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オルトフォンの、ヘッドシェル取付済MM型カートリッジ「VNL Premounted」が誕生。“針飛びしないカートリッジが欲しい”という長年のDJの夢を叶えた
ORTOFON(オルトフォン)から、ヘッドシェル取付済MM型カートリッジ「VNL Premounted」が発売される。市場想定価格は¥23,000(税別)。
VNL Premounted(プリマウンテッド)は、「針飛びしないカートリッジが欲しい」という、長年にわたるDJの夢を叶えるべく、ワールドチャンピオンに輝いたターンテーブリストたちに協力を要請、彼らが新時代のDJカートリッジに求めているイメージをていねいに、かつ真摯にピックアップしながら開発を進めた製品という。更にシェルに取付可能で、かつ軽量というトーンアームを選ばない汎用性も重視されている。
これまではカートリッジ単売モデルの「V...
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イギリス、ゴールドリングの新フラッグシップカートリッジ「ETHOS SE-MC」が3月15日に発売決定。スタンダードモデル「E4-MM」も同時リリース
ナスペックは、イギリスGoldring(ゴールドリング)のカートリッジと交換針を3月15日(金)に発売する。新しいフラッグシップモデルとなるEthos MCカートリッジのSpecial Edition「ETHOS SE-MC」と、MMカートリッジEシリーズの最高峰となる「E4」だ。
●MCカートリッジ:ETHOS SE-MC ¥379,500(税込)
●MMカートリッジ:E4-MM ¥59,400(税込)
●E4交換針:E4-Stylus ¥35,750(税込)
ゴールドリングは、今から100年以上前、1906年にハインリッヒとジュリアスのシャーフ兄弟によってドイツのベルリンで設立され、...
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ダイヤモンド製カンチレバーを搭載したカートリッジ、テクダス「TDC-01 Dia」が誕生! 3月14日から受注を開始する
ステラは、TechDASブランドの新製品として、ダイヤモンド製カンチレバー搭載フォノカートリッジ「TDC-01 Dia」を発売する。価格は¥1,540,000(税込)で、3月14日(木)より受注を開始、デリバリーは4月頃を予定している。
カンチレバーには現状で最適な素材であるダイヤモンドを使って、設計・開発が行われた。ダイヤモンドの特徴である音速と伝送性能を活かし、音溝に刻まれている情報をすべて拾い上げ、微小信号と強大なエネルギーを引き出した未体験のアナログ再生を実現するフォノカートリッジだという。
TechDASカートリッジの特徴である、3次元曲面で構成されたハウジング部にはチタンを採...
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ユキムが、スイス・メイドの高品質MCカートリッジ「X-quisite VORO」をリリース。特許取得のモノブロック・セラミック・トランスデューサーを搭載する
ユキムは、スイス、Xquisite(エクスクウィジット)の新製品MCカートリッジとして「X-quisite VORO」(¥1,078,000、税込)を10月1日に発売する。
X-quisite VOROは、特許を取得したモノブロック・セラミック・トランスデューサーを初めて採用し、アナログ・ピックアップに革命をもたらしたX-quisiteのニュー・モデルで、X-quisite CA(CONNAISSEUR LINE)のディフュージョン・ラインとして新たに設けられたREFERENCE LINEからリリースされる。
●高効率2層鉄心構造のモノブロック・セラミック・トランスデューサー
X-qui...
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【潮晴男のアナログ道楽 第2回】アナログプレーヤーのトーンアームは、ただの“棒”ではない! カジハラ・ラボ「KL-UA01」で、その違いを検証する
連載「アナログ道楽」の第一回はいかがでしたでしょうか。レコード再生にとって重要な役割を担うカートリッジだからこそこだわりたい……。読んでくれた読者諸氏の一人でもそんな気持ちになってくれたら、ぼくもとても嬉しいです。
さて第二回となる今回は、レコード再生の基礎となるプレーヤー周りについてです。皆さんご存知の通り、レコードを聴くにはカートリッジのほかに、トーンアームとターンテーブルを組み合わせたプレーヤーシステムが必要です。レコードの盤面に直接触れるカートリッジに注目が集まるのは致し方ないとしても、その他の要素もあだや疎かには出来ない。というのも、どこかにウィークポイントがあると、どうしても...
