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フェーズメーション、バランス入出力対応ハイブリッドパッシブアッテネーター「CM-2200」を11月に発売
協同電子エンジニアリングから、フェーズメーション(Phasemation)ブランドの新製品として、バランス入出力対応のパッシブアッテネーター「CM-2200」が、11月初旬に発売される。価格は¥1,800,000(税別)。
フェーズメーションでは、電源回路を持たないパッシブアッテネーター「CM-2000」を2018年に発売しており、当時、新規開発のバランス入出力対応の音量調整回路「ATT(アッテネーター)トランス」の搭載により話題を集めたが、本CM-2200では、そのATTトランスを再検討し、結果、世界で唯一という+6dBの増幅機能を持たせることに成功したという。
CM-2200主な特徴...
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ディスクリート構成で無帰還増幅の半導体式フォノEQアンプ。 MCカートリッジで音場空間の深みが感じられる積極的な再生。 フェーズメーション EA320、T320
フェーズメーションほど、豊富なフォノイコライザー関連のラインナップを用意しているブランドはないのでは? ここで紹介するEA320は、厳選された半導体素子によるディスクリート回路構成が特徴の新製品。同じく半導体増幅で好評を博しているEA350の下位機種にあたる、やや小振りの筐体の注目機だ。いっぽう、T320はEA320にもマッチする単体の昇圧トランスフォーマー。最近の製品では非常に珍しく、トランス回路をバイパスできるスイッチが用意されている。
真空管増幅と半導体増幅の両方を手掛けるフェーズメーションは、無帰還増幅にこだわっている。それはTIM歪み、いわゆるトランジェント歪みから回避できる施...