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濃密な色彩と正攻法の音響でネット動画を魅力的に描く「TCL 65C815」
外出を控えて自宅で過ごす「巣ごもり需要」の拡大により、多彩なコンテンツが手軽に楽しめるネット動画配信サービスが大盛況だ。動画配信の最大手、ネットフリックスも例外ではなく、昨年の8月末時点で日本国内の有料会員は500万人を突破。以降、会員数は増加中で、約6000万と言われる日本の世帯数の10%近くでネットフリックスが視聴されていることになる。
ネット動画配信サービスの躍進とともに、にわかに存在感を高めているテレビブランドがある。TCLだ。韓国サムスンに次ぐ世界第2位の市場シェアを誇る中国最大手のテレビメーカーだが、約3年前、日本市場に参入。激戦の市場だけに苦戦が予想されたが、ここにきてネッ...
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【麻倉怜士のCES2021 レポート06】 OLEDの次のローラブルイノベーション。LGエレクトロニクスとTCLの挑戦
LGエレクトロニクスのローラブル(巻き取り)OLEDテレビは、すでに韓国で発売されているが、TCLはフレキシブルOLEDの新しいアプリケーションをプレスカンファレンスで発表した。
製品としてどれほどのリアリティがあるかは不明だか、6.7インチのローラブルAM(アクティブ・マトリックス)OLEDはスマホ応用として、早期の登場が期待される。持ち運びは女性のコンパクトのように、文字通りコンパクトで、使う時は縦方向に延ばすと、7.8インチサイズになる。LGエレクトロニクスもプレスカンファレンスで同様のコンセプトのスマホの動画を見せた。こちらは横に伸びる。
TCLではもうひとつ、17インチの印刷...
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明るく色鮮やかな色彩でネット動画を楽しむ!TCLから先進のQLED搭載液晶テレビ65C815登場
中国のTCLというと、テレビ量販店の店頭で見たことがあるという人は少なくないだろう。残念ながら日本での知名度はこれからのブランドといえるかもしれない。しかし、TCLは創業からおよそ40年となる歴史を持ち、薄型テレビでは韓国のサムソンにつづいて世界での販売出荷台数第2位を誇るメーカーだ(2019年実績)。液晶パネルの生産から薄型テレビの生産・販売までグループ会社内で完結したテレビ事業を行ない、世界規模で活躍している。
ここでは、今秋発表されたTCLの4Kテレビのうち、メーカーがもっとも力を入れているモデル、65C815をテストした。薄型のフォルムで洗練されたデザインにまとめあげられたモデル...
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自宅テストでわかった。コンパクトでコストパフォーマンスが優れたTCL 32S515は使いやすいスマートテレビの決定版!
スマホでもPCでもなく「小型スマートテレビ」という新提案
テレビといえば、いまやインターネットに接続できるスマートテレビが一般的になりつつある。スマートテレビの普及によって、地デジやBS/CSデジタルといった従来の放送系コンテンツと、YouTubeやAbema TVのほかAmazon Prime VideoやNetflixなどサブスクリプション型の配信サービスを含むネット系コンテンツが横並びで楽しめるようになり、テレビの役割がグンと広がった。ひとつのコンテンツを通勤時はスマートフォンで、仕事の合間にはPCやタブレットで、帰宅したらリビングのスマートテレビで観る。そんなスタイルを実践してい...
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メーカー別最新4K/8Kテレビラインナップ ②『TCL』。世界第2位のテレビメーカーがQLED液晶で日本に本格進出する。+TCL JAPAN ELECTRONICS 社長インタビュー
世界第2位のテレビメーカーとなった中国、TCL。同社では、QLEDという量子化ドットを使ったバックライトを装備する液晶テレビ、65X10を旗頭に7モデルで現在展開中だ。その65X10はQLED液晶の搭載のほかにも、ドルビーアトモス対応のサウンドバースタイルの音響システムも特徴とするスタイリッシュな4K対応テレビだ。 ラインナップとしてはC8シリーズ2モデル(65/55インチ)、P8S/Bシリーズ4モデル(65/55/50/43インチ)を擁する。いずれもVA液晶を採用した4K対応テレビとなっている。なお、ここで紹介する全7モデルともBS/CS4Kチューナーは非内蔵。 同社では、下記の藤原陽...
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【麻倉怜士のIFAリポート2019】その3:技術は出尽くしたと思われた液晶に新画質技術の提案が続いた。“デュアルセル”が液晶技術の新トレンド
昨今、中国の液晶テレビメーカーは、有機ELに対抗し、コストの安い液晶でいかに高画質が獲得できるかに、力を入れている。ハイセンスの液晶2枚重ねディスプレイ「ULED XD」はその一例だ。「デュアルセル」と名付けられたこの新方式は4K液晶パネルとバックライトの間にフルHD液晶パネルを挟むというもの。ベースのフルHDパネルが画素単位で白黒信号を表示する。
考え方としては、LEDバックライトによるローカルディミンングの延長だ。バックライトでは分割ブロック数を無限に増やすことは無理だが、ULED XDでは、ベースパネルの200万画素ひとつひとつの単位で明るさをコントロールできる。小さな面積単位で、...
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TCLが、4K液晶テレビの日本市場本格参入を発表! 量子ドットパネルを搭載した「65X10」は市場想定価格20万円で発売される
TCLジャパンは本日午後発表会を開催し、日本市場で同社製4K液晶テレビの販売を本格スタートすると発表した。新製品は3シリーズ7モデルで、それぞれの型番と価格は以下の通りだ。
65X10 市場想定価格20万円前後(10月中旬発売)
65C8 市場想定価格12万円前後(9月20日発売)
55C8 市場想定価格9万円前後(9月20日発売)
65P8S 市場想定価格10万円前後(9月20日発売)
55P8S 市場想定価格7万円前後(9月20日発売)
50P8S 市場想定価格6万円前後(9月20日発売)
43P8B 市場想定価格5万円前後(9月20日発売)
TCLは、1981年に創業した中国発の総...