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DS Audioが、光カートリッジの新フラッグシップ「DS Master3」を6月1日に発売。第三世代振動系を搭載して、S/Nが大きく向上
DS Audioから、「DSMaster1」光カートリッジの後継機となる「DS Master3」(¥880,000、税込、6月1日発売予定)が発表された。DS Audioのフラッグシップ機としてファンから長く愛されてきたDS Master1が、第三世代振動系を搭載して進化を遂げている。
DS Master3の主な特長は以下の通り。
●左右独立LED&左右独立PD(フォトディテクター)
内部のLED及びPDを左右のチャンネルに独立して設置することで、光学系の位置を最適化。カートリッジの出力が40mV→70mVと大きく増加している。ノイズ量が変わらないまま出力が増加したことで、カートリッジの...
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オルトフォンが、HiFiカートリッジやDJカートリッジ、MC針などの一部モデルについて、7月3日から価格を改定。原材料費や輸送費等の高騰を受けて
オルトフォンでは、同社の一部製品において7月3日から価格を改定する。同社ではかねてより経営の効率化をはかるなど、価格維持の努力を続けてきたが、昨今の激しい為替変動の煽り、また原材料費や輸送費等の高騰を受け、従来の価格を維持することが困難になったという。
対象となる製品はHiFiカートリッジ/HiFi交換針/HiFiその他(ST-70のみ)やDJカートリッジ/DJ交換針、MC針(本体)交換/MC針(ユニット)交換など。7月2日までの注文分については、従来価格で販売される。
具体的な対象モデルと新価格は以下の関連リンクでご確認いただきたい。
製品価格改定のご案内(2023年7月3日改定実施...
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リンのフラッグシップスピーカーが18年ぶりにリニューアル。新モデル「360」はパッシブ型、アンプ内蔵型など3モデルをラインナップして6月に発売
リンジャパンから、同ブランドのフラッグシップスピーカー「360」が正式発表された。3月末にグラスゴーのリン本社での50周年記念式典でお披露目されたモデルが、遂に登場することになる。発売は6月の予定。
360-PWAB(Passive With Aktiv Bass) ¥11,550,000(税込、ペア)
360-EXAKT Integrated Aktiv ¥18,700,000(税込、ペア)
360 System(KLIMAX SYSTEM HUB+360-EXAKT) ¥20,900,000(税込、ペア)
360は、2005年の ARTIKULAT System登場から数えると 18...
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【潮晴男のアナログ道楽 第1回】アナログレコードを楽しむお作法を、潮さんがわかりやすく紹介! 第1回はフェーズメーションのMC型カートリッジ「PP-200」で聴く女性ヴォーカルの魅力
食道楽、着道楽、オーディオ道楽……、“道楽”という言葉はどこか蠱惑的な響きがある。元々は仏教用語で、修行によって得た悟りを楽しむことを表していたそうだが、時代の流れとともに趣味に没頭して得られる楽しみを表現する言葉になった。ここで言う“アナログ道楽”は、文字通りアナログレコードの再生に熱中すること。もちろん熱中するからには、それなりのお作法も必要になる。本連載ではアナログレコード再生に必要なアイテムの使いこなしを中心に、入門層から熱心な愛好家にまで楽しんでもらえる“アナログ道楽”のイロハをお届けしたい。第1回は、フェーズメーションのMC型カートリッジ「PP-200」をピックアップする。
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ドイツ、ゴールドリングの高出力MCカートリッジ「Eroica HX」が2月20日に発売。MCカートリッジ本来のきめ細やかさをそのままに、低音の量感やエネルギー感を引き出した
ナスペックは、ドイツ、Goldring(ゴールドリング)の新製品として、高出力MCカートリッジ「Eroica HX」を2月20日(月)に発売する。価格は¥148,500(税込)、Eroica HXの針交換(ユニット交換)は¥101,200(税込)。
Eroica HXはベートーヴェンの交響曲『英雄(エロイカ)』の名を冠したユニークなデザインが特長だ。新開発の純鉄製クロス(十字型)アーマチュアを採用し、さらなる低クロストーク化と軽量化を実現した。
MCカートリッジはMMカートリッジに比べ、繊細かつ正確で質の高い音を生み出す特徴があるといわれている。新製品のEroica HX-MCは高出力型...