐くサエクコマースから、SRS-9というアナログ盤用のディスクスタビライザーが登場。総重量は約300g なので軽量の部類となるが、これはトルクの強くないターンテーブルとの組合せも考慮したからのようだ。注目すべきは、中心部に加えて9個のステンレススチール製ウェイトがそれぞれレーベル面に荷重を与えること。同社ではこれをSVM(サプレス・ヴァイブレーション・マテリアル)機構と称している。似たような構造は、かつてのトーレンス製スタビライザーや、米国スティルポイント製LPIに見ることができよう。硬質アルミ...