執筆陣
メーカー別最新4K/8Kテレビラインナップ⑥『ソニー ブラビア』デバイスを超えて高画質を追求。視野角の広さと、さくさく動作にも注目
液晶、有機ELを取り混ぜて、計22機種もの8Kテレビ、4Kテレビのラインナップを誇るソニー ブラビア。4K有機ELテレビを家庭用テレビの最高峰に据えるメーカーが多いなかで、同社ではデバイスには優劣をつけず、あくまでも有機ELと液晶を適材適所で使い分けるというスタンスを貫く。8Kテレビの表示素子として、有機ELではなく液晶を選んだのも、いかにもソニーらしい。
有機ELテレビの新製品A8Hに注目
まず有機ELテレビだが、BS/CS4Kダブルチューナーを備え、最上位の画質プロセッサー「X1 Ultimate(エックスワン アルティメット)」を投じた2019年登場の上級シリーズ、A9G(77/6...
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メーカー別最新4K/8Kテレビラインナップ⑤『東芝 レグザ』クラウドを通じて最適画質に自動調整。テレビ史上に残る画期的提案を実現
有機ELテレビ、液晶テレビを問わず、自慢の画像処理技術を駆使し、ノイズをていねいに抑えた緻密な4K映像を描きあげ、高い評価を得ている東芝レグザ。特に地デジ、BSといった既存の2K映像の4K変換精度の高さには定評があり、コンテンツによっては、「本当にアップコンバートなのか」と疑いたくなるような、精細感に富んだ映像を再現する。
2ライン6製品展開の有機ELレグザ
まず有機ELテレビだが、独自機能のタイムシフトマシンを備えたX9400と、シンプルに画質を志向するX8400という2ラインの展開は従来通りで、画質エンジンのチップ構成がやや異なる(後述)が、基本画質については事実上同等と考えてよいだ...
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川井ちゃんの4K/ドルビーアトモスシアターが完成! 新居完成から一年もかかった、その意外な理由とは:ホームシアターPOLE to WIN 2020(1)
F1解説者、モータースポーツジャーナリストの川井一仁さんが新居を手に入れたのは約1年前。外観から内装まで、ご自身の意向を反映した素敵な空間を実現している。その中で一番手間取ったのはリビング兼シアタールームで、なんと完成したのは今年5月に入ってからだった。というのも、川井さんと古くからのお友達で、ホームシアターのアドバイザーでもある潮晴男さんからハードウェア以外の部分でもチェックが入ったから(あくまで一因ですが)。ということで、StereoSound ONLINEではその詳細を前後編にわけてお届けします。(編集部)
縁は異なものとはよく言ったもので、川井一仁さんとお付き合いをするようになっ...
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メーカー別最新4K/8Kテレビラインナップ④『シャープ アクオス』。今年のシャープは気合充分。特に新8KテレビCX1の仕上がりは見事
いまから1年半前、新4K/8K衛星放送の開始に合わせて、8Kチューナー内蔵の8K液晶テレビ、AX1を80/70/60インチの3サイズで製品化したシャープ。このテレビが登場したことで、世界初、唯一無二の8K放送が一般家庭のリビングで楽しめるようになったわけで、その功績は計り知れない。
新型8Kテレビは画質が大幅向上!
昨年、8Kパネルは搭載するものの、8Kチューナーは内蔵しない「8K対応テレビ」のBW1(70/60インチ)を追加、そしてこの春、第2世代の8Kチューナー内蔵の8KテレビCX1(70/60インチ)シリーズが登場した(80インチサイズの8T-C80AX1は継続)。
8K液晶テレビ...
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メーカー別最新4K/8Kテレビラインナップ③『パナソニック ビエラ』。ライバルを圧倒する高画質に加えて転倒防止スタンドの安心感を強く訴求
画質を追求した高級機は「有機ELテレビ」、見やすさ(特に明るさ)と求めやすさ(価格)をバランスさせたスタンダード機は「液晶テレビ」という明確な方針を打ち出しているパナソニックの4Kビエラ。今年のラインナップでもその考え方に変わりはない。
群を抜いた高画質が魅力のGZ2000
まず有機ELだが、独自設計パネルに、駆動回路、色調制御に至るまで専用に開発した最高峰、GZ2000シリーズ(2019年7月発売)を継続販売として、汎用パネルながら、映像エンジンに新機軸を投じて、画質に磨きをかけたHZ1800/HZ1000のふたつの新シリーズが加わるという構成。2シリーズの違いはスピーカーシステムの違...
