執筆陣
フェーズメーション、針交換価格を2024年8月1日より改定
協同電子エンジニアリング株式会社は、カートリッジの針交換価格を2024年8月1日 (木) 受付分より改定することとなった。
同社ではこれまで長きにわたり、フェーズメーションのカートリッジ製品を使用されているお客様のため現状価格の維持に努めてきたものの、原材料の高騰ならびに円安の影響により、やむなく一部製品の針交換価格改定を実施するに至ったとのこと。
同社は、引き続き高品質な製品を供給できるよう努めるとし、ユーザー、関係各位にはご理解を賜りたいとしている。
●価格改定実施日: 2024年8月1日 (木) 受注分より
改定後Phasemationカートリッジの針交換価格
※上記は針交換価格で...
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【潮晴男のアナログ道楽 第5回】フェーズメーション「EA-220」の完成度の高さに驚く。単体フォノイコライザーを追加する意味はどこにある? とお考えの方は、まずこの音を聴いて欲しい ※動画あり
レコード再生においては、多くの要素が音に影響を与える。フォノカートリッジ、トーンアーム、ターンテーブルと、どれもおろそかにすることはできないが、もうひとつ忘れてはならないのは、そこからピックアップされた信号を正確にデコードするフォノアンプの存在である。
昨今はAVアンプにもフォノイコライザーが内蔵されているので、レコード再生に関してそれほど不便を感じることはないだろう。しかしCD全盛期にはライン入力しか持っていないアンプも多く、レコードを再生するには別途フォノアンプが必要だった。そうしたことを考えれば、便利な時代になったわけだが、果たしてそれでアナログレコード本来の持ち味が引き出せるのか...
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フェーズメーションアンプの集大成、出力管にWE-211を搭載したモノーラルパワーアンプ「MA-5000」が正式リリース。11月中旬から受注受付を開始
フェーズメーションは、同社アンプの集大成ともいえるモノーラルパワーアンプ「MA-5000」(¥14,300,000、ペア、税込)を発表した。受注生産モデルで、受付開始は11月中旬を予定している。昨年の「インターナショナルオーディオショウ 2022」で参考出品されていたモデルが、遂に正式リリースされたわけだ。
オーディオアンプの世界では、半導体アンプから真空管アンプまで、その種類は幅広い。中でも真空管パワーアンプでは、2A3や300Bなど音質に定評のある真空管がいくつか存在し、根強く支持されている。今回のMA-5000は、その中でも評価の高い真空管211をパラレル・シングル出力で用い、30...
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フェーズメーションが、オールディスクリート無帰還型フォノアンプ「EA-220」を5月に発売。レコードに刻まれた音楽の実在感、アーティストの情念をも引き出す
フェーズメーションは、オールディスクリート無帰還型フォノアンプ「EA-220」を5月中旬に発売する。価格は¥121,000(税込)。
同社では、「アナログもまだまだ極め尽くされていません」を合言葉として、アナログディスク愛好家向けに、無帰還によるフォノアンプのラインナップを拡充してきている。今回のEA-220は、2013年の発売以来高い評価を集めている「EA-200」に上級機のエッセンスを取り入れ、音質にいっそう磨きをかけたモデルとなっている。
EA-220の主な特長は以下の通り。
●フロントパネルを一新し、エレガントで強靭なシャーシ構造
フロントに8mm厚スラントアルミパネルを新規に製...
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【潮晴男のアナログ道楽 第1回】アナログレコードを楽しむお作法を、潮さんがわかりやすく紹介! 第1回はフェーズメーションのMC型カートリッジ「PP-200」で聴く女性ヴォーカルの魅力
食道楽、着道楽、オーディオ道楽……、“道楽”という言葉はどこか蠱惑的な響きがある。元々は仏教用語で、修行によって得た悟りを楽しむことを表していたそうだが、時代の流れとともに趣味に没頭して得られる楽しみを表現する言葉になった。ここで言う“アナログ道楽”は、文字通りアナログレコードの再生に熱中すること。もちろん熱中するからには、それなりのお作法も必要になる。本連載ではアナログレコード再生に必要なアイテムの使いこなしを中心に、入門層から熱心な愛好家にまで楽しんでもらえる“アナログ道楽”のイロハをお届けしたい。第1回は、フェーズメーションのMC型カートリッジ「PP-200」をピックアップする。
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【2022東京インターナショナルオーディオショウ速報】ガラス棟5F-1 リジェール/エレクトリ/日本音響エンジニアリング/協同電子エンジニアリング
リジェール(SME/G501)
●製品ジャンル:ターンテーブル
●ブランド名:SME
●製品名:Model 60
●価格:1,200万円(予価)
●発売時期:2023年1月発売予定
東京インターナショナルオーディオショウに初出展となったリジェールでは、同社取り扱いSMEがオーディオのジャンルに参入して60年、ターンテーブル「Model 30」の発売30年周年を記念した新世代のフラッグシップ・ターンテーブル「Model 60」を実演展示。ターンテーブル部、速度制御ユニット部、電源ユニット部の3ピ――ス構成で、現代の各種テクノロジーを投入し、再生の精度を向上させているのが特徴になるそう。
エ...
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フェーズメーション、バランス入出力対応ハイブリッドパッシブアッテネーター「CM-2200」を11月に発売
協同電子エンジニアリングから、フェーズメーション(Phasemation)ブランドの新製品として、バランス入出力対応のパッシブアッテネーター「CM-2200」が、11月初旬に発売される。価格は¥1,800,000(税別)。
フェーズメーションでは、電源回路を持たないパッシブアッテネーター「CM-2000」を2018年に発売しており、当時、新規開発のバランス入出力対応の音量調整回路「ATT(アッテネーター)トランス」の搭載により話題を集めたが、本CM-2200では、そのATTトランスを再検討し、結果、世界で唯一という+6dBの増幅機能を持たせることに成功したという。
CM-2200主な特徴...
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【OTOTEN2019リポート】フィダータを使ったネットワークオーディオの楽しみを知りたいならD502へ。フェーズメーションのフォノアンプ&パッシブアッテネーターも必聴
D502 アイ・オー・データ機器
D502ブースでは、ネットワークオーディオサーバーfidata(HDD/SSD2モデル)およびSoundgenic(4モデル)が展示、再生されていた。
Fidata(フィダータ)については、参考出展として、USBではなくLANで接続して動作するLAN DAC対応を披露。デモンストレーションでは、スフォルツァートのネットワークプレーヤー「DSP-Dorado」と「Diretta(ディレッタ)」で伝送することで、PCレスでのLAN DAC再生を行ってみせた。
一方のSoundgenicも近年Android対応も果たしたfidata Music Appを使うこ...