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デノン、一体型AVアンプの注目機「AVC-X6800H」を3月15日に発売。新世代フラッグシップ「AVC-A1H」の技術を継承し、コンパクトなサイズでフラッグシップ機のクォリティを目指す!
デノンは、一体型AVアンプの新製品「AVC-X6800H」(¥528,000、税込)を3月15日に発売する。「AVC-X6700H」の後継モデルで、11chパワーアンプを内蔵、本機だけでドルビーアトモスやDTS:X、Auri-3D、IMAXEnhancedなどのイマーシブオーディオの再生が可能だ。
また13.4chプロセッシング対応で、13.4chプリアウトも備えているので、外部パワーアンプを加えれば7.4.6システムを構築できる。さらに内蔵パワーアンプの動作を停止させるプリアンプモードも搭載している(チャンネルごとにオン/オフの設定が可能)。
接続端子は8K/60p、4K/120p対応...
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世界初、96kHz AURO-3Dによるインターネット・ライブ配信イベントをLive Extremeで実施。PCのブラウザと対応AVアンプを使って、自分のホームシアターで体験可能!
コルグは、株式会社WOWOW、株式会社シンタックスジャパンと共同で、世界初となる96kHz AURO-3Dによるインターネット・ライブ配信イベントを実施する。
2020年からのコロナ禍以降、多くのインターネット配信サービスが開始され、音楽ライブを配信で楽しむ機会も増えてきた。しかし多くのライブ配信サービスでは、ライブの臨場感を届けられるほどの品質や魅力を備えていないのが現状だった。
そこでコルグでは、2020年9月にインターネット動画配信システム「Live Extreme」を発表、ロスレス/ハイレゾ・オーディオに対応した高い品質が評価され、これまでにおよそ150公演のコンサートやイベント...
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【麻倉怜士のCES2024レポート04】AURO-3Dの新展開が打ち出された! ストリーミング用コーデックAuro-Cxの音に驚く
ベルギーのギャラクシー・スタジオで開発されたイマーシブ・フォーマット、AURO-3Dは、資本構成を変え、新会社NEWAUROB.V.の元で新展開している。
昨年までは、オーディオ・ビジュアルマニア向けのイマーシブオーディオコーデックというイメージが強く、製品も高級なAVアンプにほぼ限定されていたが、CES 2023で、ストリーミングとスマートフォンの新世界に参入を宣言。さらにストリーミングのためのスケーラブル・オーディオコーデックAuro-Cxも発表した。
CES 2024では、その方向に添った新しい展開が打ち出された。チーフ・テクノロジー・オフィサーのBert VanDaele氏は、「...
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「空間のナチュラルさがアメイジングだ!」 ボブ・ジェームスさんが、自作のAuro-3DイマーシブサウンドをWOWOWのオムニクロス・スタジオで体験。その驚きを語った
WOWOWは、辰巳放送センターのオムニクロス・スタジオにピアニストのボブ・ジェームスさんを迎え、先に発売されたボブさんのUHDブルーレイ『Fell like makin’ live』(フィール・ライク・メイキング・ライブ!)のイマーシブオーディオ体験会を開催した。
『フィール・ライク・メイキング・ライブ!』は2022年に発売された作品で、様々なフォーマットのメディアでリリースされている。その中のUHDブルーレイにはイマーシブフォーマットのAuro-3D音声も収録されており、没入感たっぷりのサウンドも楽しめる。
実はそのAuro-3D音声はWOWOWの入交英雄さんがミックス作業を手掛けてお...
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コルグが、高音質・高画質動画配信サービスをサポートする「Live Extreme Showcase」の提供を開始。第一弾として「ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品」を4K映像とAuro-3Dで配信
コルグは、高音質・高画質動画配信サービスに必要なすべてをサポートするフルマネージドサービス「Live Extreme Showcase」の提供を開始したと発表した。
同社が2020年9月に発表したインターネット動画配信システムのLive Extremeは、オーディオ・クロックを配信システムの軸としたオーディオ・ファースト思想や、ロスレス/ハイレゾ・オーディオに対応した高い音質が好評を博し、発表以来90公演以上ものコンサートやイベントのリアルタイム配信に採用されてきた。
近年、インターネットを使った公演の配信が一般化する中で、コンテンツ・ホルダーからも、従来フィジカルメディアでしか配給でき...
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【麻倉怜士のCES2023レポート05】Auro-3Dが新次元に入った。ストリーミングへ進出し、新コーデック「Auro-Cx」も開発!
Auro-3Dが新次元に入った。昨年、資本構成が変わり、新しい方向性が打ち出された。旧Auro Technologies N.V.が保有していたすべての資産、社員、Auro-3D技術の権利をベルギーの投資会社Saffelberg Investment groupが買収し、新会社NEWAUROB.V.が設立された。まさしく新出発らしい新会社ではないか。CES期間で、ミラージュホテルの一室に設けられた、Auro-3Dスウィートで、新展開を取材した。
まずストリーミングへの進出だ。これまでは、オーディオ・ビジュアルマニア向けの、高音質イマーシブオーディオコーデックというイメージが強く、製品も高...
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ボブ・ジェームスのUHDブルーレイ『フィール・ライク・メイキング・ライブ!』に収録されたAURO-3Dが凄かった。イマーシブオーディオの楽しさを知らしめる、必聴の一枚:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート71
2月25日に、EVO SOUNDから発売されたボブ・ジェームスの新譜『フィール・ライク・メイキング・ライブ!』は、オーディオビジュアルファン注目のグレートタイトルだ。
本作はMQA-CD、SACD、ブルーレイ、UHDブルーレイ、アナログレコードという5種類のメディアで発売され、しかもSACDには5.1ch音声が、UHDブルーレイにはAURO-3Dとドルビーアトモス音声が収録されている。さらにそのミックスは、本連載でもお馴染みのWOWOWO入交英雄さんが担当した。
今回の連載では、WOWOWの視聴室、オムニクロスにお邪魔して本作のAURO-3D音声を体験、どんな経緯で本作のような、ある意味...
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WOWOWのωプレイヤーでイマーシブオーディオを検証! これからの音楽体験、配信体験に必須な“いい音”と“豊かな音場”が体験できた:麻倉怜士のいいもの研究所 レポート68
WOWOWがハイレゾ・3Dオーディオのストリーミング再生に対応した「ω(オメガ)プレイヤー」アプリを使った配信実証実験をスタートしている。同社が独自に収録した様々なコンテンツを、AURO-3DやMQA、HPL-MQAといったイマーシブフォーマットで配信、実験に協力するユーザーに自宅でそれらを楽しんでもらうという試みだ。
さらに前回の連載でお知らせしたように、『ハクジュ寄席』『ピアノデュオpiaNA』といった新しいコンテンツも制作、既にωプレイヤーで試聴可能だ。今回はそれらの収録現場にも立ち会った麻倉怜士さんのご自宅にお邪魔し、ωプレイヤーのコンテンツを、150インチスクリーン+イマーシブ...