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Optomaから、超短焦点仕様の4K HDR対応DLPレーザープロジェクター「P1」が、50万円を切って登場
オーエスプラスeから、Optomaの4K HDR対応のDLP超短焦点レーザープロジェクター「P1」が、7月15日に発売される(6月29日より受注開始)。価格はオープンで、想定市場価格は¥453,000前後。
P1は、同社では初となる4Kの超短焦点レーザープロジェクター。投写距離は、約25cmで100型を、約37cmで120型を実現しており、製品を壁寄せしながら大画面を楽しめることで、リビングでの省スペースも可能としている。
明るさは3,000ルーメン 、コントラスト比は1,500,000 1というスペックを持っており、多少灯りを残したリビングシアターでの使用においても、迫力とメリハリのあ...
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メーカー別最新4K/8Kテレビラインナップ ②『TCL』。世界第2位のテレビメーカーがQLED液晶で日本に本格進出する。+TCL JAPAN ELECTRONICS 社長インタビュー
世界第2位のテレビメーカーとなった中国、TCL。同社では、QLEDという量子化ドットを使ったバックライトを装備する液晶テレビ、65X10を旗頭に7モデルで現在展開中だ。その65X10はQLED液晶の搭載のほかにも、ドルビーアトモス対応のサウンドバースタイルの音響システムも特徴とするスタイリッシュな4K対応テレビだ。 ラインナップとしてはC8シリーズ2モデル(65/55インチ)、P8S/Bシリーズ4モデル(65/55/50/43インチ)を擁する。いずれもVA液晶を採用した4K対応テレビとなっている。なお、ここで紹介する全7モデルともBS/CS4Kチューナーは非内蔵。 同社では、下記の藤原陽...
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メーカー別最新4K/8Kテレビラインナップ①『LG』。初の8Kから、4Kモデルまで全11機種!有機ELの盟主らしい豊富な製品群だ
現在、世界で唯一、大型有機ELパネルを量産するLGディスプレイを傘下に収めるLGエレクトロニクス。当然ながら、有機ELテレビのラインナップの充実ぶりでは他社を圧倒し、8Kチューナー内蔵の8K有機ELテレビ(88/77インチ)もいち早く製品化した。
4K有機ELテレビについても、付属の壁掛けガイド(取り付け金具)で、壁面にスッキリ設置できる分離型モデル、WX(65インチ)ラインを筆頭に、通常設置に加えて、隙間なく壁掛けできる一体型モデルGXライン(65/55インチ)、4Kとして幅広いサイズを揃えた画質重視の標準モデル、CX(77/65/55/48インチ)、そして液晶テレビからの買い替えを想...
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実はいま、テレビが買い時! 『最強のテレビ購入ガイド』発売
6月26日(金)に新しいテレビ購入ガイド本を発売します
4Kチューナー内蔵が当たり前となり、Netflix、Amazon Prime Videoなどのネット動画配信サービスの対応も進む4Kテレビ。機能、画質が高まり、しかも低価格化も進んでいます。世界最高画質を誇る8K放送が観られる8Kテレビのラインナップも着実に増えています。
このように、4K/8Kテレビがいま買い時を迎えています。問題は、多くのメーカーから、似たようなスペックの多種多様な製品が登場していること。自分にあった製品とはなにかが分かりづらいのが実情です。
「かんたんに、わかりやすく」がコンセプト
本別冊では、オーディオビジュ...
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TOSHIBA、4Kレグザで最新の映像調整が行なえる「クラウドAI高画質テクノロジー」対応のアップデートを開始
東芝映像ソリューションは、今年2月に発表した新4K液晶レグザ「Z740」シリーズ、「M540X」シリーズ、において、新機能「クラウドAI高画質テクノロジー」に対応するソフトウェアアップデートを開始した、と発表した。
これは、クラウド上に置かれたデータベースから、番組ごとの詳細な映像調整データを受け取って(ダウンロードして)、より高画質な映像調整を行なうというもの。
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アップデートは、放送ダウンロードと、サーバーダウンロードの2通りの方法で実施する。詳細は下記サイトを確認してほしい。
テレビ|REGZA:東芝
東芝のテレビREGZA〈レグザ〉の公式ホームページ。テレビ〈レグザ〉...